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クロストレーナーが『効果ない』のは嘘!継続しても痩せないNGポイントを解説!

2021年06月07日

ダイエットや下半身痩せなどの目的で利用されるクロストレーナーですが、「効果ない」と感じている方がいます。この記事では、クロストレーナーが効果ないと思われる原因や、その対処法を解説します。クロストレーナーの運動に行き詰まりを感じている方は参考にしてください。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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上でも解説した通り、脂肪を燃焼させるためには20分~30分以上運動を行うことが良いとされています。短い時間に分けて何回か運動しても構いませんが、脂肪燃焼効果を上げるには、20分以上は連続して運動するのがおすすめです。痩せる目的でクロストレーナーを使用するときは、最低でも20分以上は継続することを目安にしてください。

(有酸素運動の時間については以下の記事も参考にしてみてください)

負荷を上げる

クロストレーナーを使用する時間を伸ばしても効果が出ないときは、負荷を上げるのが良いでしょう。一気に上げると危険なので、まずは1段階上げてみてください。慣れるたびに少しずつ上げていくことで、常に体に効果的な負荷をかけることができます。

逆漕ぎや筋トレを取り入れる

時間を増やしたり、負荷を上げたりしても効果が見られないときは、トレーニングのやり方を少し変えてみると良いでしょう。まず、手軽にできるものとしては、クロストレーナーを後ろに向かって逆漕ぎするという方法があります。前漕ぎとは違った筋肉に刺激を与えられるため、トレーニングの慣れを脱却するのに役立ちます。

それでも痩せる効果が得られないときは、クロストレーナーの他にランニングやスイミングといった他のトレーニングを行うのも良いでしょう。また、クロストレーナーを使う前に筋トレを行うのもおすすめです。有酸素運動の前に筋トレを行うことで、脂肪が燃焼しやすくなると言われています。

(筋トレと有酸素運動によるダイエットについては以下の記事も参考にしてみてください)

脂肪燃焼に適した心拍数の有酸素運動をしっかり行う

効率良く脂肪を燃焼させるためには、無酸素運動よりも有酸素運動が良いと言われています。また、心拍数に注目すると、効率良く脂肪を燃焼させ、痩せる効果も期待できます。以下の記事を参考にしてください。

運動時の脈拍が最大心拍数の何%にあたるかで運動強度を推測することができます。n脂肪燃焼が効率的に行われる範囲(ファットバーンゾーン)は「ちょっときつい」と感じる「最大心拍数×40~60%」が望ましいとされています。nこれ以上の脈拍で行うと無酸素運動となり、エネルギー源は糖分が優先され脂肪が燃えにくくなります。n逆に低すぎれば脂肪が燃えるのにとても時間がかかり不効率になるといえます。nn適切な強度の範囲はカルボーネン法と呼ばれる下記の計算式から求めることができます。n目標心拍数=(最大心拍数※-安静時心拍数)×目標係数(%)+安静時心拍数n※最大心拍数=220-年齢

引用元:https://cp.glico.jp/powerpro/sports/entry114/

先程、負荷を上げるのが良いと紹介しましたが、上げすぎて心拍数が高くなってしまうのも、脂肪燃焼の点から見るとあまり良くありません。心拍数を計測し、自分に合った強度のトレーニングを行うことが重要です。

(脂肪燃焼と心拍数については以下の記事も参考にしてみてください)

クロストレーナーの効果的な使い方

クロストレーナーの効果的な使い方を確認しましょう。下半身だけでなく、上半身もしっかりと動かしてトレーニングすることがポイントです。マシンによっては心拍数などを計測しながらトレーニングできるものもあるので、有効に活用してください。

▼効果的なクロストレーナーの使い方

①マシンが止まった状態で足を乗せる
②グリップを握ってを動かす
③負荷を調整する

20~30分行うのがおすすめです。

▼クロストレーナーの使い方のコツ&注意点

・脚だけでなく、手も前後に動かすようにしましょう
・骨盤は動かさず、真っ直ぐ漕ぐようにしましょう

クロストレーナーは全身を使った有酸素運動ができますが、脚痩せやヒップアップなどの効果も期待できます。ダイエットや脂肪燃焼を目的とする方はもちろん、ボディメイクを目的とする女性にもおすすめです。

効果ないとの噂がわかるクロストレーナーの体験談

ここからは、クロストレーナーを「効果ない」と感じている方の体験談を紹介します。どのような使い方をしている方が効果ないと思っているのか、チェックしてみましょう。

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