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【動画】5点着地とは?飛び降り高さの限界は?やり方〜練習方法まで紹介!

2021年06月21日

『グラップラー刃牙』でもおなじみの5点着地。衝撃を分散させて怪我のリスクを下げる効果があるため、自衛隊の軍事訓練やパルクール・フリーランニングなどで活用されている技です。そんな5点着地の詳しいやり方や練習方法、限界の高さや注意点などを詳しく解説していきます。

転がりながら体を起こす

肩まで着地させた後は体を起こすのみです。体を倒したときの勢いのまま、体全体を回転させて膝立ちの状態まで持っていきます。体をきれいに起こすのは初心者にとって難しいことですが、続けていくうちに体が覚えていくので、諦めずに一連の動作を繰り返し練習しましょう。

5点着地の活用方法

5点着地は軍事訓練だけでなく、パルクールやフリーランニングといったスポーツにも活用されています。実際に動画を見ながら、どんな場面で5点着地が使われているのかを見ていきましょう。

パルクール

パルクールとは障害物を飛び越えたり高い壁をよじ登ったりと、スピーディーな移動に重点を置いたフランス発祥のスポーツです。パルクールではランディングとロールの2つの着地方法が主に使われています。ロールという着地技は5点着地が活用されたもので、着地後の衝撃を複数部位で分散するというものです。

高い場所から斜めに地面へと着地するときに使う技で、膝に負担をかけないために使われています。5点着地を活用した技なので似ていますが、地面に着地する部位や方向が異なります。

こちらのパルクール動画でもロールという着地技が使われています。11段ある階段の上から地面に向かって飛び降りていますが、ロールによって脚への衝撃を和らげていることがわかります。

(パルクール失敗で起きた事故については以下の記事も参考にしてみてください)

フリーランニング

フリーランニングはパルクールと似たスポーツですが厳密には違う種目です。移動を重視するパルクールに対して、フリーランニングは移動途中の技を重視しており、よりアクロバティックな技を取り入れているのが特徴的。

しかし、基本的な部分はパルクールと同じなので、フリーランニングでも5点着地を活用した着地技が使われています。こちらのフリーランニング動画でも、ロールが多様されていることがわかるでしょう。

こちらは多彩な技に挑戦する若い少年のフリーランニング動画です。高い位置から宙返りの後に、衝撃を和らげるために5点着地を活用したロールを取り入れているのがわかります。

(ランニング時の着地については以下の記事も参考にしてみてください)

5点着地を実践する際の注意点