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【動画】パルクールの死亡事故がヤバイ…。失敗して亡くなったシーンを紹介

2021年06月26日

パルクールは、走ったり跳んだりする移動動作で、身体能力の引き出しを追求するスポーツです。しかし、危険な場所で命綱なしで行う人が増えており、年々怪我や死亡事故率が増加しています。今回は、海外や日本のパルクールの失敗動画や死亡事故に繋がった動画を紹介します。

パルクールは死亡事故が多い?

パルクールは、障害物を走ったり跳んだりして移動し、身体能力を引き出す運動方法です。基本的なパルクールは、運動施設や公園など安全に配慮された場所で行われる競技です。しかし、パルクールを誤解している一部の人が、危険な場所で危険な行為を行った結果、死亡事故が多発しています。

パルクールでの死亡事故は日本も例外ではなく、中国、ロシア、アメリカを中心に過去6年間で250人以上に上ります。1年間でおよそ40人がパルクールで失敗し、死亡してしまっているのです。スリルがある動画は話題性が高く、動画の再生回数を稼げるため死亡事故率が年々高くなっています。

今回は、死亡事故に繋がったパルクールの死亡事故集やパルクール失敗の動画を紹介します。過度なパフォーマンスもなかにはありますので、注意して視聴してみてください。

【動画】パルクールの死亡事故集

パルクールを危険な場所で行ったり、危険な行為をしたりする配信者が続出し、実際に死亡する事故に繋がっています。ここからは実際に死亡事故につながった動画や怪我や死亡事故に繋がるような危険な動画について紹介します。このようなやり方では迷惑行為なので、絶対に真似しないようにしましょう。

パルクール経験者の死亡例

パルクールは経験者の人でも、死亡した例があります。こちらの動画では、パルクール経験者数名が、さまざまな場所で華麗な技を披露しています。このなかの21歳の中国人男性が、40mもの高さの橋から飛び降り、着水から数十秒もがいた後、死亡してしまう事故が起きました。

すぐにレスキュー隊を呼びましたが、到着する頃には手遅れでした。この動画のなかで起きた事故ではありませんが、橋からダイブする様子が映像に収められています。経験者でもこのような死亡する例があるので、初心者がトレーニングや練習なしで行うのは、とてもリスクが高い競技であることが分かるでしょう。

自撮りに夢中になり転落し、死亡事故

スペインのハイキングスポットで、ボルダリング中の少年がインスタグラムに投稿する自撮り写真を撮影した際、バランスを崩し30m下に転落し死亡しました。この少年は17歳で1人で命綱なしでボルダリングをしていたといいます。この自撮り写真は、インスタグラムに投稿されており、撮影した後に足を滑らせて転落したのではないかと考えられています。

目撃者はいませんでしたが近くにいた登山客によると、なにかが地面に落ちるような大きな音が聞こえたと語っています。危険な場所で危険な行為をしないのはもちろんですが、1人で危険な場所にいかないようにしましょう。

このような高層ビルや崖などの高所で自撮りを行うことをエクストリームセルフィーと呼び、エクストリームセリフィーを行う人の死亡事故が多発しています。パルクールに似た競技でもあるフリーランニングも原因の事故も、怪我や死亡事故になることも少なくありません。

高層ビルで懸垂し、死亡

中国人の男性が動画配信のパフォーマンスで、62階建ての高層ビルから転落し、死亡する事故が起きました。死者はヴォン・イオニンと男性で、映画のわき役やスタントマンなどで活動していました。この男性は、お金を稼ぐために中国のあちこちの高層ビルで危険なスタントにチャレンジしていたといいます。

死亡する原因になった事故では、命綱なしでビルの62階で懸垂を2回するというチャレンジを行っていました。チャレンジ後、屋上に這い上がろうとしましたが手が離れてしまい、約14m下のバルコニーに落下し死亡する事故が起きてしまったのです。この男性はこの他にも、1000mの高さの場所でも懸垂を行っており、危険な行為を繰り返していました。

(懸垂については以下の記事も参考にしてみてください)

日本でも死亡事故について報道

先ほど紹介した中国人のヴォン・イオニンという男性が高層ビルから転落死してしまったことを日本の報道番組でも紹介されています。この危険な動画の撮影の背景には、ヴォン・イオニンの母親が重い病気にかかっており、治療費を稼ぐために行っていたと報道しています。

面白可笑しくパルクールの撮影を行っていたのでなく、悲しい事情があって撮影をしていたという背景を知ると心が痛いでしょう。報道では、さまざまな危険な場所で危険な技をしている様子が紹介されています。

話題の中国人男性の高所危険動画