ワラビーブーツはダサい？時代遅れ？【結論→そんな訳ない】コーデ例＆おすすめを紹介

ワラビーブーツがブランドの顔になっている有名なクラークスは1825年に設立されたブランドで、定番のベージュやブラウンカラーのワラビーブーツは一度は目にしたことのある形の靴ではないでしょうか。その履き心地の良さも人気の一つです。

そんな長年愛されているワラビーブーツですが、一部ではダサいと噂されているようです。足元からコーデを楽しめる便利なアイテムであっても、ダサいと思われてしまうのであれば抵抗があるという人もいるでしょう。そこでその真相を検証すべく、Slope編集部は男女302人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・いいえ：259人
・はい：43人

アンケート結果によれば、85.8%の人は「ワラビーブーツはダサくない」と回答しています。実際にワラビーブーツを履いておしゃれなメンズコーデを組んでいる人はたくさんいます。結論から言うと、着こなし方さえ間違わなければおしゃれに見せられるということです。

一方で、14.2%の人がワラビーブーツはダサいと思っていることも事実です。ただし、どんな理由でダサいと思われているのかを知ることができれば、ダサいと思われずに済むでしょう。では、どんな理由でワラビーブーツがダサいと思われているのかを見ていきましょう。

「ワラビーブーツ」について検索すると、関連するキーワードに「ワラビーブーツ　ダサい」と出てきます。このことからも、ワラビーブーツをダサいと考えている人が一定数いるということがわかります。では、どうしてダサいと言われているのでしょうか。SNSの女性の口コミなどを元に検証してみると、以下の3つの理由にあることがわかりました。

①時代遅れな印象があるから
②季節を選ぶため使いにくい
③コーデが難しいためダサく見えがち

それでは3つの理由をさらに詳しく解説していきましょう。

やはりどうしても昔に流行ったという印象があるようで、時代遅れなイメージはあるようです。実際に数十年前から流行していますが、ワラビーブーツのデザインはシンプルでたくさんのカラーもあり、比較的どのコーデにも合わせられます。

ワラビーブーツを想像するとスエード素材が定番なので、秋冬コーデ用のアイテムだと感じる人が多いようです。ただし、春夏でも履ける質感のワラビーブーツもあるため、選び方で足元の印象は大きく変えられます。

ワラビーブーツは履き心地抜群ですが、先が丸い特徴的なデザインのため、好みがわかれるようです。ワラビーブーツの大人っぽい印象が、若い女性からは支持されない場合もあるようです。しかし比較的どんなコーディネートにも合いますし、ラフなカジュアルスタイルからきっちりとした装いのスマートカジュアルな着こなしまで幅広く合わせられます。

ワラビーブーツがダサいと思われる理由がわかったところで、今度はダサいと思われないための対策についても知っておきましょう。ワラビーブーツ自体はおしゃれなアイテムなので、要は合わせ方次第です。しっかりコーデのアクセントとして活用していきましょう。ポイントは、

・統一感を出したい場合は色を揃える
・ハズしに使う場合は他をシンプルに
・初心者は濃い目の色からチャレンジ

の3点です。それぞれ詳細を見ていきましょう。

ワラビーブーツにはさまざまな色があります。シンプルなデザインのため、その色の選び方でコーデの印象が大きく変わるのです。ワラビーブーツをコーデに溶け込ませたい、統一感を出したい場合には、アウターやボトムスと同系色のワラビーブーツを選びましょう。この画像のように青系でまとめるのも違和感がなく◎。

もちろんワラビーブーツを「ハズし」アイテムとして活用するのもアリです。その場合は、ワラビーブーツ以外のアイテムを極力シンプルにすることをおすすめします。この画像のように、上半身を黒やネイビー・ボトムスをライトグレーの無地でシンプルにしていくと、足元にくるベージュのワラビーブーツが映えるコーデになるでしょう。

それでもどういうワラビーブーツが自分に合うのかわからない、という初心者のメンズにはブラックのワラビーブーツをおすすめします。黒だとさまざまなテイストのコーデに合わせやすく、またショートブーツと同じような使い方ができるため、可愛くなりすぎないオトナなコーデも可能です。その他、ブラウンやネイビーなどの濃色も良いでしょう。

早速履き心地の良いおしゃれなワラビーブーツをゲットしてみたい！そんなメンズにぜひ注目してほしい、ワラビーブーツのおすすめを紹介します。色もブラックからブラウン・柄物まで取り上げますので、ぜひ自身のお気に入りを見つけてみてください。

ここからは、ワラビーブーツをおしゃれに取り入れた見本のようなコーデ集をお届けします。手持ちのワラビーブーツをどう組み合わせていいかわからない、コーデをある程度見てから購入したいという人にもぜひチェックしてくださいね。履き心地の良いワラビーブーツを足元に取り入れられれば、コーデの強い味方になりますよ。

ゆったりめのシャギーニットに白のパンツを合わせ、足元は定番のベージュカラーワラビーブーツでまとめた大人カジュアルなコーデです。全体的にホワイト系のコーディネートに、シャギーニットのふんわりとした印象が優しく、柔らかな印象になり女子ウケも抜群です。

▼着用アイテム

・シャギーニット：BEAUTY&YOUTH（\10,780）
・パンツ：BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（\26,400）
・ワラビーブーツ：クラークス（\24,640）

（白ニットのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

オーバーサイズの白トップスをゆったり着こなし、ハーフパンツに黒のワラビーブーツを合わせたカジュアルコーデです。一見ワラビーブーツはスポーティなコーデに合わなさそうですが、黒のワラビーブーツだと足元に違和感もなくラフさの中に綺麗めな印象を入れることができます。清潔感のある、ストリートテイストなメンズカジュアルコーデです。

▼着用アイテム

・トップス：UNITED ARROWS（\7,700）
・シュートパンツ：THOUSAND MILE（\7,425）
・ワラビーブーツ：クラークス（\30,800）

（ハーフパンツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

珍しい模様のカーディガンがアクセントになった、優しい雰囲気のカジュアルコーデです。カーディガンと濃いめのデニムに、ワラビーブーツのベージュが相性抜群です。程よいラフさがあり、オシャレ度が高く秋から冬にかけて真似したいコーディネートですね。ワラビーブーツは履き心地が良いので、たくさん歩くお出掛けシーズンにも重宝します。

▼着用アイテム

・カーディガン：ROSE BUD
・デニム：green label relaxing（\4,345）
・カットソー：J.CREW
・ワラビーブーツ：クラークス（\26,400）

（ニットカーディガンのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

上下ともゆったりした服を着ると、抜け感が出てこなれた印象になりオシャレ上級者のスタイルに見えますね。オーバーサイズのブラウンブルゾンとデニムパンツが淡く柔らかな印象なので、ワラビーブーツはあえてレザーの黒に。レザーは光沢があるので、きっちりと引き締まった印象になり全体をまとめてくれます。

▼着用アイテム

・ブルゾン：BEAMS （\8,360）
・カットソー：BEAMS （\3,960）
・レザーワラビーブーツ：クラークス（\30,800）

（ワイドパンツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

定番のMA-1×ブラウンインナーに白のパンツとベージュのワラビーブーツを合わせると、清潔感のあるきれいめカジュアルコーデになりますね。薄いベージュのワラビーブーツは、写真のような綺麗めなコーデにもカジュアルコーデにも相性抜群なのでヘビーローテーションできます。シンプルな形のおかけで、スッキリとした足元になりコーデが引き立ちます。

▼着用アイテム

・MA-1：NECESSARY or UNNECESSARY
・パンツ：MADE by sunny side up
・靴下：Happy Socks
・ワラビーブーツ：クラークス（\26,400）
・セーター：SHIPS

（メンズの白パンツコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

さっぱりとした青のカラーシャツに紺色のパンツ、そして珍しい水色紐のワラビーブーツを合わせたクリーンな印象の全身ブルー系コーデです。青色のシャツはジャストサイズを着用することで、きっちりとした清潔感のある装いになり、夏に合う爽快感のある着こなしができます。

▼着用アイテム

・シャツ：IKIJI
・パンツ：無印良品（\3,990）
・ワラビーブーツ：クラークス（\17,710）

（チノパンのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

ビッグサイズのレザージャケットに色を合わせたワラビーブーツ、サロペットを合わせた個性的なカジュアルコーデです。個性的なコーデは難しい印象がありますが、足元とアウターの色を揃えることで統一感が出て着こなしやすくなるでしょう。ワラビーブーツもシンプルかつ程よいアクセントになっています。

▼着用アイテム

・ジャケット：LOWRIDER
・サロペット：CARHARTT （\9,779）
・ワラビーブーツクラークス（\25,300）

（レザージャケットの人気ブランドについては以下の記事も参考にしてみてください）

クラシカルな印象のあるジャケットコーデもシューズの選び方によって雰囲気がガラリと変わります。カジュアルダウンしたジャケットのセットアップはトレンドにもなっていますが、足元もブラウン系のワラビーブーツできっちり固めすぎずラフさを出した大人カジュアルコーデです。

▼着用アイテム

・メガネ：AYAME（\36,300）
・ジャケット：BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（\19,800）
・パンツ：BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS（\13,750）
・Tシャツ：NIKE
・ワラビーブーツ：クラークス（\19,800）

（ジャケット×Tシャツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください。）

ワラビーブーツは定番のベージュやブラウンだけではなく、様々なカラー展開があります。定番カラーはもちろんさまざまなコーデに着まわしができて便利ですが、コーデのアクセントになるような派手なカラーや履くだけで雰囲気が変わるレザーなどもあるため、ぜひ好みの一足を見つけてみてください。

スタイリッシュで無駄のないシンプルなデザインのワラビーブーツは、メンズコーデにおいて重宝すること間違いなしということが改めてわかりました。履き心地に定評があることはもちろん、様々なカラー展開もありコーディネートの幅が広がります。長年愛されているワラビーブーツ、ぜひおしゃれコーデに取り入れてみてください。