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90年代ファッションのメンズコーデが今キテる。
90年代メンズファッションの、個性的で周りに染まらないというスタイルが今リバイバルしています。90年代というと、ニューヨークでブームとなったDJやBボーイといったストレートカルチャーがムーブメントを起こしていた時代です。そのムーブメントはアメリカ国内だけにとどまらず、日本の特に渋谷のメンズの若者たちに大きな影響を与えました。
ストリートと聞くとやんちゃなイメージがあるかもしれませんが、ヒップホップやファッションを通して若者が自己主張をし始めた時代でもあります。自身のアイデンティティを表現するために、個性的なファッションを好みました。その90年代のマインドに現代の若者たちが共感し、再評価されたことで90年代メンズファッションが今再注目されているのです。
90年代ファッションのメンズコーデの特徴
➀ヒップホップのメンズファッション
ヒップホップのメンズファッションの特徴は、オーバーサイズでダボついたファッションであることです。当時の若者たちは、自分の個性や存在を主張するために個性的な着こなしを好みました。あえてサイズの合っていないダボダボなワイドパンツを腰履きしたり、だらしなく服を着ることで、90年代当時のアメリカで深刻な問題であった黒人人種差別に反抗する意図があったとも言われています。
➁グランジ
グランジファッションの特徴は、ダメージジーンズを代表とする一見ボロボロな着こなしです。グランジは音楽のジャンルの一種で、汚れた・薄汚いという意味のGrungyが起源となっています。グランジのファッションアイコンは、ニルヴァーナのカートコバーンで、ネルシャツにダメージジーンズというシンプルな着こなしが一般的です。現在でも、海外のメンズセレブや古着愛好家から熱い支持を得ているファッションです。
➂カジュアル
アメカジコーデに欠かせないのは、リーバイスのジーンズです。現在ではあまり流通していない生デニムは定番のアイテムでした。ジーンスに合わせるのはゴツめのエンジニアブーツやハイテクスニーカーなど。また、チャンピオンなどのロゴスウェットも人気があり、古着屋さんでよく目にすることができます。
90年代ファッションのメンズコーデの秘訣
➀アメカジコーデ
アメカジを好む日本人から生まれた渋カジコーデは、現在でも一番真似しやすいコーデでしょう。アメカジの古着をメインにコーディネートをするのが主流だったため、90年代にアメリカで流行ったブランドを取り入れるのがポイントです。ジーンズならリーバイス、Tシャツやスウェットはヘインズやチャンピオンの赤タグが人気です。
アメカジコーデは、ただジーンズとスウェットを着るだけでは何の面白みのないコーデになってしまいます。ヴィンテージの小物も取り入れながらイケているアメカジファッションを目指しましょう。
(アメカジファッションについては以下の記事も参考にしてみてください)
2021春アメカジファッション特集!必須アイテム〜メンズコーデ集まで紹介!
出典:Slope[スロープ]
➁着崩したコーデ
グランジファッションをはじめとする、着崩したスタイル。ジーンズが一番取り入れやすいアイテムでしょう。ただジーンズを履くだけでなく、ダメージがあるものや激しく色落ちしているものを選ぶと、一気にグランジコーデらしくなります。カート・コバーンのようなネルシャツも、新品のパリッとしたものではなく、古着を選ぶと一気にこなれ感を出せますよ。
古着のジーンズは数多く流通していますが、あまりに擦り切れているもの、サイズが大きすぎるものは避けましょう。ファッションアイテムのひとつとして、おしゃれに取り入れることが重要です。
➂ダボついた着こなし
90年代のファッションには、ダボっとした着こなしは欠かせません。ストリートファッションの代表である、ヒップホップファッションは、ダボダボなワイドパンツを腰履きするのがマストです。少し前にレディースのワイドパンツやバギーパンツが流行りましたが、最近ではメンズのパンツもダボっとしたシルエットのものが増えてきています。
ファッション用語としてよく耳にするオーバーサイズ。オーバーサイズのジャケットやTシャツも手っ取り早くストリートファッションを取り入れるのに最適です。ダボついた着こなしをする上で気を付けなければいけないのは、上下ともにオーバーサイズだとただだらしなくなってしまうということです。あくまで、ファッションとして魅せることを忘れないようにしましょう。
90年代ファッションコーデを作るメンズトップス
ビッグシルエットTシャツ【90年代ファッションコーデを作るメンズトップス】
ストリートファッション、ヒップホップファッション、スポーティーなファッションまで90年代の流行コーデをする上で欠かせないのがビックシルエットのTシャツです。ワイドデニムや、ヒッコリーパンツ、ナイロンパンツなどなんでも合わせることができます。ひとつ持っておけば万能なアイテムです。
(オーバーサイズのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
オーバーサイズのメンズコーデ完全版!ダサ見えNG例〜着こなしテクを解説!
出典:Slope[スロープ]
ロゴスウェット【90年代ファッションコーデを作るメンズトップス】
古着でも不動の人気を誇るロゴスウェット。肩が少し落ちるくらいのゆったりとしたサイズ感で着るのが90年代風です。リーバイスの513や511など細身シルエットパンツを選び、ロールアップして長めのソックスにハイテクスニーカーを合わせると、ダサ見えせずおしゃれに着こなせますよ。
オーバーシャツ【90年代ファッションコーデを作るメンズトップス】
年代を問わず長い間人気のシャツスタイルですが、90年代は特にメンズファッションとして流行しました。トミーヒルフィガーを代表とする、フレッピーファッションは日本風に言うと大学生ファッションです。ストリートファッションとは一線を画し、清潔感があるシャツやセーターなどの優等生コーデが人気でした。シャツは一枚で着られるほか、スウェットやセーターとの重ね着にも重宝するアイテムです。
90年代ファッションコーデを作るメンズボトムス
オーバーオール【90年代ファッションコーデを作るメンズボトムス】
今ではあまり目にすることが少なくなったオーバーオール。90年代では定番の人気アイテムでした。ジーンズにはそれぞれステッチの縫い目や糸の色、ポケットの位置や大きさなど細かいデティールに違いがあります。オーバーオールも、パンツの太さだったりボタンのデザインだったりこだわりポイントがたくさんあるんですよ。ワイドタイプオーバーオールにコンバースを合わせるのが90年代流です。
グルカパンツ【90年代ファッションコーデを作るメンズボトムス】
ファッションに詳しい人なら、グルカショーツという名前を聞いたことがあるかもしれません。元々ネパールのグルカ兵という人たちが履いていたショーツなのですが、グルカパンツはそれを元にして作られた軍パンツのことです。
腰回りの独特なデティールや美しいセンタープレスが人気を博し、古着屋さんでも多く出回っています。Tシャツと合わせてラフに着こなすも良し、シャツと合わせてかっちり着こなすも良しの万能ボトムスです。
(グルカパンツの着こなしについては以下の記事も参考にしてみてください)
グルカパンツが流行の予感。着こなし術&メンズコーデ例〜おすすめアイテムまで紹介!
出典:Slope[スロープ]
バギーパンツ【90年代ファッションコーデを作るメンズボトムス】
バギーパンツの名前の由来は、袋のようなという意味です。語源から想像ができるように、袋状の全体的にゆったりとしたシルエットになっています。トップスをインしてウエストをベルトで締めポイントをつくってあげると90年代風のおしゃれな着こなしになります。無地のバギーパンツも人気がありますが、あえてチェック柄を選び、より90年代感を出すのがおすすめです。
90年代ファッションコーデを作るメンズアウター
レザージャケット【90年代ファッションコーデを作るメンズアウター】
ニルヴァーナやグリーンデイといったロックバンド、メロコアバンドが流行った90年代で人気のアウターといえば、革ジャンです。
ジャストサイズのレザージャケットにグルカパンツの着こなしは、ベーシックながらおしゃれにキマります。足元までレザーブーツでまとめるのもよいですが、あえてコンバースのジャックパーセルなどローテクスニーカーで外すと上級者の着こなしになります。
(レザージャケットのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
レザージャケットのメンズコーデ!春秋冬・カラー別の着こなしテクを徹底解説!
出典:Slope[スロープ]
デニムジャケット【90年代ファッションコーデを作るメンズアウター】
デニムジャケットは、現在でも気軽に羽織ることができるアウターのひとつですが、90年代にもブームになりました。フードつきのパーカーをインナーして、フードをアウターから出すレトロスタイルがおすすめです。また、シンプルなジャケットなので派手色のトップスや、大きなロゴのスウェットのコーデもおすすめです。
(デニムシャツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
デニムジャケットのメンズコーデ!パーカーなどインナー別の着こなしテクを解説
出典:Slope[スロープ]
コーチジャケット【90年代ファッションコーデを作るメンズアウター】
コーチジャケットは主にナイロン製のジャケットですが、色や素材にいろいろなバリエーションがあります。デニム地のコーチジャケットにジーンズを合わせたデニムonデニムの上級者コーデや、インナーをシンプルな無地Tにしてジャケットをイエローなどの目を引く色にするのも90年代ファッションです。薄手で軽く、春先から使いやすいアウターなので春夏の90年代ファッションの定番と言えるでしょう。
90年代ファッションの流行りのメンズコーデ集【春夏編】
サマーニットTシャツ×ジーンズ【90年代メンズファッション】
オーバーサイズのサマーニットを主役にしたコーデです。トップスがゆったりとしたデザインなので、ボトムスにはテーパードのシルエットを選び、上手にバランスを取っています。足元のコンバース×ラインソックスは90年代ファッションの定番です。全体をアースカラーにまとめることで、今風のおしゃれな着こなしになっています。
▼着用アイテム
・サマーニットTシャツ:STUDIOUS(¥5,940)
・デニムパンツ:ZOZO(¥3,870)
・スニーカー:CONVERSE(¥13,200)
・トートバッグ:beautiful people
チェックシャツ×バギーパンツ【90年代メンズファッション】
シンプルな白Tシャツにチェック柄のシャツを羽織った90年代のグランジファッションです。ボトムスはワイドなバギーパンツを合わせて、ビッグシルエット×ビッグシルエットの上級者コーデを完成させています。腰からちらりと見えるベルトが差し色になって、コーデ全体を引き締めていますね。
▼着用アイテム
・長袖シャツ:BARK MANHATTAN(¥2,998)
・コーデュロイパンツ:glamb (¥22,550)
・スニーカー:MIHARAYASUHIRO
・サングラス:A.D.S.R.(¥18,700)
(メンズのチェックシャツコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
メンズのチェックシャツコーデ《季節別》30選!オタク見えNG例〜お洒落な着こなし術を解説!
出典:Slope[スロープ]
ロゴスウェット×ワイドボトムス【90年代メンズファッション】
胸元にNIKEのロゴが大胆にあしらわれたスウェットのコーデです。90年代は、ブランドのロゴを見せるファッションがとても流行りました。深いグリーンとの相性も抜群で、90年代風メンズファッションのお手本のような着こなしです。スウェットを引き立たせるために、パンツは白を選んでいるところもポイントです。
▼着用アイテム
・スウェット:NIKE
・チノワイドパンツ:ユニクロ(¥1,290+消費税)
・スニーカー:無印良品
・ベルト:GU
プリントTシャツ×グルカパンツ【90年代メンズファッション】
ゴッホの名画であるCafé Terrace at Night(夜のカフェ・テラス)が転写されたインパクトのあるTシャツがメインのコーデです。トップスの色とドロップショルダー気味のディディールが個性的なので、ボトムはシンプルに、小物はブラックで合わせるなど小技が効いている着こなしです。
▼着用アイテム
・Tシャツ:EMMA CLOTHES(¥3,960)
・パンツ:古着
・ベルト:Jieda(¥11,000)
・ドレスシューズ:Hender Scheme(¥40,700)
白Tシャツ×コンバース【90年代メンズファッション】
90年代の若者がこぞって履いていたコンバースは、90年代メンズファッションの象徴とも言える象徴です。トップスに選んでいるCarhartt(カーハート) も90年代代表するブランドで、ストリートファッションには欠かせないアイテムでしょう。足元のコンバースをメインに、他をシンプルにまとめることで統一感を感じられるコーデです。
▼着用アイテム
・Tシャツ:Carhartt(¥5,121)
・デニムバギーワイドパンツ:ikka(¥4,400)
・スニーカー:CONVERSE(¥4,378)
(白シャツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
白Tシャツ×メンズコーデ30選!一枚着・重ね着〜インナーなど着こなし術を大公開!
出典:Slope[スロープ]
パジャマパンツ×ジャックパーセル【90年代メンズファッション】
ジャックパーセルといえば、グランジファッションの代名詞とも言えるニルヴァーナのカートコバーンが愛用していたことで有名ですよね。現在でも有名な靴屋さんに行けば手に入れることができますが、90年代に大流行したアイテムなのです。柄がおしゃれなパジャマパンツのサイズ感と、ジャックパーセルが最高にマッチしている着こなしです。
▼着用アイテム
・スニーカー:CONVERSE(¥10,450)
・パジャマパンツ:Supreme
・Tシャツ:ユニクロ(¥1,100)
・シャツ:Midorikawa
カーディガン×ダメージジーンズ【90年代メンズファッション】
まさにお手本のようなグランジファッションです。大きく破けたワイド気味のダメージジーンズはやりすぎなくらいが90年代流。シンプルなプリントTシャツに羽織るのは、ヴィンテージの風合いが素敵なカーディガンです。グランジの足元はもちろんコンバース。男の人が憧れる男らしい着こなしですね。
▼着用アイテム
・ダメージジーンズ::LEVI’S VINTAGE CLOTHING(¥22,000)
・モヘアカーディガン:TOWNCRAFT
・Tシャツ:古着
・スニーカー:CONVERSE ADDICT
・サングラス:Oliver Goldsmith
(ダメージジーンズのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
ダメージジーンズのメンズコーデ!ダサ見えNG例〜おしゃれ着こなしテクまで解説!
出典:Slope[スロープ]
オーバーサイズTシャツ×派手色ショーツ【90年代メンズファッション】
90年代のアメリカで大流行したブランド、THE NORTH FACEのショーツを使ったコーディネートです。ネイビーやブラックなど無難な色を選びがちなところを、原色系のパープルを選ぶことでワンランク上のスポーティーコーデになっています。足元には定番のラインソックス。90年代メンズファッションを全て取り入れたような着こなしです。
▼着用アイテム
・ポケットTシャツ:Not So Ape(¥3,850)
・ショートパンツ:THE NORTH FACE(¥6,050)
・スニーカー:VANS(¥7,150)
・腕時計:G-SHOCK(¥22,000)
90年代ファッションの流行りのメンズコーデ集【秋冬編】
ナイロンジャケット×スウェット【90年代メンズファッション】
全身をKANGOLでまとめたコーデです。ナイロンジャケットは90年代メンズファッションで必須のアイテム。Tシャツやスウェットにさらっと羽織るだけでおしゃれなストリートファッションになります。こちらのコーデではインナーをハーフジップのスウェットにすることで、レトロ感の個性的な印象になっていますね。
▼着用アイテム
・ナイロンジャケット:KANGOL(¥6,930)
・スウェット:KANGOL(¥5,500)
・ボトムス:KANGOL(¥3,520)
フリースジャケット×ジーンズ【90年代メンズファッション】
古着でも人気が高いPatagoniaのアウター。真冬にも耐えられるほどあたたかく、デザインのバリエーションも多いので、すでに持っているという人も多いのではないでしょうか。現在も毎年新しいデザインが作り続けられているので、ディディールは90年代から引き継がれているものでも色味は現代風などハイブリットなおしゃれが楽しめますよ。
▼着用アイテム
・フリースジャケット:patagonia(29,700)
・ジーンズ:Levi’s(¥19,800)
・ローファー:Dr.Martens(¥20,889)
・ソックス:ユニクロ(¥319)
ブルゾン×ローファー【90年代メンズファッション】
襟付きブルゾンのドリズラージャケットは、1940年代のイギリスが発祥と言われていますが、90年代にも人気があったアウターです。軽く羽織るだけで、上品な装いになります。こちらのコーデでは細身のくるぶし丈のパンツを合わせていますが、ゆったりしたバギーパンツと合わせてストリート風にするのもおすすめですよ。
▼着用アイテム
・ブルゾン:stein
・クルーネックT:ユニクロ(¥1,990)
・ジーンズ:ZOZO(¥4,991)
・ローファー:HARUTA(¥7,150)
ダウンアウター×ワイドパンツ【90年代メンズファッション】
真冬の必需品であるダウンコートは、THE NORTH FACEが定番です。ダウンコートは上半身にかなりボリュームが出るのでボトムスでバランスを調整しましょう。細身のジーンズでコンパクトにまとめるのもよいですが、90年代ファッションに近づけるならワイドパンツを合わせるのが正解でしょう。
▼着用アイテム
・ダウンパーカー:THE NORTH FACE(¥60,500)
・ボトムス:Needles
・ローファー:ZARA
・ビーニー:Steven Alan(¥7,150)
ニット×コーデュロイパンツ【90年代メンズファッション】
90年代メンズファッションの特徴、オーバーサイズのダボダボ感をトップスとボトムスの色遣いで上品にまとめています。トップスのセーターは袖を何回か捲ることで抜け感が出ます。ワイドなボトムスに合わせているのは、チロリアンシューズの人気ブランド、Parabootです。全体をゆるいコーデにするのではなく、一点革の小物を入れるおしゃれは見習いたい技ですね。
▼着用アイテム
・ニットセーター:YOKE
・ワイドパンツ:EMMA CLOTHES(¥9,680)
・シューズ:Paraboot(¥69,300)
(コーデュロイパンツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください)
コーデュロイパンツのメンズコーデ特集!今季の着こなし〜おすすめアイテムまで紹介
出典:Slope[スロープ]
ジャージ×ハイテクスニーカー【90年代メンズファッション】
ニットセーターにジャージを合わせるという個性的なスタイルです。90年代ファッションでもジャージは人気がありましたが、アウターに持ってくるというのは上級者コーデですね。全体的にオーバーサイズのものを選んでおり、グッチのワイドパンツとハイテクスニーカーの相性も抜群です。
▼着用アイテム
・ジャージ:my beautiful landlet(¥27,280)
・ニット:UNITED TOKYO(¥8,316)
・ボトムス:GUCCI
・スニーカー:BURBERRY
(ハイテクスニーカーがダサいかどうかについては以下の記事も参考にしてみてください)
ハイテクスニーカーってダサい?【結論→おしゃれ】女子ウケNGコーデ例を理解しよう
出典:Slope[スロープ]
ダウンアウター×ジャージ【90年代メンズファッション】
アディダスのラインパンツは、90年代にも人気があったアイテムです。スリムなシルエットがレトロで色褪せない名品です。その細身のラインパンツに合わせるのは、スニーカーではなくチロリアンシューズです。ラインパンツにダウンのアウターというスポーティーな着こなしながら、足元をかっちりとしたチロリアンシューズで外すことで、ひとつひとつのアイテムに高級感とおしゃれ感が増していますね。
▼着用アイテム
・ダウン:GU
・ボトムス:adidas(¥9,889)
・チロリアンシューズ:KLEMAN(¥19,580)
・スウェット::FREAK’S STORE(¥5,060)
流行りの90年代ファッションコーデを作る最新メンズアイテム
Champion(チャンピオン) 無地ベーシックメンズ半袖クルーネックTシャツ
90年代のメンズファッションには欠かせなかったブランド、チャンピオンのTシャツです。無地にロゴワッペンというシンプルなデザインながら、チャンピオンならではの綺麗なボックスシルエットが目を引きます。ヒップホップコーデに落とし込むなら、L~XLのオーバーサイズがおすすめです。ダボっとしたシルエットのTシャツには、足元がスッキリとしたテーパードパンツやジョガーパンツなどを合わせてバランスを取りましょう。
▼基本情報
値段:1,499円
サイズ:S M L XL
カラー:オレンジ ホワイト ブラック チャコールグレー グレー ダークグレー ブラウン ダークグリーン ネイビー ロイヤルブルー パープル レッド
Champion チャンピオン 無地ベーシックメンズTシャツ
出典:ZOZOTOWN
Champion チャンピオン 無地ベーシックメンズTシャツ
出典:Amazon
AVIREX(アヴィレックス)フランネルブロックチェックシャツ
90年代グランジファッションの代名詞とも言われるネルシャツです。ネルシャツ1枚にジーンズを合わせるだけで、90年代当時に若者のファッションアイコンとしても人気を博した、カート・コバーンのような着こなしになります。シャツというとかっちりとしたイメージがあるかもしれませんが、90年代流はインナーにTシャツを着て前のボタンは全開き。ラフに着崩すのが鉄板です。
▼基本情報
値段:6,490円
サイズ:S M L XL 2XL
カラー:レッド ブラウン ホワイト グレー グリーン
AVIREX/アヴィレックス フランネルブロックチェックシャツ
出典:ZOZOTOWN
AVIREX/アヴィレックス フランネルブロックチェックシャツ
出典:Amazon
FILA センターワンポイント刺繍クルースウェット
FILAはもともとスポーツウェアを作っていたブランドです。そのデザインがおしゃれだと話題になり、スポーティーなファッションをいち早く取り入れ始めたストリートの若者たちの間で流行しました。胸にロゴが入っているシンプルなデザインですが、カラーバリエーションが豊富なので、あえて派手な色選んでスウェットを主役にしたコーデがおすすめです。
▼基本情報
値段:1,980円
サイズ:M L XL XXL
カラー:ホワイト ブラック 杢グレー ベージュ ネイビー レッド
出典:ZOZOTOWN
出典:Amazon
Levi’s(リーバイス) 501オリジナルフィット
ジーンズの元祖、リーバイスの501は90年代ファッションにおいて欠かせない存在でしょう。ファッションにあまり詳しくない人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。元々作業着として始まったリーバイスのジーンズは、よく見てみると鉱夫が石を入れるために使ったポケットの名残があったり、ディディールにも面白みと歴史があります。少し普段よりも大きめのサイズを選ぶルーズな着こなしが90年代風です。
▼基本情報
値段:8,800円
サイズ:28~36インチ
カラー:インディゴブルー ブラック ブラック系その他 サックスブルー ダークインディゴブルー ライトインディゴブルー
出典:ZOZOTOWN
出典:Amazon
Dickies(ディッキーズ) THE ORIGINAL874ワイドチノパンツ
アメリカのワークカジュアルブランドであるディッキーズは、とにかく生地が丈夫です。元々実用的なワークウェアとして人気がありましたが、いまではファッション性も高く、チノパンならディッキーズというほど定番ブランドになっています。ストレートなシルエットながら、若干ゆとりがあるのでダボダボな苦手だけどワイドなシルエットに挑戦したいという人におすすめのカジュアルパンツです。
▼基本情報
値段:6,050円
サイズ:28~34
カラー:カーキ ブラック チャコール ダークブラウン グリーン ネイビー シルバー
Dickies / ディッキーズ THE ORIGINAL 874 ワイドチノパンツ
出典:ZOZOTOWN
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)スウェットショーツ
90年代にアメリカの若者の間で人気があったトミーヒルフィガー。デザインやファッション性はもちろんのこと、トミーヒルフィガーのブランドとしての価値が大きいので、ロゴが入ったアイテムが人気です。膝丈のハーフパンツなので、肌見せに抵抗があるメンズも安心です。足元はショートソックスにスニーカーもいいですが、スケーターファッション風にラインソックスを合わせるのもおすすめですよ。
▼基本情報
値段:5,390円
サイズ:XS S M L XL
カラー:ホワイト レッド ネイビー
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー) スウェットショーツ
出典:ZOZOTOWN
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー) スウェットショーツ
出典:Amazon
ZIP FIVE × KANGOL 切替ナイロンビッグジャケット
90年代のメンズファッションらしい、スポーティーなナイロンジャケットです。イエロー・ブルー・カーキ・パープルと斬新な色遣いが個性とおしゃれさを引き立てます。ツルツルの生地ではなく、マットな生地の質感がより独特な風合いです。たっぷりと余裕がある腕まわりが90年代感と今風の抜け感を上手に表現しています。
▼基本情報
値段:2,999円
サイズ:M L XL
カラー:グリーン ホワイト ブラック ブラック×グリーン マルチ ブラック×ベージュ
ZIP FIVE × KANGOL 切替ナイロンビッグジャケット
出典:ZOZOTOWN
ZIP FIVE × KANGOL 切替ナイロンビッグジャケット
出典:Amazon
GW*CANTON ジャケット
1963年に始まった老舗のジーンズブランドと、若者に人気のGLOBAL WORKがタッグを組んで作り上げたカバーオールです。オーバーオールはよく耳にしても、カバーオールは聞いたことがないという人も少なくないのではないでしょうか。カバーオールは、オーバーオールの上着だけの部分のことです。本来作業着として作られたので、ポケットが多く生地がしっかりしているのが特徴です。ワイドパンツ合わせるのがおすすめ。
▼基本情報
値段:4,345円
サイズ:M L
カラー:ブルー ヒッコリー
出典:ZOZOTOWN
出典:楽天
出典:公式サイト
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)Denali Jacket(デナリジャケット)
1989年に開発されたTHE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)のフリースジャケットです。まさに90年代のメンズファッションには欠かせない存在でした。学生時代に購入したノースフェイスやパタゴニアのフリースジャケットをまだ愛用しているという人も多いのではないでしょうか。20年以上経っても褪せないデザイン性と、あたたかさは名品です。フリースジャケットは古着店でも常に人気がある商品で、90年代メンズファッションをするなら必ずチェックしておきましょう。
▼基本情報
値段:19,800円
サイズ:S M L XL
カラー:ブラック ミックスグレー アーバンネイビー イエロー ブルー レッド
出典:ZOZOTOWN
出典:Amazon
Reebok(リーボック) インスタポンプフューリー DV6985
90年代から不動の人気を誇ってきたリーボックのインスタポンプフューリーです。ファッション好きの間ではポンプの愛称でも親しまれています。かかとが高くなり足元にボリュームが出るハイテクスニーカーは、スキニーのような細身のパンツから、ストリートファッションのダボダボなワイドパンツまで万能に合わせられるのが特徴です。2021年になってもその人気は衰えず、ホットなアイテムとして注目されています。
▼基本情報
値段:19,800円
サイズ:22~29cm
カラー:ブラックホワイト
出典:ZOZOTOWN
出典:楽天
出典:Amazon
90年代ファッションを理解して流行りのメンズコーデに挑戦
90年代メンズファッションの代表的なコーデと、おすすめのアイテムを紹介してきましたが、イメージがつかめたでしょうか?たった20年でも人気のブランドや流行りの着こなしはどんどん移り変わっていくものですが、90年代のブランドには名品が多く、個性的な着こなしは褪せないままで、いまでもおしゃれに着こなすことができますよ。