軍パンの再ブーム到来。お洒落なコーデ術〜今買うべきおすすめアイテムまで紹介

軍パンは軍隊で使用されていた軍服で、中でもM-51は現在のカーゴパンツの原型と言われています。ミリタリーファッションは、武骨さやストリートのイメージがありますよね。

しかし着こなし次第で、きれいめファッションにもなります。軍パンと言っても種類が沢山で、作られた年代ごとに生地感等で違いがあります。中でもM-47は名作と言われている軍パンです。

そんな軍パンの再ブームがメンズファッションに来ており、昔流行った細身や迷彩のようなパンツではなく、今季は本物に寄ったシルエットのものが流行っておりワイドなものが多いです。

そこで再ブームの軍パンですが、苦手意識がある方でも簡単におしゃれなメンズコーデができる秘訣や、コーデの解説をしていくので必見です！

軍パンと言っても種類が多いです。そこで軍パンの選び方のポイントを3つに分けて紹介します。メンズコーデの秘訣も必見です！

軍パンと言ってもワイドからテーパードの効いた細身なシルエットと色々あります。中には裾が絞れるボトムスや立体的なシルエット等もありますが、初心者の方におすすめなのは、ワイド過ぎない軍パンです。

ワイド過ぎないことで野暮ったく見えず、コーデも組みやすいです。

軍パンにも色々なデザインがあり、太腿の外側にポケットがついたカーゴパンツや、腰回りに大きなポケットがついているベイカーパンツ等が有名です。

他にもチノ素材を使用したチノパンやシルエットがサルエル風なパンツまであり軍パンと言っても様々です。

特にベイカーパンツは程良いミリタリー感で主張しすぎずコーデも組みやすいので初心者におすすめです。

また、ミリタリー感をかなり抑えたチノパンもあります。チノパンとは生地が麻等で作られたボトムスのことを言い、さりげなく軍パンをとり入れたい方におすすめです。

軍という単語を聞けば迷彩を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。しかし軍パンのメンズコーデの主流は無地のオリーブです。もちろん他にも色はありますが、ミリタリー要素をしっかりと取り入れたい方はオリーブがおすすめです。

その他の色となると黒やブラウン等があります。ミリタリー感を少し抑えられているので、コーデが組みやすいです。モードなコーデにおすすめです。

軍パンのメンズコーデの秘訣は「清潔感」を大事にすることです。ワイドなシルエットが多いので、野暮ったいコーデになりがちです。そこで、足元にきれいめの靴を合わせることで印象を格上げしてくれます。

ワイドなボトムスや寒い時期の厚着は、どうしてもダボついてしまいます。そんな時はくるぶしを少しみせたりボトムスの裾を絞ったりすることで、抜け感がでてすっきりとした着こなしになります。

軍パンはその名の通りミリタリーファッションのアイテムですが、軍パンに生地感やトップス、靴等でコーデの雰囲気が変わり、きれいめから個性派コーデまでと幅広く使えるアイテムです。

白Tシャツのシンプルで王道のメンズコーデです。ワイドなシルエットの軍パンとゆるい白Tシャツはとても相性が良いです。そこで、靴をあえてブーツにすることでラフ過ぎない着こなしになり、トレッキングハットで外してこなれ感もだしています。

▼着用アイテム
・帽子：THE NORTH FACE（¥5,170）
・靴：chausser

（白Tシャツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ベイカーパンツとポロシャツ、革靴を合わせたきれいめコーデです。ポロシャツを合わせることでラフさをプラスし、革靴がコーデの雰囲気を引き締めすっきりとした着こなしになっています。

ポロシャツをタックインし、ベルトをすることでミリタリー感を少し抑えつつも、ベイカーパンツの良さを活かした着こなしになっています。

▼着用アイテム
・パンツ：古着
・トップス:LACOSTE
・靴：nano・universe（¥10,780）
・鞄：L.L.Bean（￥7,590）
・バングル：NUMBER (N)INE（¥4,950）

（ボーダーのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ボーダーTシャツとサンダルを合わせたラフなコーデです。細身シルエットのカーゴパンツなので野暮ったくなく、サンダルを合わせることで抜け感が出ています。

シンプルTシャツ合わせることでボトムスのシルエットが活きている着こなしです。

▼着用アイテム
・ボトムス：Nigel Cabourn
・トップス：MHL.（¥14,300）
・靴：The DUFFER of ST.GEORGE（¥10,780）

ブルゾンと合わせ品がプラスされたコーデです。ブルゾンと同色系のスニーカーを合わせることで統一感と、程よいカジュアル感があります。

このコーデに革靴を合わせると、重たいコーデになってしまうのでスニーカーを合わせることがポイントです。

▼着用アイテム
・ボトムス：Nigel Cabourn
・アウター：Barbour（￥36,300）
・靴：CONVERSE

（アウターの人気メンズブランドについては以下の記事も参考にしてみてください）

M-65カーゴパンツと柄シャツを合わせたコーデです。全体的にゆったりとしたシルエットにサンダルは相性抜群で抜け感をプラスしてくれます。

しっかりとした生地感のボトムスに暗めの柄シャツを合わせることでダボつかず品のある着こなしで、上級者の装いになっています。

▼着用アイテム
・ボトムス：WAIPER.inc（¥8,580）
・シャツ：Casper John（¥4,950）
・靴：Dedes（¥4,290）
・ネックレス：AIVER（¥1,925）

（柄シャツのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

M-64カーゴパンツとビッグシルエットシャツを合わせた、ストリート系コーデです。M-64は足元にかけ細身になっていくテパードの効いたボトムスなので、シルエットが大きめのトップスでもすっきりとした着こなしになっています。

▼着用アイテム
・ボトムス：VINTAGE
・Tシャツ：Jieda
・シャツ：SHINYA KOZUKA（¥29,700）
・靴：veja
・ネックレス：Jieda（¥13,200）
・時計：CASIO（¥4,290）
・ベルト：SHINYA KOZUKA

（ストリートファッションコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

細身シルエットのベイカーパンツとシャツを合わせたきれいめシックなコーデです。シャツをタックインしないことでルーズ感がありつつも、締め色のカーディガンを羽織ることできちっと感もプラスされています。

個性派の帽子を取り入れることで程よい抜け感が加わり、ベイカーパンツのラフさを活かしています

▼着用アイテム
・ボトムス：FOB FACTORY（14,300円）
・シャツ：MANUAL ALPHABET（¥14,904）
・カーディガン：SAINT JAMES（¥11,880）
・帽子：COOCHUCAMP（¥7,480）

細身テパードの効いたカーゴパンツとパーカーのカジュアルコーデです。ボトムスの裾が絞られているのですっきりとした着こなしとなります。

足元をスニーカーにすることで軽い印象のコーデとなっています。

▼着用アイテム
・ボトムス：BLAMINK
・Tシャツ：UNIQLO（¥1,100）
・パーカー：AURALEE（￥23,430）
・靴：Converse

（パーカーのメンズコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

M-65のカーゴパンツと個性派シャツを合わせた、ミリタリー要素を上手く活かしているコーデです。シャツを派手な色のすることで地味なコーデにならず、ボトムスが活きたコーデになっています。

シャツをタックインしベルトをすることで、ボトムスとトップスがうまくまとまり、シャツを開襟にすることで抜け感が出ています。

▼着用アイテム
・ボトムス：pastime
・Tシャツ：MIXTA
・シャツ：SERO（¥13,200）
・靴：BRAND X
・帽子：ALPHA

ワイドシルエットなベイカーパンツにダウンジャケットを合わせた同色系コーデです。上下共にシルエットが大きめですが、ボトムスをロールアップすることですっきりとした印象になりメリハリがある着こなしです。

全体的にシルエットが大きいコーデは、黒等の締め色を合わせることがポイントです。

▼着用アイテム
・ボトムス：VINTAGE
・Tシャツ：CONVERSE（¥3,300）
・アウター：SHIPS JET BLUE（¥38,500）
・靴：BLUNDSTONE（¥26,400）
・鞄：RAF SIMONS
・帽子：RAGEBLUE（¥1,650）
・ピアス：INTER FACTORY（¥1,320）

トレンチコートと合わせたきれいめシックなコーデです。ニットとシャツのレイヤードで垢抜けた着こなしになります。

冬コーデはどうしても上半身が詰まりがちで重く見えますが、足元をロールアップしアンクル丈で履くことで軽い印象になります。

▼着用アイテム
・ボトムス：Nigel Cabourn
・トップス：niko and...（¥6,490）
・アウター：niko and...（¥9,790）

今買うべき軍パンを紹介します。軍パンと言っても生地感やシルエットで雰囲気が変わってきます。基本古着がやデッドストック（在庫品）が多いですが、中には復刻されている軍パンもあるので是非ご参考下さい！

フランス軍の軍パンで縫製技術が高く、デザイナーのマルタン・マルジェラがコレクションで裏返して縫製技術の高さをアピールしたことが有名です。M-47は前期と後期に分かれこちらは前期のものになり、生地が厚めな事が特徴です。

▼基本情報
値段：￥32,000
サイズ：35
カラー：不明

フランス軍にて着用されていたボトムスです。テーパードが効いたシルエットで、サテン生地が使われているので履き心地が良いのが特徴です。フロントのボタン等フランスらしいお洒落が細部にちりばめられたボトムスです。

少し光沢感のある生地なので他の軍パンとは違った味があります。

▼基本情報
値段：￥9,680
サイズ：76XC・76C・76M・76L・84XC・84C・84M・84L
カラー：オリーブ

フランス軍で着用していたボトムスです。裾にかけてテーパードの効いたシルエットで、ワイドながらもきちっと感のある軍パンです。

コーデを組みやすくきれいめコーデにもシックにもなるのでおすすめです。

▼基本情報
値段：¥14,080
サイズ：45・46
色：カーキ

M-51の後に採用されたボトムスで、生地はコットンとナイロンが一般的とされています。

この型は日本では有名で、ミリタリーの定番と言われています。王道ミリタリーファッションにおすすめのアイテムです。

▼基本情報
値段：¥8,580
サイズ：XS・S・M・L・XL
カラー：オリーブ・ブラック

こちらはアメリカ軍のボトムスでワイドすぎないシルエットが特徴です。比較的新しい軍パンで、１年間しか作られていなかったためとても数が少ないです。

黒でとてもファッションに取り入れやすいアイテムです。少し違う軍パンを探している方におすすめです。

▼基本情報
値段：￥6,380
サイズ：XXS・XS・XR・SS・SR・SL・MS
カラー：ブラック

（カーゴパンツの着こなしについては以下の記事も参考にしてみてください）

イギリス軍のボトムスで、夏に身に着けるのに最適なコットン生地が特徴です。ワイドすぎないシルエットできれいめな着こなしにおすすめです。

▼基本情報
値段：￥5,390
サイズ：約W31インチ
カラー：ベージュ

ワイドでストレートなシルエットが特徴のアメリカの軍パンです。現在のカーゴパンツの原型と言われているボトムスで、膝にタックが入っているので動きやすく機能性が良いです。

メンズコーデによく取り入れられている定番の軍パンです。

▼基本情報
値段：￥52,080
サイズ：SS・SR・MS・MR・LS・LR・XLS・XLR
カラー：オリーブ

ワイド過ぎずシンプルなシルエットが特徴のアメリカ軍60年製のベイカーパンツです。ベイカーパンツはミリタリー感が抑え目な軍パンなので、初心者におすすめのボトムスです。

▼基本情報
値段：￥9,400
サイズ：S・M
カラー：オリーブ

軍パンは軍服として着用されていたものなので、機能性や履き心地が良いことが特徴です。軍パンと言っても種類は沢山あり、太腿の横にポケットがあるカーゴパンツや大きなパッチポケットがあるベイカーパンツ等年代によって変わってきます。

ミリタリーアイテムとしてコーデの主役にもなり、様々なコーデでも活躍してくれます。古着屋等で貴重な軍パンや、忠実に似せて作られた復刻版の軍パン等もあるのでお気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか。

中田商店というミリタリーショップもありボトムスだけではなく幅広く扱われているので是非１度ご覧ください！

軍パンのメンズコーデといってもとても幅広く様々な着こなしがあります。カジュアルやストリートだけではなく、組み合わせを変えればきれいめにもシックにもなります。

年代等でデザインや生地が変わってくるので、自分好みのボトムスを探すのも楽しそうですね。是非軍パンを手に取り入れてコーデの幅を広げましょう！