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ベンチプレスの日本記録は?
パワーリフティングにおいて代表的な種目といえばスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種類です。今回はそのなかでもベンチプレスにおける日本記録を男女別に詳しく解説していきます。
現在のベンチプレスの日本記録の重量ですが、令和2年時点のもので男性370.0kg(120㎏超級/フルギア)・女性178.5kg(72㎏級/フルギア)です。近年筋肉の鍛え方のバリエーションが広がりを見せ、世界記録とともに、日本記録の重量も年々更新されています。
(ベンチプレスの世界記録については以下の記事も参考にしてみてください)
ベンチプレスの『世界記録』特集!男性・女性別!フルギア・ノーギアの違いも!
出典:Slope[スロープ]
ベンチプレス日本記録の『フルギア』『ノーギア』とは
日本記録の重量をみていくうえで、まず上記でも表記した「フルギア」そしてもう一つの「ノーギア」の違いについて理解しておきましょう。
フルギアは、ベンチプレス専用のシャツである「ベンチシャツ」を着て行うのが特徴です。このベンチシャツは競技用のもので、最大180kg程度の重量をアシストできる機能があります。ノーギアは、ベンチシャツを着ずに行うものです。当然フルギアとノーギアでは重量の最高記録も異なりますし、筋肉の使い方も変わってきます。
男性のベンチプレスの階級別の日本記録【フルギア編】
それでは男性のベンチプレス日本記録の重量を階級別にみていきましょう。まずはベンチシャツを着て行うフルギア編からです。各選手の筋肉にも注目してみてください。
男性ベンチプレス日本記録【フルギア編】:59kg級
男性59kg級におけるフルギア日本記録の重量は、2019年5月25日に千葉で行われた世界ベンチプレス大会で野田 俊彦が打ち立てた220.0kgです。
男性ベンチプレス日本記録【フルギア編】:66kg級
男性66kg級におけるフルギア日本記録の重量は、2019年7月28日に和歌山で行われた第31回近畿ベンチプレス大会で福田 将志が打ち立てた250.5kgです。
(動画で見たい方はこちら)
男性ベンチプレス日本記録【フルギア編】:74kg級
男性74kg級におけるフルギア日本記録の重量は、2015年10月31日に岐阜で行われた第27回全日本ベンチで児玉 大紀が打ち立てた300.5kgです。