トレーニングベルトは初心者も必要?効果・種類〜使う場面・使い方まで解説!

トレーニングベルトは初心者には必要ないと思う方も多いでしょう。しかし、腰をサポートしてくれるので体勢を整えてくれたり、ケガの予防も期待できます。トレーニングベルトは初心者にも必要なのか、効果や使う場面、巻き方などを紹介していきます。

監修 |パーソナルトレーナー 高津 諭
トレーニング指導歴年 大阪・兵庫を中心に活動する「食べて、鍛えて、整えて」豊かな人生を創造するパーソナルトレーニングを提供しています。 業界のパイオニアとして専門誌にも取り上げられたこともあり、...
トレーニング指導歴22年 大阪・兵庫を中心に活動する「食べて、鍛えて、整えて」豊かな人生を創造するパーソナルトレーニングを提供しています。 業界のパイオニアとして専門誌にも取り上げられたこともあり、現在、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会のマスタートレーナーとして、またJOTスポーツトレーナー学院の校長として後進の育成、指導にも尽力している■HPブログTwitter

目次

  1. トレーニングベルトとは?
  2. そもそもトレーニングベルトを付ける効果は?
  3. 体勢が崩れるのを防ぐ
  4. 姿勢やフォームが自然に身につく
  5. 腰痛やケガの防止に繋がる
  6. トレーニングベルトにはデメリットも?
  7. 血圧が急上昇する
  8. 体幹が鍛えにくくなる
  9. 正しいフォームが覚えにくい
  10. ケガのリスクが高まる恐れもある
  11. トレーニングベルトには種類がある
  12. 留金バックルタイプ
  13. マジックテープタイプ
  14. トレーニングベルトはどんな時に使う?初心者も必要?
  15. トレーニングベルトはどんな時に使う?
  16. トレーニングベルトは初心者も必要?
  17. トレーニングベルトの正しい使い方
  18. トレーニングベルトの装着方法
  19. トレーニングベルトの使い方のポイント
  20. トレーニングベルトに関する口コミ
  21. 身体の負担が楽になったと実感
  22. 腰が楽になった
  23. 腹圧がかけやすい
  24. マジックテープタイプが自分に合っている
  25. 腰の安心感を実感した
  26. 早速、トレーニングベルトを購入してみよう
  27. トレーニングベルトの効果や使い方を理解しておこう!

トレーニングベルトとは?

ジムでバーベルを使ったトレーニングの際、腰にベルトを巻いた姿を見たことがありませんか?あのベルトはトレーニングベルトと言い、装着することで腹圧が高まって体幹が安定するため、特に中級者以上が好んで使う筋トレアイテムです。この記事では効果や使う場面、初心者向けに使い方や巻き方も紹介していきます。

そもそもトレーニングベルトを付ける効果は?

トレーニングベルトを付けると体勢が崩れるのを防いだり、姿勢やフォームが自然に身についたりする効果があります。他にもどんなメリットがあるのか、トレーニングベルトを付ける効果を紹介していきます。

体勢が崩れるのを防ぐ

トレーニングベルトはデッドリフトやスクワットなどの筋トレに効果的なアイテムです。ベルトをきつく締めると腹圧が高まり、腰回りを安定することができます。腰や背中にかかる負担を軽減でき、体勢が崩れるのを防いで重量のある負荷にも耐えることができるのです。

(デッドリフトやスクワットの違いややり方については以下の記事も参考にしてみてください)

デッドリフト&スクワットの違いは?初心者向けに効果&やり方〜選び方まで徹底解説!

姿勢やフォームが自然に身につく

トレーニングベルトを付けると腰や背中の姿勢に意識が向き、正しいフォームを自然に身につける効果があります。そのため、スクワットやデッドリフトで背中を丸めないように意識したり、バーベルを持ち上げるときは後ろに反らさないことを意識したりできるのです。姿勢やフォームを身に付けて筋トレを行いましょう。

腰痛やケガの防止に繋がる

トレーニングベルトを付けると腰をしっかり固定して姿勢を整えてくれるので、腰や背中の負担を減らすことができます。バーベルスクワットなど、背中が丸くなった状態で行うと腰に負荷がかかって故障の原因になるので注意が必要です。そのためトレーニングベルトを付けて腰や背中を安定させ、腰痛やケガの防止に繋げましょう。

トレーニングベルトにはデメリットも?

トレーニングベルトは血圧が上昇したり、体幹が鍛えにくかったり、正しいフォームが覚えにくいといったデメリットもあるので注意が必要です。トレーニングベルトのデメリットを紹介していきます。

血圧が急上昇する

トレーニングベルトを付けると、血圧が急上昇する可能性もあるので注意しましょう。トレーニングベルトを付けて腹部動脈が圧迫されると交感神経が優位になり、血管が縮んでしまって血圧が上がる可能性があります。

そのため、血圧が元々高い人はより注意が必要です。軽量のときは使用しないことや、中間重量のときはゆるくするなど調整して血圧が高くなるのを防ぎましょう。

体幹が鍛えにくくなる

トレーニングベルトは付けることで腹筋に力を入れやすくなって腹圧をかけることができ、高重量を扱えるようになる効果があります。その反面、筋肉のバランスを考えながら筋トレを行えないうえ、自分で体幹を固定するのが難しくなり、体幹を鍛えられないデメリットもあるので注意しましょう。

正しいフォームが覚えにくい

トレーニングベルトを付けると姿勢を正しい位置にしてくれる効果があります。しかし、正しいフォームに意識が向かず、フォームが覚えにくいデメリットも。筋トレのパフォーマンスが低下する可能性もあるので注意しましょう。

ケガのリスクが高まる恐れもある

トレーニングベルトを付けると体幹が安定し、高重量を扱うことができるようになる効果があります。すると、普段は持ち上げることができない重さを持てるようになり、身体に負担が掛かってしまい、ケガのリスクも高まる恐れもあるのです。そのため、限界重量を超えてしまわないように注意しましょう。

トレーニングベルトには種類がある

トレーニングベルトには、大きく分けて留金バックルタイプとマジックテープタイプの2種類があります。それぞれのメリットやデメリットを紹介していきます。

留金バックルタイプ

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B078FMNCSW/

留金バックルタイプのメリットは、ベルトの穴にフックを入れて長さを簡単に調節できることです。デメリットは革製で使用されていることが多く伸縮性がないので、初心者は使いにくいことでしょう。ベルトの長さを微調整して筋トレの種目ごとに着脱したい中級者から上級者の方におすすめです。

マジックテープタイプ

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B01ABDEND0/

マジックテープタイプのメリットは、体型に合わせて微調整がしやすく軽量で使いやすいことでしょう。反面、窮屈さが軽減するので姿勢を正しくする効果も低くなります。ナイロン製のトレーニングベルトはより軽量で使いやすく、マジックテープは止めやすいので初心者の方におすすめです。

トレーニングベルトはどんな時に使う?初心者も必要?

トレーニングベルトを付けると腹圧をかけやすくなるのはわかりましたが、他にもどんな場面で使えるのか気になるポイントです。トレーニングベルトはどんな時に使うのか、使い方や初心者も必要なのか解説していきます。

トレーニングベルトはどんな時に使う?

トレーニングベルトはベンチプレスやバーベルスクワット、デッドリフトなど、身体に負荷が掛かりやすい筋トレに使いましょう。重量があると、腰痛やケガをする可能性も高まります。そのため、高重量を上げたいときは幅広タイプのトレーニングベルトを使ってしっかりと腰や背中を固定しましょう。

また、トレーニングベルトが必要ないときは軽量を扱う場合です。レッグエクステンションなど腰や背中に負荷がかからない筋トレにトレーニングベルトは必要ないので、外してから行いましょう。

トレーニングベルトは初心者も必要?

フォームが定まっていない初心者の方は腰や背中に負担が掛かり、ケガをする恐れがあります。そこで、トレーニングベルトを付けると腰や背中の負担を減らすことができるので初心者にも必要なアイテムです。

また、筋トレは継続することで成果が現れていきます。そのため、ケガをしてしまって筋トレから離脱するのを防ぐためにも、トレーニングベルトを付けてケガを防ぎましょう。さらに、ベルトの前側の幅が細くなるタイプは、腹部の負担が減って使いやすいので初心者におすすめです。

トレーニングベルトの正しい使い方

トレーニングベルトの効果を最大限引き出すためには、巻き方や付ける位置がポイントになります。ここではトレーニングベルトの正しい装着方法や使い方を紹介していきます。

トレーニングベルトの装着方法

トレーニングベルトを付ける目的の一つは腹圧を高めることですが、ゆるく巻くと効果が発揮できません。そのため、ベルトの巻き方はもう巻けないというところまで思いっきり巻くことが大切です。

また、ベルトが骨盤に引っ掛かってしまうと骨の部分で止まる可能性があるので、肋骨と骨盤の間につけましょう。さらに付けた位置から軽く下げると、ベルトの上にお腹に乗るような形になって腹圧をかけやすくなります。腕や肩の筋トレを行うときはベルトは使わないようにして、重量物を持ち上げるときはベルトを付けて終わったら外すようにします。

トレーニングベルトの使い方のポイント

トレーニングベルトは筋トレ中に腹圧をかけて姿勢を正しくし、腰痛やケガ予防を未然に防いでくれます。血圧が急上昇することもあるので重たい物を持つときに装着し、軽量のときは使用しないようにしましょう。

▼トレーニングベルトの正しい使い方
・ベルトはきつくしっかり締める
・最大挙上重量や近い重量のときのみ使う
・血圧が高くならないよう長時間締めない

トレーニングベルトは、きつすぎたりゆるすぎたりしては効果が得られません。そのため、自分のウエストに合ったサイズを選ぶようにしましょう。

トレーニングベルトに関する口コミ

トレーニングベルトに関する口コミを紹介していきます。「腰が楽になった」「腹圧がかけやすくなった」と、好意的な意見が多数です。

身体の負担が楽になったと実感

トレーニングベルトを腰に巻いただけで、身体の負担が楽になったと実感することができます。ベルトは長時間付けた状態ではなく、筋トレごとにゆるめたりきつくしたりを繰り返すことが大切です。トレーニングベルトの効果を引き出すためにきつく締めて筋トレを行いましょう。

腰が楽になった

トレーニングベルトを付けたことで、腰が楽になったと実感しています。トレーニングベルトを付けていないときは腰を痛めたことがあるような口調なので、初心者の方も使った方がいいのが伝わってきます。初心者の方は軽量のナイロン製で、マジックテープタイプが使いやすいでしょう。

腹圧がかけやすい

今年一番いい買い物をしたと言えるほど、トレーニングベルトがいいアイテムであることが伝わってきます。トレーニングベルトを付けて腹圧をかけやすいと感じたときが、買ってよかったと思える瞬間でしょう。

マジックテープタイプが自分に合っている

マジックテープタイプが自分に合っていると思う方もいるので、留金バックルタイプのどちらが自分に合って使いやすいのか考えて購入することの大切さが伝わってきます。革製は伸縮性が低いので使いにくいと感じる方も。そのため初心者の方はナイロン製がおすすめです。

腰の安心感を実感した

トレーニングベルトを付けることで腰の安定感も変えることができます。また、ベルトを付けると腹圧が掛かって力を入れやすくなる効果も期待できるのです。筋トレはケガをしてしまうとやる気も失い、継続することができなくなってしまいます。そのため、ケガ予防のためにトレーニングベルトを付けて、腰を傷めないようにしましょう。

早速、トレーニングベルトを購入してみよう

トレーニングベルトの効果が分かったところで、早速購入してみようと思った方もいるのではないでしょうか。気になった方は、Amazonと楽天のトレーニングベルトを見てみましょう。

トレーニングベルト一覧
トレーニングベルト一覧

トレーニングベルトの効果や使い方を理解しておこう!

トレーニングベルトは腰や背中をサポートして姿勢を正しくしてくれる効果が期待できます。腰痛やケガ予防に繋がるのも魅力的です。効果や使い方を理解したうえで、自分のサイズに合ったトレーニングベルトを付けて筋トレを行いましょう。