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誰でも『逆立ち歩き』をマスター出来る練習方法!効果〜習得期間まで解説!

2020年12月02日

倒立が出来ても逆立ち歩きは出来ないという人は多いでしょう。どうやったら歩けるようになるのでしょうか。この記事では、誰でも逆立ち歩きをマスター出来る練習方法を紹介していきます。また、逆立ち歩きをすることで得られる効果や習得期間なども併せて解説します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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逆立ち歩きが出来るようになりたい!

幼児の頃なら逆立ち歩きが出来たという人もいるでしょう。しかし、大人になると逆立ち歩きをする機会も無いですし、出来ないという人は多いです。そこで、逆立ち歩きをマスターしたいという人のために、逆立ち歩きが出来るようになる練習方法などを紹介していきます。

逆立ち歩きが出来るようになるメリット

逆立ち歩きは、大人になってから行ってもメリットはあるのか疑問に思う人もいるでしょう。そこで、逆立ち歩きが出来るようになることで得られるメリットを解説していきます。

血行改善

普段は頭を下にして生活することはありません。そのため、朝から夜までずっと立ち仕事をしていたりすると足がむくんでいきます。足の血流がだんだん悪くなっていくのです。

逆立ち歩きを行うことで、足に溜まっていた血液を頭の方に物理的に送るため、血行が良くなります。また、身体全体が凝っているという人も逆立ち歩きを行うことで、身体が温まりスッキリできるという効果も期待できます。

ぽっこりお腹が改善

大人になると、特別太っている訳ではないのにお腹だけぽっこりしていて気になるという人も多いでしょう。そんな人にも逆立ち歩きが効果的です。お腹がぽっこりとしてしまうのは、加齢によってお腹全体がゆるんでしまったり、重力によって内臓が垂れ下がってしまうからだといわれています。

重力に逆らって行う逆立ち歩きは、内臓を元の位置に戻してくれる効果が期待できます。また、体幹も使いお腹の筋肉にも効くため内臓の位置を正してくれるだけでなく、筋肉も付けてくれるという嬉しいメリットもあるのです。

痩せやすい体質になる

逆立ち歩きは腕の筋肉で体を支えて行う動作です。そのため、上腕や前腕などの腕の筋肉が鍛えられます。また、逆立ち歩きはバランス感覚も大切になります。逆立ち歩きによって体幹も同時に鍛えられ、腕以外にも背中やお腹、肩やお尻にも効果があります。すると身体の代謝が良くなり自然と痩せやすい身体になれるでしょう。

筋肉や体幹のトレーニングを行うことは、痩せやすい体質になれるだけではなく姿勢も正してくれます。子供でも大人でも猫背の人は多いです。しかし逆立ち歩きを行い、筋肉や体幹を鍛えることできれいな姿勢の保ち方などが自然と身に付きます。体幹や筋肉に効くトレーニングをすることで、痩せやすい体質になるだけでなく姿勢も正してくれるのです。

頭がスッキリする

頭が疲れていると感じている人にも逆立ち歩きのメリットはあります。個人差にもよりますが、逆立ち歩きを行うことで頭に血液だけでなく酸素も送られて脳がスッキリとします。また、ストレスの要因といわれているコルチゾールというホルモンの分泌を抑える効果もあるため、ストレス軽減の効果も期待できるのです。

効果は一時的ではありますが、少し頭をリセットさせたい、スッキリしたいという人にはいいでしょう。

(逆立ちのメリットについては以下の記事も参考にしてみてください)

逆立ち歩きをマスター出来る練習方法

倒立が出来ても逆立ち歩きが出来ないと悩んでいる人のために、大人でも出来る逆立ち歩きのやり方のコツを説明していきます。大人だけれど逆立ち歩きが出来るのだろうかと思っている人も、しっかりとやり方を確認して実践しましょう。

逆立ちを30秒間し続ける

逆立ち歩きの練習を始める前に、まずは逆立ちがしっかりと出来るのかを確かめましょう。逆立ちを30秒間し続けられるのかがポイントです。逆立ちをし続けられないと、逆立ち歩きを行うことは難しいです。最初は壁を使いながらでも構わないので、逆立ちを30秒間維持出来るように練習してみましょう。

腕が辛くて維持できないという人でも、毎日少しずつ練習を行うと筋肉もついて体幹もしっかりと鍛えられていきます。

壁を使いながら逆立ち歩きをする

補助なしで1人で逆立ち歩きをするのは怖いと思っている人もいるでしょう。1人で行うときは壁の近くで倒立を行い、壁をつたうようにして逆立ちで1歩、2歩と横に歩いてみてください。歩いていくうちにどのように動けばいいのかのコツも分かっていきます。

練習場所のスペースが狭くて一方向で歩けないという場合は、左右交互の移動で問題ありません。手を引きずりながらでも良いので、まずは10歩を目標に逆立ちで歩く練習をしてみてください。

お腹の方向に逆立ち歩きをする

壁を使って逆立ち歩きが出来るようになったら、今度は壁を使わずお腹の方向に逆立ち歩きで進んでみましょう。最初は1歩、2歩くらいしか出来ないかもしれません。しかし、毎日15分を1ヶ月、30日間続けると慣れてくるので、10歩くらい出来るようになっていくでしょう。

逆立ちをして前進する

お腹の方向への後進が出来るようになったら最後は逆立ちをしたまま前進、背中の方向に逆立ち歩きをしていきましょう。お腹の方向に歩けるようになっても、最初からいきなり逆立ち歩きで前進することは難しいです。出来たとしても、1歩か2歩くらいでしょう。諦めずにこちらも毎日15分を1ヶ月、30日間続けると徐々に出来るようになります。

逆立ち歩きで前に歩けるようになると、背中に倒れることがほぼなくなっていきます。そのため、壁を使うことなく自由に逆立ち歩きが出来るようになるのです。

(逆立ちのやり方のコツについては以下の記事も参考にしてみてください)

逆立ち歩きが出来るようになるまでの期間

逆立ち歩きが出来るようになる期間は、人それぞれです。最初から倒立が出来ていた人はバランス感覚や体幹がすでに鍛えられているため、逆立ち歩きの習得はそれほど難しいことではありません。しかし、初心者の人は壁を使った倒立から始め、三点倒立と徐々に難しい倒立を練習していくことになるので、それなりに長い期間かかると考えてください。

さきほど動画とともに解説した練習方法を行うと、早くて2、3ヶ月ほどで出来るようになるでしょう。

練習をして逆立ち歩きが出来るようになった体験談

逆立ち歩きが中々出来ないという人も、やり方をよく見て練習を続けていくとコツを掴み必ず出来るようになります。練習をして逆立ち歩きが出来るようになった人の体験談を紹介していきます。

補助なしで逆立ち歩きが出来た



壁を使わずに倒立が出来るようになっても、逆立ち歩きは補助をしてもらわないと怖くてまだ不安で出来ないという人も多いです。また、逆立ち歩きは補助なしでは絶対に出来ないと思っている人もいます。しかし、練習を続けていくと突然でも1人で逆立ち歩きが出来る日がやってきます。

半年以上の練習で逆立ち歩きが出来た



中々逆立ち歩きが出来ず挫けそうになる人もいるでしょう。しかし、地道に練習し続けると半年で逆立ち歩きが出来る人もいます。初めは2、3歩であってもコツを掴んで続けていくとそのうち長距離で逆立ち歩きが出来るようになるでしょう。

逆立ち歩きが20メートルくらい出来た



3年前まで倒立が出来なかった人でも練習を続けていくと、20メートルくらい逆立ち歩きをすることも出来ます。逆立ち歩きのやり方のコツが身体で理解できると、上達も早くなるでしょう。焦らずくじけないことが大切です。

逆立ち歩きを練習する際の注意点

これまで逆立ち歩きのメリットや練習方法について紹介してきましたが、逆立ち歩きを練習する際の注意点についていくつか説明していきます。

最初は壁を使う

最初から何も使わずにいきなり逆立ち歩きをしようとすると、転倒して怪我をしてしまいます。逆立ち歩きの練習方法でも説明したように、慣れないうちは無理に歩こうとせずにやり方をしっかりと見て、壁を利用しながら練習してください。

もし可能ならば全身を映す大きな鏡を目の前に置いておくといいでしょう。自分の逆立ちのフォームを確認することが出来るため、どうすれば上達するのかが分かりやすくなります。

広い場所で行う

逆立ち歩きなので、歩けるスペースを確保しておくことは大切です。倒れたときに周りが散らかっていたり、ぶつかると危険なものが置いてあると、怪我をして身体を痛めてしまいます。そのため、なるべく何もない広い場所で行い、床にはマットなど倒れても大丈夫なものを敷いてから始めてください。

食後に行わない

食べたあとすぐに逆立ち歩きを行うのは危険です。食べて消化されるはずのものが、そのまま戻ってきてしまう可能性があります。逆立ち歩きを行うことで胃の位置も変わってしまい、消化不良の原因になります。そのため、食後1時間くらいはゆっくりと休みましょう。

逆立ち歩きの練習をしてマスターしよう!

逆立ち歩きの練習方法や注意点などを説明してきました。最初からいきなり逆立ち歩きを行うのは難しいことです。まずは、倒立を完璧に出来るようになってから徐々にステップアップしていくといいでしょう。焦らずゆっくりと逆立ち歩きをマスターしていきましょう。