リーバイス501ジーンズが熱い。スキニーなどモデル別の特徴&コーデ集を紹介

今やヴィンテージものが高値で取引されるほど、リーバイス501の人気はどんどん過熱しています。そんなリーバイス501について、レギュラー・スキニー・Tなどのモデル別の特徴やおすすめコーデを紹介します。見た目にカッコいい色落ち具合や着こなし方の参考にしてください。

目次

  1. リーバイスのジーンズ『501』とは
  2. リーバイスのジーンズ『501』と『503』の違い
  3. 最も大きな違いはシルエット
  4. 見えないところに違いがある501と503
  5. もともとはボーイズモデルだった503
  6. 503は現在廃盤になっているモデル
  7. リーバイス『501』レギュラーストレートの特徴&コーデ
  8. リーバイス『501』スキニーの特徴&コーデ
  9. リーバイス『501』Tの特徴&コーデ
  10. リーバイスの『501』ジーンズ着用のコーデ集
  11. デニムシャツ×ジーンズ×ブーツ
  12. ジャケット×ベスト×シャツ×ジーンズ×ブーツ
  13. Tシャツ×ジーンズ×スニーカー
  14. デニムジャケット×シャツ×ジーンズ×革靴
  15. ニット×Tシャツ×ジーンズ×スニーカー
  16. デニムジャケット×Tシャツ×ジーンズ×革靴
  17. 早速、リーバイス『501』ジーンズをチェック!
  18. リーバイスの『501』ジーンズを購入してファッションを楽しむ!

リーバイスのジーンズ『501』とは

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今をさかのぼること100年以上前、1890年に金鉱で働く労働者のためのワークパンツとして誕生したのが、リーバイスの501です。1980年代後半から1990年代前半にかけてテレビで流れていた、リーバイスのCMに出演していたジェームス・ディーンがきっかけで、日本で501が爆発的にヒットしたのは今の中高年世代には記憶に新しいところでしょう。

世界中にあふれているジーンズの原型と言われる501だからこそ、誕生から100年以上経った今でも世界中のジーンズファンが愛してやまないのです。特に90年代に社会問題にもなった古着ブームの影響からか、今ではヴィンテージ501が数百万で取引されるほど、ヴィンテージ愛好家の間でも501の人気ぶりはとどまるところを知りません。

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リーバイスのジーンズ『501』と『503』の違い

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リーバイス製ジーンズの多くは「ロットナンバー」と呼ばれる数字で製品名が付けられますが、ジーンズ好きでも501と503の違いがよく分からないという方が少なくありません。そこで、リーバイスの定番ジーンズと名高い501と503の違いについて解説しますので、ジーンズ好きの人はぜひこの記事を読んで、リーバイスに関する知識を深めましょう。

最も大きな違いはシルエット

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王道とも言われるレギュラーフィットのストレートなシルエットが特徴的な501に対し、503は同じストレートでもルーズフィットなモデルになります。太ももが大きめの方やストリートコーデが好きな方には、ゆったりとした履き心地が魅力の503をおすすめします。

見えないところに違いがある501と503

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革パッチのロットNOが違うのは当たり前のことですが、その他のディテールで大きく違うのはフロントファスナーの造りにあります。こちらの写真を見て分かる通り、503はジッパーフライになってますが、一方の501はボタンフライになってます。男性なら、この見えない部分の違いは好みが分かれるところかもしれません。

もともとはボーイズモデルだった503

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501の派生モデルとして1930年に誕生した503ですが、当時はボーイズ向けのモデルだったそうです。それゆえに生産数が少なく、ヴィンテージリーバイスの中でも非常に希少性が高いモデルとして知られています。現在日本で販売されている503は、当時のモデルを継承したものではなく大人向けに改良されたものだということを知っておきましょう。

503は現在廃盤になっているモデル

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残念ながら、503は2018年以降リーバイスでは廃盤扱いとなっています。一部の店舗や通販サイトではいまだに在庫品が販売されていますが、すぐに売り切れてしまう可能性があります。因みに、新作としてレディースモデル「503™ B」が復刻しており、ジーンズ好きの女性から人気を集めています。

リーバイス『501』レギュラーストレートの特徴&コーデ

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リーバイス製ジーンズの中でも定番中の定番と言われるのが、501レギュラーストレートになります。足元まですとんと落ちるストレートなシルエットとボタンフライが特徴で、年代によって生地やシルエットに改良が加えられています。ちなみにこちらは93年モデルの復刻版で、腰回りや腿回りにゆとりを持たせた造りになっています。

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セルビッチデニムの象徴でもある「赤耳」が施されている501は、ジーンズ好きの多くがこのように裾上げせずロールアップして履いています。日本人体型にも適したシルエットなので、レギュラーストレートが1本あればコーデの幅が広がること間違いなしでしょう。履きこなしていくにつれ、経年劣化による色落ちが楽しめるのも魅力だと言えます。

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細すぎず太すぎない、絶妙なシルエットが魅力の501レギュラーストレート。着こなし方の定番と言えばアメカジコーデになりますが、スーツのボトムスだけをコレに変えて大人カジュアルな着こなしをしてもカッコよく仕上がります。まさに、1年中着回しが効くオールラウンダーなジーンズだと言えましょう。

▼基本情報

・値段 : ¥14,300
・サイズ : 29/30/31/32/33/34/36(インチ)
・カラー : ブルー

リーバイス『501』レギュラーストレート
リーバイス『501』レギュラーストレート
リーバイス『501』レギュラーストレート

リーバイス『501』スキニーの特徴&コーデ

出典:https://item.rakuten.co.jp/geostyle/34268-2/

レディースモデルとして人気の501スキニー。レギュラーストレートとは違い、ヒップから腿にかけたスリムフィットとスキニーレッグが特徴で、履いたときに足長効果が感じられるのが魅力です。フロントファスナーは、レギュラーストレートと同じボタンフライになっています。

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スキニージーンズは、履いたときの窮屈感が苦手だという男性も少なくありません。しかし、501スキニーはぴったりし過ぎないフィット感が魅力で、近年のスキニージーンズブームに伴い男性からの人気も上昇中です。足長効果を狙いたい男性には、ピッタリの1本だと言えるでしょう。

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このように細身の男性が501スキニーを履くと、足長効果もあってクールな印象に見えます。シンプルな着こなしだとスッキリした見た目になるし、トップスにボリュームをもたせてVラインシルエットに見せるのもアリでしょう。

▼基本情報

・値段 : ¥12,100
・サイズ : 23/24/25/26/27/28(インチ)
・カラー : インディゴブルー/ライトブルー

リーバイス『501』スキニー
リーバイス『501』スキニー
リーバイス『501』スキニー

リーバイス『501』Tの特徴&コーデ

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腰周りから足首に向けて細くなる、先細りなシルエットのことを「テーパード」と言いますが、501レギュラーストレートをベースにテーパードシルエットを取り入れたモデルが、501Tになります。501スキニーに比べて太もも周りがゆったりめになっている点が特徴で、細身のジーンズが欲しいけれどスキニーは窮屈すぎて苦手だという人におすすめです。

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前述の501スキニーと見比べると、太もも周りにゆとりがあるのが見て取れます。その反面、膝下から足首にかけてはフィット感がありますので、体型的にスキニーだと履いたときに腰回りや太ももあたりがピチピチになってしまうという方は、この501Tを試してみてください。

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若者や女性に人気の501スキニーとは違い、適度な細さが魅力の501Tは大人の男性向けなジーンズだと言えます。服装の規定が甘い職場なら、ジャケットと合わせてアメリカのビジネスマン風に着こなしてもカッコいいでしょう。体型をあまり気にすることなく履けるモデルですので、下半身をスッキリした印象に見せたいお父さん世代にもおすすめの1本です。

▼基本情報

・値段 : ¥13,662
・サイズ : 30/31/32/33/34/36(インチ)
・カラー : インディゴブルー/ブラック

リーバイス『501』T
リーバイス『501』T
リーバイス『501』T

リーバイスの『501』ジーンズ着用のコーデ集

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ひとえに501と言っても、シルエットやディテールが異なるモデルが存在することを説明してきましたが、ここからは実際に501を着用したコーデ例を紹介していきます。ジーンズコーデが苦手な方やこれからリーバイス501を買ってみたいという方は、着こなし方の参考になさってください。

デニムシャツ×ジーンズ×ブーツ

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テーパードシルエットの501Tに淡いブルーのデニムシャツを組み合わせた、清潔感のあるカジュアルコーデになります。ロールアップした501に、レッドウイング製のスウェードブーツがとてもマッチしているように見えます。キャップや腕時計といった、小物の色使いも上手い着こなし方です。

▼着用アイテム

・キャップ:木梨サイクル
・サングラス:レイバン(¥14,300)
・シャツ:DENIM & SUPPLY(¥12,100)
・ジーンズ:リーバイス(¥26,500)
・ブーツ:レッドウイング(¥35,640)
・時計:KOMONO.

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ジャケット×ベスト×シャツ×ジーンズ×ブーツ

出典:https://wear.jp/raggedmi/17965638/

上半身にヴィンテージ古着のジャケットとシャツを取り入れ、それに501のヴィンテージモデルを組み合わせたヴィンテージコーデになります。トリッカーズ製ブーツで足元を上品に仕上げながらも、頭に被っているハットのデザインが遊び心を演出しているのが着こなしのポイントです。

▼着用アイテム

・ハット:THE FAT HATTER
・ジャケット:古着
・ベスト:AT-DIRTY(¥14,850)
・シャツ:古着
・ネクタイ:ドレスヒッピー(¥8,580)
・ジーンズ:リーバイス(¥30,800)
・ブーツ:トリッカーズ(¥38,299)

Tシャツ×ジーンズ×スニーカー

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シンプルな組み合わせながら、履いている501CTの色落ち具合とヴィンテージ感が際立つ着こなし方です。最近はTシャツもビッグシルエットが人気ですが、テーパードシルエットの501CTに合わせるなら、彼が着ているようなジャストサイズのTシャツのほうが望ましいでしょう。

▼着用アイテム

・Tシャツ:SEVENDAYS=SUNDAY(¥4,389)
・ジーンズ:リーバイス(¥14,300)
・スニーカー:コンバース(¥5,938)
・サングラス:HARE(¥4,950)
・時計:ダニエルウェリントン(¥25,300)

デニムジャケット×シャツ×ジーンズ×革靴

出典:https://wear.jp/woodstocknavy5/12102687/

上下ともにリーバイスのヴィンテージモデルを取り入れて、デニムオンデニムにまとめている彼。光沢のある革靴で足元を上品に見せながらも、ジーンズのロールアップでカジュアル感を演出。デニムジャケットのボタンを閉じて、インナーのシャツを襟元だけをちょい見せさせている着こなし方が、おしゃれのポイントだと言えます。

▼着用アイテム

・デニムジャケット:リーバイス(¥41,800)
・ジーンズ:リーバイス(¥30,800)

ニット×Tシャツ×ジーンズ×スニーカー

出典:https://wear.jp/hi09048/6331800/

濃紺のニットとボーダーTを重ね着して、さりげなく中のボーダーTをちょい見せさせている着こなし方がおしゃれです。履いている501のヴィンテージ感が、トップスの上品さを上手く調和しているように見える着こなし方だと言えるでしょう。インナーをボーダーTからシャツに変えれば、また違った印象のコーデに仕上がりますのでお試しください。

▼着用アイテム

・ニット:BACK NUMBER(¥4,290)
・ジーンズ:リーバイス(¥14,300)
・スニーカー:アディダス(¥12,320)
・眼鏡:ルイス(¥4,180)
・時計:ダニエルウェリントン(¥25,300)

デニムジャケット×Tシャツ×ジーンズ×革靴

出典:https://wear.jp/levishibuya1/12982927/

色鮮やかなイエローのデニムジャケットが印象的な彼。履いているジーンズの丈感がポイントで、足元に見えるホワイトソックスとデニムジャケットの中に着ている白の無地Tが、清潔感を演出しているように見えます。同じ着こなし方でも、デニムジャケットの配色を変えれば、また違う印象に見えることでしょう。

▼着用アイテム

・デニムジャケット:リーバイス(¥49,500)
・ジーンズ:リーバイス(¥33,000)

早速、リーバイス『501』ジーンズをチェック!

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この記事では、501の現行オリジナルモデルを中心に紹介してきましたが、この他にも501のモデルは多数あります。店頭で買うのも良いですが、手っ取り早く自分好みの501を探すのなら通販サイトがおすすめです。日本では入手困難なアメリカ製501も、通販サイトなら入手しやすいので、興味のある方は早速こちらのリンクからサイトをチェックしてみましょう。

リーバイス『501』ジーンズをチェック!
リーバイス『501』ジーンズをチェック!

リーバイスの『501』ジーンズを購入してファッションを楽しむ!

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ジーンズの中でも世界的スタンダードモデルと称される501なだけに、アイテムを選ばない多彩な着こなしが楽しめること請け合いです。ジーンズ好きなら、ノンウォッシュの501を購入して自分好みの色落ち具合になるように育てていくのも楽しいことでしょう。おしゃれ好きにとって、コーデの幅を広げるうえでも501は必須アイテムですよ!