ラコステ『L1212』ポロシャツがおしゃれ。特徴・魅力〜コーデ集まで紹介

世界的な有名ブランド、ラコステは1933年にフランスで創業されました。そんなラコステの創業者であり、元テニス選手のルネ・ラコステが、紳士のスポーツにも合うエレガントさと、動きやすさの両方を追求し作られたポロシャツが『L1212』です。つまり、『L1212』はポロシャツの元祖ということになります。

袖口のリブ部分や、裾のスリット部分など細かいデザインは80年以上経った現在でも変っていません。ラコステのポロシャツ『L1212』は、トップスに合わせるだけでカジュアルな中にも、品の良さを感じられるおしゃれな着こなしに仕上がりますよ。

ここからは、ポロシャツの元祖であるラコステ『L1212』の特徴や、種類について紹介していきます。

ラコステのポロシャツ『L1212』は、長年多くの人に愛されてきたおしゃれの定番アイテムです。そんな『L1212』の特徴や、他ブランドにはない魅力を解説します。

一般的なポロシャツは1本の糸から作られた生地を使用していますが、ラコステのポロシャツ『L1212』は、2本の糸を編み合わせた生地を使用しています。そのため、他ブランドのポロシャツよりも生地が丈夫で、ハリ感があることが特徴です。丈夫なので毛羽立ちにくく、長年着ていてもヨレにくいことも魅力。

また、生地表面にはツヤ感があるため、発色が鮮やかできれいなことも魅力となっています。黒やネイビーなど、濃い色の普通のポロシャツは洗濯の繰り返しや、経年劣化によって色褪せてしまうことが多々です。ですが、ラコステの『L1212』は色褪せしにくいため、いつまでもきれいに着れますよ。

ラコステの『L1212』は、上質なスーピマコットン素材100%でできています。そのため、化学繊維などを使用したポロシャツと比べ、肌触りや着心地が抜群です。肌に触れた時にチクチクしないため、敏感肌の人でも快適に着ることができます。また、鹿の子編みを用いているので、汗をかいても肌に張り付きにくいサラリとした着心地も特徴です。

ラコステのポロシャツ『L1212』は、胸元にワニのロゴのみが入ったシンプルなデザインが魅力の1つです。どんなボトムスやアウターにも馴染んでくれます。もともとテニスでの使用を目的に作られたものなので、スポーティコーデとも相性抜群。1着持っておくだけで、幅広いジャンルのコーデに着回せますよ。

クルーネックのTシャツと違い、ラコステのポロシャツ『L1212』はその上品な風合いと美しいシルエットで、カジュアルコーデにもスマートさを演出してくれるアイテムに仕上がっています。襟元は、閉めていても開けていても立体的な形がキープされるよう、設計されていることも特徴です。

カジュアルコーデがマンネリ化している人も、『L1212』をトップスに合わせるだけで垢抜けた着こなしに。街着スタイルにはもちろん、ベーシックカラーの『L1212』なら生地感もしっかりしているため、夏のビジネスコーデにもぴったりです。

ラコステのポロシャツ『L1212』は、日本版とフランス版の2つの種類があります。この2つは、それぞれサイズ感や生地感が異なるため、どちらが自分に合っているか特徴を見比べながらチェックしてみましょう。

ラコステのポロシャツ『L1212』をトップスに合わせた、おしゃれなコーデを紹介します。いつもの春夏コーデを大人っぽくアップデートしたい人は、ボトムスの合わせ方などもぜひ参考にしてみてください。

薄いカーキ色のポロシャツにチノパンを合わせ、大人カジュアルにまとめたコーデです。ポロシャツはタックインし、ベルトでシルエットにメリハリをつけることがスタイルアップのコツ。カーキと相性のいい、オレンジソックスが差し色です。ワンポイントにビビットな色味を効かせるだけで、新鮮なコーデが完成します。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・ブーティ：ラコステ（¥30,250）

（チノパンコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ポロシャツとアンクルパンツで、大人カジュアルにまとめたメンズコーデです。それぞれブルーの明るさが違うアイテムを組み合わせていますが、同系色なので統一感がある着こなしに。アンクルパンツは裾をロールアップし、ラフに着こなすとこなれ感が生まれますよ。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・イージーアンクルパンツ：ユニクロ（¥3,289）
・スニーカー：adidas
・バッグ：COACH
・ブレスレット：BOTTEGA VENETA
・腕時計：EMPORIO ARMANI（¥44,000）

裾がリブになった細身のジョギングパンツで、ポロシャツをスポーティにまとめています。ルーズに見えすぎない理由は、オールブラックコーデを作っていることや、ジャストサイズのポロシャツを選んでいること。全体のシルエットもシャープにまとまっているので、着痩せしたい人にもおすすめな着こなしです。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・ジョギングパンツ：ラコステ（¥20,900）
・スニーカー：ラコステ
・リュック：ラコステ（¥25,300）

デイリースタイルにぴったりなラフコーデです。スウェットパンツはポロシャツのサイズ感に合わせ、細身のものを選ぶことでルーズならずスマートな雰囲気に。スニーカーや小物類はすべて黒をチョイスし、膨張色である白とライトグレーをキリッと引き締めています。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・スウェットパンツ：AZUL by moussy（¥6,589）
・サコッシュ：FREAK'S STORE（¥4,070）

サマーブラウンコーデは、垢抜けたい人に最適な着こなしです。ゆったりとしたワイドパンツはルーズに見えがちですが、ポロシャツがコンパクトなサイズ感なのでだらしなく見えず、きれいめな印象に。ぬけ感が生まれるよう、足元はシンプルな黒スニーカーで飾りすぎないコーデにまとめています。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・タックワイドパンツ：MONO-MART（¥6,009）
・ベルト：ZARA（¥2,037）
・ソックス：ユニクロ（¥319）
・スニーカー：CONVERSE（¥6,380）

　（ワイドパンツコーデについては以下の記事も参考にしてみてください））

柔らかい雰囲気が出せる、ベージュのポロシャツを使ったカジュアルコーデです。ベージュの反対色であるデニムブルーを引き立てるよう、デニム以外はベージュで統一してこなれ感を演出。白T×デニムでは出せない、程よい品の良さとカジュアルさのバランスが絶妙です。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・デニム：ユニクロ（¥4,389）
・スニーカー：THE NORTH FACE（¥27,500）

黒のポロシャツに、きれいめアイテムの革靴を合わせればシックな雰囲気漂う着こなしに。ボトムス以外をすべて黒にし、印象がぼんやりとしがちなベージュパンツをしっかり引き締め、メリハリをプラス。タックインせず、ゆるく着こなしていることも大人の余裕を感じさせています。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥13,200）
・イージースラックス：JUNRed（¥4,290）
・ブーツ：Paraboot
・時計：Daniel Wellington

ベレー帽を被り、フレンチカジュアルな雰囲気を演出したカジュアルコーデです。チェック柄ショーツが子供っぽく見えないよう、ベルトとハイカットブーツで大人っぽく仕上げています。ブルー×黒×ベージュの3色のみでコーデを作り、派手な有彩色アイテムを入れないことも、落ち着いたコーデに見せるテクです。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・バミューダショーツ：ラコステ L!VE（¥13,200）
・ベレー帽：ラコステ（¥9,460）

カーキ色のポロシャツと黒のショートパンツを組み合わせ、ブリティッシュカジュアルなコーデを作れば夏コーデも垢抜けた印象に。足元は、スニーカーと白ソックスでカジュアルダウン。メガネとクラッチバッグなど、ブリティッシュ感を引き立てる小物使いも参考になります。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・ショートパンツ：ZIP FIVE（¥2,640）

（ショートパンツコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

ポロシャツにスキニーデニムパ合わせた、シンプルなトラッドコーデです。ソックスや小物で白を取り入れば、好感度も高いクリーンな印象に。ローファーのかっちり感を和らげるよう、スキニーデニムはロールアップ。また、トートバッグでラフさを加えると、旬な着こなしに欠かせないぬけ感も出ます。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・スキニーデニム：STUDIOUS（¥11,000）
・トートバッグ：BEAMS JAPAN（¥3,190）

印象的なピンクのポロシャツは、モノクロコーデの差し色として使うと垢抜けたコーデが作れます。ボトムスには、ピンクとのコントラストが強くならない白をチョイスすることが、大人男性でも着こなしやすくなるコツです。斜めがけのサコッシュでスポーティさを加えると、おしゃれな休日スタイルに。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・チノショーツ：URBAN RESEARCH（¥8,580）
・サコッシュ：THE CASE（¥2,750）

鮮やかなグリーンとブルーの配色が目を引く、カジュアルコーデです。トップスとボトムスのインパクトが強いため、白スニーカーで足元はシンプルにまとめています。デニムの裾は軽くロールアップし、くるぶし丈にアレンジ。素足が見える丈感にすることで、夏らしい爽やかさが生まれます。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥13,200）
・デニム：リーバイス
・スニーカー：CONVERSE（¥16,500）

ポロシャツにベストを重ね着すると、ほんのりトラッドなスタイルに仕上がります。ブラウンとカーキなど、アースカラーのアイテムでまとめるコーデは今のトレンドです。トラッド感を損なわないよう、ショートパンツはハリ感があるものを選び品のよさをキープ。黒のローファーで足元を引き締めれば、晩夏にも楽しめるコーデに仕上がります。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・チノショートパンツ：Dickies
・ベスト：B:MING by BEAMS（¥6,050）

（ニットベストコーデについては以下の記事も参考にしてみてください）

オーバーサイズのナイロンジャケットをアウターに合わせた、ストリートミックススタイルです。清潔感がある白のポロシャツをインナーにすることでだらしなくならず、適度なラフさが今っぽい雰囲気に。また、モノクロコーデを作り色味はシックにまとめることで、ルーズに見えない着こなしを作れます。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・パンツ：ラコステ
・ナイロンジャケット：ラコステ
・キャップ：ラコステ（¥6,930）
・スニーカー：ラコステ（¥13,200）

派手になりがちな赤のポロシャツは、細身の黒パンツでトーンを落ち着かせればこなれたコーデに。キャップで気取らない雰囲気を加え、シックになりすぎないようまとめています。足元は白スニーカーで重たく見えないよう、配色のバランスにまで気を使っていることも見事です。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ
・リネンクロップドパンツ：UNION STATION（¥5,489）

MA-1のインナーに、ポロシャツを合わせたメンズコーデです。カーキのMA-1はアメカジ感が強いため、白のポロシャツで落ち着いた着こなしに。スニーカーとソックスは同じ白でリンクさせ、コーデ全体の白の割合を多くすることでクリーンな印象を高めています。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・MA-1：Discoat Parisien（¥4,290）
・クロップドパンツ：Discoat Parisien（¥6,490）

鮮やかなグリーンのポロシャツをインナーにし、着こなしのアクセントとして使ったメンズコーデです。Tシャツとパンツの定番コーデですが、襟元や袖口に目を引く色味のアイテムが入るだけで、一気にこなれた雰囲気にチェンジ。印象的なカラーのポロシャツは使いにくい、という人にもオススメの着こなしです。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥14,300）
・Tシャツ：GUCCI
・スラックス：古着
・ソックス：GUCCHI（¥13,200）
・スニーカー：GUCCHI（¥118,800）
・時計：CABANE de ZUCCa

白のポロシャツと黒パンツは王道コーデですが、ジョガーパンツを合わせると軽快さが加わります。タックインして上半身をコンパクトに見せれば、脚長効果も。ハイカットスニーカーで足元に立体感を作り、ストリートミックスに仕上げていることもおしゃれに見える理由です。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ
・ジョガーパンツ：ADAM ET ROPE'（¥10,780）

ブラウンのポロシャツと、ベージュのワイドスラックスを合わせた同色系コーデです。全体のシルエットをゆったりめにすることで、ぬけ感をキープしています。また、足元にかけて明るくなっていくグラデーションをさりげなく作っている、配色の仕方もさすがです。

▼着用アイテム

・ポロシャツ：ラコステ（¥17,600）
・ワイドスラックス：古着
・スニーカー：CONVERSE（¥13,200）
・キャップ：NEW ERA（¥3,960）

ラコステのポロシャツ『L1212』は、春夏コーデに大活躍するトップスです。自分に似合うポロシャツを選ぶコツは、オーバーサイズではなく自分の体型にフィットするサイズを選ぶこと。色展開も豊富なので、何色か色違いで持っておくのもおすすめです。こちらのリンク先もチェックして、自分のお気に入りの1着を見つけてみてください。

ポロシャツの元祖であるラコステ『L1212』は、どんなアイテムにも合わせやすいトップスです。ポロシャツを合わせるだけで着こなしに大人の余裕が生まれ、品を感じさせる着こなしに仕上がります。大人っぽいカジュアルコーデを作りたい人は、ぜひラコステのポロシャツ『L1212』をいつものコーデに取り入れてみてください。