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BCAAを作り置きしても大丈夫?
BCAAを含むアミノ酸はそもそもが水溶性です。BCAAに限っては少々水に溶けにくいですが、それでも時間が経てばちゃんと水に溶けてくれます。そして、作り置きというだけでBCAAの成分が劣化することはありません。むしろBCAAは作り置きをしておいて、飲みたいタイミングですぐに飲めるようにすべきです。
(筋トレ中に摂取するサプリメントについては以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレ中のサプリの優先順位!初心者〜目的別に飲むべき商品を厳選!
出典: Slope[スロープ]
BCAAを作り置きする際の保存方法は?
では、BCAAを作り置きする時はどのように保存すれば良いのでしょうか。「常温保存」「冷蔵庫に入れる」「水筒で持ち運ぶ」の3つの場合に分けて見ていきましょう。
常温保存
常温で保存してもBCAAの成分劣化はありませんが、一般的な飲み物としての衛生管理を考えるべきです。ペットボトルのドリンクを常温で放置した場合にどうなるかを想像しましょう。ぬるくなった飲み物はまずくて飲めるものではなくなりますし、菌が繁殖して衛生面で問題が出るはずです。氷を入れて冷やしたり、飲み口に直接口を付けないようにしましょう。
冷蔵庫保存
冷蔵庫に保存した作り置きのBCAAは、その日のうちに飲み切るのであれば全く問題ありません。BCAAが溶けにくいため、むしろ筋トレの数時間前からあらかじめ作り置きしてもいいくらいです。そうしておけば、筋トレが終わった頃にBCAAが溶け切って、ちょうど飲み頃になります。
水筒で持ち運んでも大丈夫?
水筒でBCAAを持ち運ぶ際には、BCAAの温度が上がらないようにする工夫が必要です。保温機能のある水筒を使うか、氷でBCAAを低温のまま維持するようにしましょう。開栓して飲んだらすぐに飲み口を閉めるなどの配慮も大切です。開栓後のBCAAは、飲み物としての鮮度が一気に落ちます。
BCAAを作り置きして成分劣化が始まるまでの時間
BCAA自体が短い時間で成分劣化しないことは前述しました。しかし、飲み物としての衛生管理を忘れてはいけません。
食品衛生学の研究で、未開封のペットボトルを開けて1口飲んでからそのままにしておくと、気温15℃の場合は2時間で飲めなくなるとの結果が出ました。気温がもっと高い場合などは想像がつくでしょう。BCAAも作り置きした後は、お茶やスポーツドリンクと同じ飲み物として扱うことが求められます。
また、一般的なサプリメントの消費期限は2年とされます。しかし、種類によって早さは異なりますが、時間とともに成分が劣化することも覚えておくべきです。よって、サプリメントを開封したら、なるべく早く使い切るようにしましょう。もちろん期限が迫るからといって過剰摂取するのはいけません。
(筋肥大に効果があるサプリメントについては以下の記事も参考にしてみてください)
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出典: Slope[スロープ]