マルジェラの足袋ブーツはダサイ？【結論→コーデ次第】初心者でも似合うコツを解説！

ファッション界に大きな衝撃をあたえ、今までのファッションを覆すようなスタイルから「マルジェラのファッションはアートだ」と言わしめたマルタン・マルジェラ。世界中のセレブたちからラブコールを受ける人気ブランドです。このブランドをよく知らない方でもマルジェラと言えば、足袋ブーツとイメージするのではないでしょうか？

マルジェラの足袋ブーツは、日本の伝統的な「足袋」からインスピレーションを受け制作されたと言われています。足袋は草履などの鼻緒がある履物用のための靴下です。また着物などの履物としても使用されることも。近年の足袋ブームにより足袋の形をした靴下なども人気です。

しかし、巷ではその独特のデザインから一部ではダサいという噂されているそうです。「自分に似合うのか」と履きこなす自信がないことで躊躇してしまう人も多いと思います。そこでその真相を検証すべくslope編集部では男女366人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・いいえ：321人
・はい：45人

アンケート結果によると。87.7%の方は「マルジェラの足袋ブーツはダサくない」と回答しています。実際に街中でもマルジェラの足袋ブーツを履いているファッション感度の高い若者を多くみられます。結論として、マルジェラの足袋ブーツがおしゃれに見えるかどうかはコーデ次第といえるでしょう。

一方では、12.3%の方がマルジェラの足袋ブーツがダサいと考えていることも事実です。しかし、どのような理由でダサいと思うのか知ることができればダサいと思われる心配はありません。ではどんな理由でダサいと思われているのか見ていきましょう。

（マルジェラについては以下の記事も参考にしてみてください）

「マルジェラの足袋ブーツ」について検索してみると、関連するキーワードに『マルジェラ　足袋ブーツ　ダサい』と出てきます。このことからも、マルジェラの足袋ブーツがダサいと考えている人が一定数いることがわかります。SNSや口コミをもとにして検証してみると、以下の3つの理由が原因だと判明しました。

①豚足のように見える
②ブランドを全面的に主張している
③定番すぎてミーハーに見えがち

それでは3つの理由について詳しく見ていきましょう。

マルジェラの足袋ブーツは日本の伝統的な「足袋」をモチーフにしたデザイン。足袋といえば、下駄や草履を履くために親指部分とほかの4本の指部分に股が分かれている仕様になっています。このモチーフが豚の足を連想するとのことで「豚足」や「豚のヒヅメ」という声が見受けられます。

マルジェラは当初、「公の場での露出を控える」「タグにブランドのロゴを入れない」といった徹底した匿名性を維持してきました。ブランドのコンセプトとしても、従来のファッション業界に反骨心を持ったデザインを発表するなど流行を追わないスタイルは数々のデザイナーからも多くの賞賛を得ています。

しかし、マルジェラのデザイナーであるマルタン・マルジェラがブランドから去った後、鬼才と呼ばれるデザイナーガリアーノが後任のデザイナーとして就任したことで今まで徹底してきた匿名性が薄れてしまうという事態に。今や足袋ブーツを見てマルジェラを連想する人々が多くなり、かつての匿名性の良さがなくなったと批判する声も見られます。

マルジェラ特有である匿名性のかっこいい魅力が損なわれたことに「ダサい」という意見につながったと考えられるでしょう。

今やSNSの影響でマルジェラの足袋ブーツはいたるところで確認できます。おしゃれに敏感な若者を通して、瞬く間にファッションの流行アイテムになりました。流行りものをみると興味がないにも関わらず、飛びついてしまう人を見て嫌悪感を感じることが「マルジェラの足袋ブーツ=ダサい」という概念につながったと思われます。

しかし、五本指ソックスや足袋型の靴下は1970年代ごろからあり決して今に始まったことではありません。またこの足袋のデザインは体に良いメリットがあり、再び注目を浴びています。女性には嬉しい冷え性改善や猫背など姿勢が悪い方には姿勢改善効果があるのでおすすめです。そのためミーハーを気にする必要はさほどないでしょう。