ヘインズ『ビーフィー』がお洒落。厚手Tシャツのサイズ感などコーデの秘訣まで解説

赤地のロゴでおなじみのヘインズ（Hanes）は、1901年アメリカで紳士用アンダーウェアを製造する会社として誕生しました。優秀な技術者による丁寧な製品が人気を博し、瞬く間に定番アンダーウェアのブランドとして定着。そんなヘインズが1975年にヒッピー文化の象徴プリントTシャツのボディとして開発したのが、『ビーフィー』です。

ヘインズの厚手Tシャツ『ビーフィー』は、6.1オンスの肉厚なコットンで作られた天竺生地のTシャツです。その肉厚で丈夫な所がまるで牛のようなのでビーフィー（BEEFY）と名付けられました。ビーフィーにはさまざまなバリエーションがあり、シンプルながらコーデの楽しみもあるTシャツで、お洒落を楽しむ人は持っておくべきTシャツと言えるでしょう。

定番Tシャツヘインズのビーフィーですが、その人気の理由はなんでしょうか。人気の秘密に迫っていきます。

天竺編み生地の厚手Tシャツビーフィーは、そのタフさが魅力。その名の通り牛のように丈夫です。6.1オンスの厚手の生地は、何度も洗いこんでも型崩れせず、特にヘタレやすい首回りもヨレることなくしっかりしています。型崩れしたTシャツは着たくないですよね。普段使いのTシャツにとっては、重要なポイントです。

（厚手Tシャツについては以下の記事も参考にしてみてください）

特に1枚で着る時に気になるのが、Tシャツの下から肌が透けること。薄いTシャツだと肌が透けてだらしない印象に。しかしヘインズのビーフィーは厚手だから肌が透けることがありません。だから直接1枚だけ着てもOK。特に暑い夏にはありがたいですね。また、春や秋などは長袖のロンT1枚で着るのが丁度よい場合もあるでしょう。透けるTシャツは嫌ですよね。

もちろんレイヤードの場合も透けるのはNG。インナーの色が透けてしまったり、はだけた前が透けていたりしたら台無しです。厚手のビーフィーなら、そんな心配はいりません。

ヘインズのビーフィーはコットン100％だから、洗えば洗うほど風合いが良くなっていきます。洗いこんでいくことで、綿が適度に毛羽立ち、肌になじんでいくのです。ゴワゴワな肌ざわりは不快ですよね。洗うごとに風合いが良くなっていくビーフィーは、何度でも着たくなるTシャツです。愛着がわき、長く愛用できることでしょう。

特に長袖の場合、よく動かす裾の肌ざわりが悪いと不快です。その点ビーフィーのロンTは長袖でも不快感のない着心地です。ビーフィーのロンTを着てみてください。その肌ざわりの良さにきっと満足するでしょう。長袖を着るならビーフィーです。

（コットンの着心地については以下の記事も参考にしてみてください）

丸胴編みは脇線に縫い目がない編み方のこと。脇線に硬い縫い目がないので、ストレスを感じさせません。また、脇線に縫い目がないと、多少の捻じれも目立ちません。今となっては扱える人も少ない丸胴編み機で編んだヘインズのビーフィーは、その希少性から他にない抜群の着心地を実現しています。

また、タグがプリントになっているのも、ストレス軽減に一役買っています。首の後ろや裾にタグがついていると、肌に当たって気になる方もいるでしょう。ヘインズのビーフィーはタグレス仕様。丸胴編みとタグレスで、ストレス要因を排除したこだわりの感じられるTシャツです。

ヘインズのビーフィーはボックスシルエット。クラシックなアメカジスタイルを象徴するボックスシルエットは、ピタッとしすぎず、かといってゆったりしすぎない絶妙なバランスのシルエットで、アメカジからゆるカジ、トラッドなスタイルまで、どんなコーデにもマッチします。また、体形のラインが出ないので、1枚で着るのにもおすすめです。

（アメカジについては以下の記事も参考にしてみてください）

ヘインズのビーフィーは、半袖なら一枚1,500円前後で購入できるお手頃価格が魅力。Tシャツは扱いやすいだけに、何枚あっても困りませんが、1枚1万円のTシャツを何枚も購入するのは正直辛いですよね。その点ビーフィーは低価格で品質にも定評のある定番Tシャツ。気軽に購入することができます。

長袖のロンTは2,000円前後、ポケットつきも同程度の値段で買えますので、コストパフォーマンス抜群と言えるでしょう。どうしても半袖に人気が集まりますが、長袖のロンTもポケットつきも、コスパを考えればお買い得です。ぜひ長袖のロンTやポケットつきにも目を向けてみてください。

（低価格で高品質なファッションについては以下の記事も参考にしてみてください）

ヘインズのビーフィーのカラーバリエーションは全16色。必ずお気に入りの色が見つかるでしょう。また、複数のカラーを所持して、カラーコーディネートを楽しむこともできますね。人気のカラーはやはり定番のホワイトですが、他のカラーにも目を向けてみてください。カラーバリエーションを楽しむことができるのも、ビーフィーの魅力のひとつです。

長袖のロンTは6色、ポケットつきは9色で半袖よりも若干少ないのですが、それでも十分豊富です。また、特別なカラーが発売されることもありますし、カラーバリエーションは追加されたり逆になくなったりしますので、気に入った色が見つかったらすぐにゲットするのがおすすめです。

ヘインズのビーフィーはXSからXLまで5段階のサイズ展開で、体形に合わせてサイズを選べます。また、あえてオーバーサイズを着る遊び心にも対応できます。1枚で着るときはオーバーサイズで、インナーならピッタリサイズなど、シチュエーションに合わせてサイズを選ぶことができるのも、幅広く支持される理由になっています。

（オーバーサイズTシャツについては以下の記事も参考にしてみてください）

ヘインズのビーフィーは種類も豊富です。クルーネックとVネック、ポケットつき、半袖と長袖、ワッフル生地のサーマルもラインナップしています。シチュエーションやコーデに合わせて自由に種類を選べるビーフィーは、カラーバリエーションやサイズ展開の豊富さと相まって、あらゆるシーンに対応します。

半袖にするか、長袖のロンTにするか、ポケTにするか等々、悩ましいほどに多種多様な種類があるビーフィーは、Tシャツはビーフィーを買い足すのみというファンもいるほどです。人気があるのは半袖ですが、ぜひ長袖のロンTやポケTにも目を向けてみてください。おしゃれの幅が広がりますよ。

（VネックTシャツについては以下の記事も参考にしてみてください）

ヘインズのビーフィは、扱っているショップが豊富で、手軽に手に入れることができます。各ネットショップから、ドンキやしまむらなどの量販店でも扱っていますので、手に入れられずショップをうろうろする必要がありません。ビーフィーは欲しくなったらすぐに手に入れられる身近な存在です。

（しまむらについては以下の記事も参考にしてみてください）

ビーフィーの設計はアメリカ基準のため、若干大きめのサイズ感となっており、サイズに悩むこともあるでしょう。そこで着用例を示しながら、サイズ感を紹介します。参考にしてみてください。

157cmでXSだとピッタリサイズ。同じ身長でSだと若干余裕が出るでしょう。そのあたりは好みでどうぞ。

160cm・Mサイズだと若干余裕のあるサイズ感に。Lでビッグシルエットを意識してもよいと思います。

165cm・Mサイズはピッタリサイズ。スリムな印象になります。

171cm・Mサイズだと若干タイト。タイトなサイズだとスポーティーな印象になりますね。

171cm・XLは余裕のあるサイズになります。

176cm・Lサイズで若干の余裕がある感じです。

多彩なラインナップのヘインズのビーフィーの商品ラインナップを紹介します。ロンT、ポケT、サーマルまで、多様な種類が揃っています。

（サーマルについては以下の記事も参考にしてみてください）

ヘインズ『ビーフィー』を使ったコーデを紹介します。半袖か長袖か、色はどうするか、合わせるパンツはどうするか。多様なビーフィーなら、自由自在にコーデが可能です。ぜひ参考にして、女子ウケコーデを狙いましょう。

大きめのピンクの柄シャツをはだけて、ビーフィーを見せています。パンツはブルーのストレートデニムですっきりさせ、Vラインを意識したコーデに。黒のキャップがアクセントになった、休日スタイルです。

▼着用アイテム

・Tシャツ：ヘインズ（￥1,650）
・キャップ：エンダースキーマ（￥16,500）
・シャツ：AIE（￥11,103）
・デニムパンツ：AURALEE（￥25,100）
・サンダル：OOFOS（￥7,480）
・眼鏡：MOSCOT（￥34,100）

（柄シャツについては以下の記事も参考にしてみてください）

ビーフィーTとパンツを共にグレーで統一し、インディゴブルーのカーディガンをさらりと羽織ったシンプルコーデ。すっきりさわやかなIラインシルエットでリラックスムードを演出していますね。

▼着用アイテム

・Tシャツ：ヘインズ（￥1,650）
・カーディガン：BACK NUMBER（￥3,300）
・パンツ：EDWIN(￥7,590）

（カーディガンについては以下の記事も参考にしてみてください）

襟の大きなダウンジャケットをビーフィーの上に羽織って、ワイルドな男らしい印象のコーデになっています。無地なので少々胸元が寂しくなるところを、ペンダントをアクセントに使っているのが効いていますね。パンツはスリムなストレートで暑苦しい印象になるのを避けています。

▼着用アイテム

・Tシャツ：ヘインズ（￥2,090）
・ダウンジャケット：THE NORTH FACE（￥60,500）
・ネックレス：amp japan（￥8,800）
・スニーカー：VANS（￥7,700）
・パンツ：GRAMICCI（￥12,980）

（THE NORTH FACEについては以下の記事も参考にしてみてください）

Tシャツにショートパンツというと、若見えにはなりますが、一歩間違えると子どもっぽい印象を与えてしまいます。そこでテーパードの効いたパンツをチョイスし、全体的に落ち着いた印象の色でまとめて、大人の休日といった雰囲気を醸し出すことに成功。そこにビーフィーの白を見せることで爽やかさも加味し、印象の良いコーデになっています。

▼着用アイテム

・Tシャツ：ヘインズ（￥1,650）
・シャツ：UNITED ARROWS（￥7,590）
・パンツ：GRAMICCI（￥7,600）

（ショートパンツについては以下の記事も参考にしてみてください）

グリーンのビーフィーからタンクトップの裾を覗かせ抜け感を出しつつ、スリムなストレッチパンツですっきりした印象になっています。ショルダーバッグで無地Tシャツを装飾し、首元のネックレスをアクセントに。カジュアルコーデですが、隙がありません。

▼着用アイテム

・Tシャツ：ヘインズ（￥1,650）
・タンクトップ：kutir（￥921）
・パンツ：UNIQLO（￥2,990）
・スニーカー：VANS（￥9,350）
・ショルダーバッグ：DEVICE(￥8,800)
・腕時計：furbo　design（￥26,400）
・ネックレス：INTERFACTORY（￥1,980）

（ショルダーバッグについては以下の記事も参考にしてみてください）

半袖、長袖、ポケTなど多種多様なヘインズ『ビーフィー』を以下のサイトでチェックしてみてください。

ヘインズ『ビーフィー』は着心地の良さ、耐久性の高さ、そしてお洒落度満点の万能ワードローブです。半袖も長袖も、ポケットありもなしも、ビーフィー本来の良さは変わりません。多種多様なビーフィーを使い分ければ、おしゃれの幅が広がること間違いなしです。