フォームローラーで『首コリ』を解消！使い方を誤ると危険？動画でやり方を解説！
トレーニング用具でもあるフォームローラーは、枕代わりにして首を動かすだけでも筋膜リリースの効果が期待できます。この記事では、ストレートネックにも効果があるフォームローラーの使い方や、初心者の方でもできる首の付け根までしっかりほぐすやり方などを紹介しています。
目次
フォームローラーで首コリをほぐすメリット
トレーニングなどで活用されるフォームローラーは、首コリの解消にも効果が期待できます。筋トレ初心者の方でも扱いやすいフォームローラーで首コリをほぐすことによって、以下のメリットが期待できます。
・血流の改善効果
・片頭痛などの軽減
・首が動きやすくなって肩こりが改善する
・ストレートネックや猫背の改善
下記ではこれらのメリットについて詳しく紹介しているので、フォームローラーの詳しい使い方や効果などをチェックする前に、まずはこちらを押さえてみてください。
柴山智幸
自分自身でおこなう筋膜リリースをSMR(Self-Myofascial Release)と呼びます。 フォームローラーは1番手軽なSMRツールと言えます。 記事を読んだ上で、さらに調べてみて自分に合うか判断して試してみてください！
血流の改善効果
フォームローラーで首コリをほぐすことで、まず期待できるのが血流改善効果です。血流が改善されれば脳に酸素を送りやすくなり、リフレッシュや集中力アップなどの効果が期待できます。
脳は酸素が不足すると物忘れが多くなったり思考力の低下などの悪影響が出てくるので、普段から首コリを解消しておくことで仕事などの効率低下を避けられます。
柴山智幸
筋膜が硬くなると神経を圧迫し、血流の低下に繋がります。筋膜の硬さを軽減させることで血流の改善が期待できます。
（筋トレに対する集中力アップ効果については以下の記事も参考にしてみてください）
緊張型頭痛の軽減
首コリを解消することにより、緊張型頭痛の軽減も期待できます。緊張型頭痛の場合は対処法として首のマッサージを行う方もいますが、首の筋肉に余計に負担をかけてしまうのでやめた方がよいでしょう。
緊張型頭痛は筋肉に負担がかかりすぎて硬くなってしまうのが原因なので、フォームローラーでほぐすことによって頭痛の軽減効果が期待できるとされています。やり方についてはのちの見出しで紹介していくので、参考にして取り組んでみてはいかがでしょうか。
柴山智幸
緊張型頭痛には様々な原因がありますが、結果的に筋肉が硬くなることで神経を圧迫し、血流が滞り頭痛が発生します。フォームローラー等で硬さを取ってあげることと同時にリラックスできる環境で時間を過ごしたり正しい呼吸をできるように練習することも大切です。
首が動きやすくなって肩こりが改善する
首のコリをほぐすことで、自然に首が動きやすくなります。首コリがあると上や横を向いたときなどに違和感があるので、動きやすさはコリがあるかどうかのバロメーターにもなります。
特にデスクワークが多い人やスマホの使用回数が多い人は同じ姿勢でいることが多く、知らず知らずのうちに首が動きにくくなっていることもあります。首コリを解消して、首がスムーズに動くようにしておきましょう。
また、デスクワークなどが原因で肩こりに悩まされる人も多いですが、肩コリに悩んでいる人は、首コリを起こしている可能性も高いです。肩甲骨が凝ると首コリ・肩コリを引き起こし、不快なだけでなく仕事・趣味での作業効率も低下してしまいます。フォームローラーで筋膜リリースを行い、肩こりを改善していきましょう。
柴山智幸
筋肉が硬い状態では本来の可動域が出ません。筋肉の硬さを取ってあげることで首が動きやすくなり、血流も改善して肩こりも改善していきます。
（肩こりを筋トレで解決する方法については以下の記事も参考にしてみてください）
ストレートネックや猫背の改善
フォームローラーで首コリをほぐせば、ストレートネックや猫背を改善することも可能です。ストレートネックとはその名の通り首の骨がまっすぐになってしまった状態のことで、頭の重さが首の周辺にそのままかかってしまうことで頭痛や肩こり、めまいなどの原因にもなります。
ストレートネックの原因は猫背であると言われていますが、首コリの筋肉をほぐすことで改善がみられます。デスクワークが多い人だけでなく、スマホを長時間使用する人なども試してみてください。