フォームローラーで『巻き肩』改善！筋膜リリースで猫背・肩こりも解消できる！

フォームローラーとは、マッサージしたりストレッチしたりできるフィットネスアイテムです。さまざまな使い方がありますが、今回はフォームローラーで巻き肩が改善できる理由を解説していきます。

巻き肩の方の多くは、猫背や姿勢の悪さが原因です。主にデスクワークなどされている方に巻き肩の症状が増加しており、気を付けをして手の甲が前に向いてしまう方は巻き肩の可能性が高いです。背中が丸まっている状態が長時間続くと、背骨の部分や肩甲骨のあたりの筋肉が固まうことで巻き肩になってしまいます。

硬くなった筋肉にフォームローラーを当てほぐすことで、巻き肩の症状が改善します。この固まった筋肉を解きほぐすことを筋膜リリースといいます。

（巻き肩や猫背の改善については以下の記事も参考にしてみてください）

フォームローラーをうまく活用してストレッチやトレーニングを行うと、以下のようなメリットがあります。

①姿勢、見た目が美しくなる
②肩こりが改善する
②呼吸がしやすくなる
③ポッコリお腹が改善する

それでは、「①姿勢、見た目が美しくなる」といったポイントから順にチェックしていきましょう。

巻き肩を改善し姿勢がよくなることで、明るく美しい印象に変わります。巻き肩になると背中が丸まり前かがみな姿勢になってしまうことで、どこか自信がなさそうに見えてしまったりネガティブな印象に見えてしまいます。

巻き肩を改善することで以前よりも凛とした印象に見え、曲がった背筋が伸びるので身長も1～2㎝ほど伸びる効果もあります。さらに、体のコリがなくなることで血流など改善し体の調子もよくなり、自然とダイエットなどの効果に繋がります。

フォームローラーを使い、巻き肩改善ストレッチを行うと肩こりも改善することができます。デスクワークやスマホなどの見過ぎによるストレートネックは、肩甲骨の下あたりの背骨周囲の筋肉が張っていることが原因で起きています。

フォームローラーで背骨周辺の筋膜リリースを行うことで、筋肉のコリがほぐれて肩がぐっと軽くなります。猫背や巻き肩による肩こりは、肩をマッサージするよりも肩甲骨周辺に負荷がかかっているため、背骨をポイントにコリをほぐした方が肩こりが楽になります。肩をマッサージしてもなかなか肩こりが改善しないという方は、ぜひ試してみてください。

背筋が伸び、胸が前を向くことで呼吸がしやすくなります。巻き肩で前かがみな姿勢になっていると、肩や胸だけで呼吸をしている状態になり、肺に十分な酸素を送ることができません。そのことで脳や自律神経に影響を及ぼし、ストレスとなってしまう原因になってしまいます。

巻き肩を治し姿勢がよくなると呼吸が深くできるようになり、リラックス効果もあります。とくにストレッチ中は、ゆっくり呼吸をすることを意識して行うとよいでしょう。

巻き肩の姿勢は腹筋が緩んだ状態なので、お腹に脂肪がつきやすくポッコリお腹の原因になってしまいます。巻き肩は、前かがみな姿勢になり、反り腰で骨盤を前にずらして体のバランスをとろうとします。反り腰になることで、お腹が普段よりも出ているように見えてしまうのです。

骨盤を正しい位置に治し体を正常な姿勢に戻せば腹筋を使えるようになり、ポッコリお腹も改善できるようになりますので安心してくださいね。

（反り腰の改善については以下の記事も参考にしてみてください）