今冬アウターは『N-3B』で決まり。人気ブランド別の特徴〜コーデ集まで紹介

冬に活躍するジャケットには定番のダウンなどさまざまな種類がありますが、その中のN-3Bジャケットというものを知っていますか？N-3Bとは米軍で使用されていたアウターのことで、そのルーツはレザーやコットン製のジャケットに代わり開発された、ナイロン製のフライトジャケットにまでさかのぼります。

主に輸送機や爆撃機などの搭乗員が着用した物ですが、現在では防寒性に優れたN-3Bはタウンユース向けに開発されたものも多く、フェイクファーのついたフードなどの特徴を残しつつもよりカジュアルに楽しめるアイテムとなっています。

N-3Bは1959年にアメリカの国防省がアルファインダストリーズに依頼したのが始まりとなっていますが、現在ではさまざまなメーカーから発売されています。いつもはダウンを使用している方も、それぞれの特徴をチェックしてお気に入りのN-3Bを見つけてみてはいかがでしょうか。

（ミリタリーファッションがダサいかどうかについては以下の記事も参考にしてみてください）

さまざまなブランドから展開されているN-3Bジャケットですが、どういったものを選べばよいのでしょうか。失敗しないN-3Bの選び方には、以下のようなものがあります。

・スキニーパンツと合わせる
・スーツの上から着こなす
・デニムなどのカジュアルコーデと合わせる
・サイズ選びにこだわる

以上の選び方について詳しくは下記で紹介していくので、併せてチェックしてみてください。

N-3Bはゆったりしたサイズのものも多いので、スキニーパンツと合わせるときれいに着こなすことができます。タウンユースとして発売されているものにはタイトなデザインになっているものも多いですが、こちらでもすらっとしたスキニーとの相性はよいでしょう。ボリュームのあるジャケットなので、ボトムスでバランスを取っていきましょう。

（スキニーパンツの最新の履き方については以下の記事も参考にしてみてください）

ワイルドなイメージの強いN-3Bですが、フォーマルなスーツの上に合わせるのもおすすめです。スーツは意外な組み合わせですがキレイめミックスのミリタリーコーデになり、ビジネスシーンのアウターとしても活用できます。

組み合わせに悩んだときは、デニムなどのカジュアルなアイテムと合わせるのがおすすめです。例えば、上下デニム地のコーディネートの上にN-3Bジャケットを羽織れば、ガラっと雰囲気が変わりますしコーデのアクセントにもなるでしょう。

N-3Bはフライトジャケットの上に重ね着できるように作られているため、大きめのサイズに作られていることも多いです。

特に重ね着をする予定がないのなら、サイズ選びに注意してください。上記画像の方は上手に着こなしているのでよいのですが、シャツ1枚の上に羽織る場合、着こなしに自信がないのなら少しタイトなものを選んだ方がよいでしょう。タウンユース向けにデザインされたものはすっきり目のシルエットのものも多いので、サイズ選びの際はチェックしてみてください。