ぷろたんの病気は深刻？難病の乾癬？原因はステロイドとプロテイン？

筋肉系You Tuberとして活躍するぷろたんは、筋トレ動画だけでなくコラボ動画や企画もの、大食い系の動画なども数多く配信しています。動画のおもしろさに加え、フィジーク大会に出場するために努力する姿や、親しみやすいキャラクターも人気の理由です。そんなぷろたんですが、以前動画の中で自身の病気について明かし大きな反響を呼びました。

ぷろたんの病気は「乾癬（かんせん）」という皮膚疾患であり、治りにくい難病といわれています。乾癬とは一体どのような病気なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

（ぷろたんの出身大学については以下の記事も参考にしてみてください）

皮膚の疾患である乾癬は、赤く盛り上がった皮膚に鱗屑(りんせつ)という皮膚の粉が現れ、この鱗屑がポロポロと剥がれ落ちていくのがおもな症状です。人によって全身に症状が見られたり、かゆみを伴ったり爪に異常が見られたりなど、その程度は異なります。乾癬には5つの種類があり、それぞれ以下のような名前がついています。

・尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)
・乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)
・滴状乾癬(てきじょうかんせん)
・乾癬性紅皮症(かんせんせいこうひしょう)
・汎発性膿疱性乾癬(はんぱつせいのうほうせいかんせん)

1番上の尋常性乾癬が全体の約90％を占めますが、ぷろたんの場合は上から3番目の滴状乾癬で、鱗屑は見られないということです。滴状乾癬は全体の乾癬のうち約4％ほどで、直径1cmほどの小さな発疹が全身に現れます。若い人に多く見られ、扁桃腺炎を患ったり溶連菌に感染したりすることで発症する急性の病気です。

肌のターンオーバーが異常に早くなってしまい、肌の表皮がどんどん厚くなっていくのが乾癬のメカニズムです。乾癬の原因は解明されていませんが、免疫機能の異常が関係しているといわれています。そして不規則な生活やストレスなどの要因が加わることで発症すると考えられているようです。誤解されやすいですが、人から人に感染することはありません。

乾癬は免疫の異常や不規則な生活や食事などが関係している病気ということでしたが、ぷろたんがこの難病にかかってしまった原因は何だったのでしょうか。ぷろたんが自身の動画で病院の診断や噂されていることについて語っているので紹介します。

ぷろたんは乾癬の発症について、人工甘味料の大量摂取が原因であると言われたことを明かしています。筋トレを始めてからサプリを大量に摂取し、さらにゼロカロリー飲料もたくさん飲むなど、人工甘味料を過剰に摂取していたようです。サプリなどを摂るようになってからコリン性蕁麻疹や発疹などの皮膚の疾患が出るようになったと話しています。

人工甘味料は自然には存在しない化合物です。そのため体内で消化や吸収・代謝がされにくくなっています。人工甘味料を摂取することで、体重が増える・腎機能が低下する・糖尿病や脳卒中などのリスクが高まるなどの研究結果も報告されており、摂取の仕方には注意が必要です。

ぷろたんが乾癬を発症したことについて、ステロイドの使用が原因ではないかと噂されました。そして本人のもとにもこの噂についてダイレクトメールが届いたり、動画のコメントに書かれたりもしたようです。しかし既に紹介したように、ぷろたんの病気の原因は人工甘味料の大量摂取であると医師から診断されています。

そんな疑惑を受けて、ぷろたんはステロイドの使用を否定した動画を配信しました。以前は様々な種類のサプリをたくさん摂っていたことを明かしていますが、ステロイドは使用していないとのことです。現在はサプリも摂らず、自身がプロデュースしたプロテインを週に2〜3回摂る程度だと話しています。

皮膚の病気になったことで食事にも気を使うようになり、その中でいかに身体を作ることができるかということをモチベーションに筋トレに励んでいるようです。ステロイドの噂や意見についてはうんざりしているようでした。

（ぷろたんのステロイド使用の否定については以下の記事も参考にしてみてください）