ボディビルダーのステロイド・ナチュラルの違い!ユーザーの真似はNG!

ボディビルダーの中でもステロイドを使用しているユーザーと、使っていないナチュラルな人では違いがあるのかを検証しました。ステロイドユーザーと使っていないナチュラル違いを詳しく解説。ステロイドを使用せずに結果を出したボディビルダー一覧も紹介します。

目次

  1. ステロイドユーザー・ナチュラルのボディビルダーの違いを理解!
  2. ステロイドユーザー・ナチュラルのボディビルダーの違い
  3. トレーニングの頻度
  4. 有酸素運動の必要性
  5. 一回のトレーニング量
  6. 1種目ごとの追い込み
  7. タンパク質量
  8. カロリーの量
  9. サプリメントの量
  10. ステロイドユーザーとナチュラルの見分け方
  11. ステロイドを使用せず結果を残したナチュラルボディビルダー
  12. ユージン・サンドウ
  13. チャールズアトラス
  14. ジョー・ルイス
  15. サージ・ヌブレ
  16. 杉田茂
  17. なかやまきんに君
  18. 清尾 享
  19. 憧れのボディビルダーでもステロイドユーザーの真似はNG!

ステロイドユーザー・ナチュラルのボディビルダーの違いを理解!

SNSやYouTubeで映えるボディビルダー達の中には、ステロイドを使用しているユーザーがいるのが事実です。では、ステロイドユーザーのボディビルダーと、ステロイドを使用していないナチュラルなボディビルダーは、どんな違いがあるのでしょうか?ステロイドユーザーとナチュラルの違いについて詳しく解説していきましょう。

ステロイドユーザー・ナチュラルのボディビルダーの違い

一部のボディビルダーが使用していると言われているステロイド。そもそもステロイドとは一体どんなものなのでしょうか?

ドーピングとは一般に、競技に有利な身体機能を身に付けるために薬物を使用すること
ドーピングというとまず、この筋肉増強剤が思い浮かぶであろう。
筋肉増強剤に使用される薬物として今も昔も一番多く用いられるのはアナボリック・ステロイドである。

社会科学ジャーナルによると、ドーピングとは競技するために有利な身体能力を身に付けるために薬物を使用することとあります。今も昔も、筋肉を増強するために使われている薬物の多くは、アナボリック・ステロイドです。全てのボディビル団体は、規約上薬物の使用は禁止しています。しかしボディビルは競技ではなくコンテストです。

JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)が主催している大会は、厳しいドーピングチェックを行っていますが、他の団体はほとんどがドーピングチェックを行っていません。そのためステロイドを使用しているボディビルもいるのが実態です。

それではステロイドを使用して筋肉を増強しているユーザーと、ステロイドを使用していないナチュラルなボディビルダーとでは、何か違いがあるのでしょうか?

・トレーニングの頻度         
・有酸素運動の必要性
・一回のトレーニング量            
・1種目ごとの追い込み
・タンパク質量        
・カロリーの量
・サプリメントの量
・ステロイドユーザーとナチュラルの見分け方

これらの8項目に分けて、詳しく解説していきます。

トレーニングの頻度

ナチュラルとステロイドユーザの筋トレやトレーニングを行う頻度の違いを見ていきましょう。まずステロイドユーザーは、筋トレを週に1回ほど行えば筋肉の肥大に効果が現れますが、なぜなのでしょうか?

ステロイド投与により萎縮が誘導される筋管細胞に温熱刺激を加えると、その萎縮進行が抑制されるとともに、タンパク質分解に関わる情報伝達経路の活性化が抑制されるだけでなく、タンパク質合成に関わる情報伝達経路の不活性化も抑制されることを明らかにした。アミノ酸栄養の効果を検証した実験では、筋管細胞にホエイプロテインを投与すると、タンパク質合成に関わる情報伝達経路が活性化され、タンパク質分解に関わる情報伝達経路は不活性化されるとともに、筋肥大が引き起こされることを確認した。

日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究によると、ステロイド投与とホエイプロテイン投与を行うと、タンパク質合成に関わる情報伝達経路が活性化、タンパク質分解に関わる情報伝達経路は不活性化されて、筋肥大が引き起こされるとあります。

ステロイドを使用することで、ナチュラルよりもタンパク質が分解されにくく、タンパク質の合成が活発になり、筋肉がつきやすくなるということです。

セット数に関する15の研究報告を分析した結果、週5セット未満、5-9セット、10セット以上ではセット数が多くなるに従って筋肥大の効果が高まるという用量依存的か効果が示されました。
筋肥大を最大化させるためには、1週間に10セット以上のトレーニングを推奨しています。

リハビリmemoによると、筋肥大を最大化させるためには1週間に10セット以上の筋トレを推奨しています。ステロイドを使用しないナチュラルは、1週間に10セット以上筋トレを行わないと筋肥大が最大化されないことがわかります。

筋トレをすると、その1〜2時間後には筋肉の合成が急激に進むことがわかっています。しかも、一度筋トレをすると、その後2日間にわたって筋肉が合成されやすい状態が続くのです。

介護ポストセブンによると、筋トレを行うと1~2時間後に筋肉の合成が急激に進み、その後約2日間にわたって筋肉が合成されやすいとあります。

筋トレを行うことで約2日間、筋肥大反応が続きます。ステロイドを使用していないナチュラルは、週1回のトレーニングでは筋肥大効果は続かないため、週2回以上、もしくは3~4回ほど行わないとなかなか効果が現れないということです。

有酸素運動の必要性

体作りのために筋トレは行っても有酸素運動を一緒に行っているボディビルダーはあまり聞きません。しかしステロイドを使用しているユーザーにとって有酸素運動を行うことはとても重要です。

ステロイドは少量投与でも脂質代謝を介して、あるいは直接的に動脈硬化を促進している可能性が考えられています。
さらに心筋梗塞の頻度と累積ステロイド投与量が関連することが報告されています。