ヴァームは体に悪い?太るし糖尿病にも?過剰摂取ライン〜体験談まで紹介

スポーツ飲料として、運動やダイエットをする人たちに人気のVAAM(ヴァーム)。愛飲者が多い一方で、糖尿病のリスクや副作用があり、太るケースもあると言われています。この記事ではヴァームが体に悪いと言われる原因を解説し、悪影響を与えないためのポイントを紹介します。

監修 |パーソナルトレーナー Riku
instagramTwitterHPTRIGGER POINT Performance Therapy 認定トレーナー2ndpass認定トレーナーBODYBOSS認定トレーナー 法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。王様のブランチなどメディアにも複数出演。お客様のパートナーとして食事管理やトレーニングの指導はもちろんのこと日常生活や仕事での悩みなど身体&精神的な不調に関わることに対してサポート致します。

目次

  1. VAAM(ヴァーム)は体に悪いって本当?
  2. VAAM(ヴァーム)が体に悪いと言われる理由
  3. 過剰摂取すると太る
  4. 過剰摂取すると糖尿病になる
  5. VAAM(ヴァーム)が体に悪いと感じた人の体験談
  6. 断食でVAAM(ヴァーム)とポカリで太った
  7. 寝汗で不安に
  8. 過去に糖尿病悪化した
  9. 発汗効果でお腹を下す
  10. 栄養ドリンクとVAAM(ヴァーム)併用で体調不良
  11. VAAM(ヴァーム)が体に悪い物とならない為のポイント
  12. その他、VAAM(ヴァーム)に関する記事もチェック!
  13. コスパも効果あり!お得なパウダー
  14. 痩せるってホント?VAAM(ヴァーム)の効果
  15. どっちを選べばいい?選び方のポイント
  16. VAAM(ヴァーム)ダイエットは嘘?その真実とは
  17. VAAM(ヴァーム)は正しく飲めば体に悪い物ではない!

VAAM(ヴァーム)は体に悪いって本当?

VAAM(ヴァーム)は、アミノ酸を含んだスポーツ栄養飲料です。VAAM(ヴァーム)の意味は、元々スズメバチの幼虫が口から吐き出して成虫に与える栄養液のことで、スポーツ栄養ドリンクのVAAM(ヴァーム)は、その組織を再現した飲料となります。

一部ではVAAM(ヴァーム)を飲むと糖尿病や副作用を起こす恐れがあると言われていますが、実際はどうなのでしょうか。運動している人だけでなく、暑さ対策などでVAAM(ヴァーム)を積極的に取り入れている人が増えています。味が飲みやすくさっぱりしているため、運動しない人でも水代わりにしている人も多いです。

多くの人に好まれているVAAM(ヴァーム)が体に悪いとなれば、その原因を知っておく必要があります。効果的な飲み方を知らずに飲んでしまうと危険なことも考えられます。アミノ酸を多く含み、糖質主に人工甘味料を含むVAAM(ヴァーム)が与える効果や効果的な飲み方などについてみていきましょう。

(プロテイン・アミノ酸サプリの違いについては以下の記事も参考にしてみてください)

プロテイン・アミノ酸サプリの違いは?どっちを飲むべき?併用の方法まで解説

VAAM(ヴァーム)が体に悪いと言われる理由

VAAM(ヴァーム)が体に悪いと言われる理由について説明していきます。VAAM(ヴァーム)自体が体に悪い影響を及ぼすということではなく、飲み方によって副作用があることがあるのです。VAAM(ヴァーム)が体に悪いと言われる理由は、以下の2点です。

①過剰摂取すると太る
②過剰摂取すると糖尿病になる

では、①過剰摂取すると太るからみていきましょう。

(ランニングと飲み物の関係については以下の記事も参考にしてください。)

ランニング×飲み物の関係性!最適&NGな種類〜持ち運び方法まで解説!

過剰摂取すると太る

VAAM(ヴァーム)を過剰摂取すると太るという副作用があります。これは、VAAM(ヴァーム)に含まれる糖質によるものです。VAAM(ヴァーム)をはじめスポーツ飲料のカロリー自体は低く、VAAM(ヴァーム)のカロリーは100mlあたり26Kcalとなっています。

通常のジュースなどに比べるとカロリーは低いのですが、過剰摂取した場合はカロリーオーバーになってしまうのです。VAAM(ヴァーム)を摂取するタイミングは、運動を行った後であることが多いためついたくさん飲んでしまうことが考えられます。

そして、VAAM(ヴァーム)をたくさん飲んでいれば糖質を摂取して太るだけですが、運動をセットすることで太ることなく痩せやすい体につながるわけです。VAAM(ヴァーム)を飲んでいれば痩せるわけではなく、運動をしていなければ糖質で太ると言われるのは理にかなったことと言えます。

過剰摂取すると糖尿病になる

VAAM(ヴァーム)を過剰摂取していると、糖尿病になると言われるのは原因があります。過剰摂取で太る原因と似ていますが、運動をした後大量にVAAM(ヴァーム)を摂取してしまえばカロリーオーバーになり、血糖値が上がってしまうからです。

VAAM(ヴァーム)は、カロリーゼロという表記であっても、糖質が含まれていることを覚えておきましょう。VAAM(ヴァーム)に限らずスポーツ飲料は、同じことが言えお水やお茶の代わりにゴクゴク飲んでしまうと、高血糖となり糖尿病を招く恐れがあります。

暑さ対策などでスポーツ飲料を過剰摂取していると、飲むたびに血糖値が上がりインスリンの分泌が増え膵臓に負担がかかります。そのまま進行してしまうと、高血糖状態が続き喉の乾きが激しくなって飲み続けると急性糖尿病に陥る可能性があるのです。新宿金沢内科クリニックによる、清涼飲料水の多飲が招く高血糖についても参考になります。

最近ではカロリーオフのフレーバーウォーターが流行っているようで、様々な種類のものを見かけます。しかし、含まれる糖分が100mlあたり0.5g未満であれば「糖質ゼロ」と表示ができるため、無色透明の清涼飲料水でもお水やお茶代わりに多飲すると、糖質を過剰に摂取することになります。糖質の過剰摂取は、高血糖や糖尿病の急性合併症「ペットボトル症候群(ソフトドリンクケトーシス)」の発症リスクにつながるため注意が必要です。

VAAM(ヴァーム)は、過剰摂取しなければ問題がありません。ただ、過剰に水代わりに飲んでしまうことで糖質を過剰摂取して、高血糖を招く恐れがあるのです。VAAM(ヴァーム)の1日の摂取量は、パウダー1袋を500mlの水で溶かしたものが目安となります。

(ボディービルダーは糖尿病になりやすい原因については以下の記事も参考にしてみてください)

ボディビルダーは糖尿病になりやすい?血糖値の上昇が原因?真相を解説

VAAM(ヴァーム)が体に悪いと感じた人の体験談

VAAM(ヴァーム)を実際に飲用して、体に悪いかもしれないと感じた人の体験談を紹介します。正しい飲み方をしていれば運動あとの栄養補給ができるVAAM(ヴァーム)ですが、間違った摂取方法をしてしまうと体に何らかの異変を感じたり副作用があることもあります。VAAM(ヴァーム)を摂取した体験談について、みていきましょう。

断食でVAAM(ヴァーム)とポカリで太った