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ウォーキングの持ち物はコレ!必需品〜あれば役立つ便利グッズまで紹介!

2020年10月19日

「ウォーキングの持ち物って、何を選んだらいいの?」携帯できる荷物は限られるため、悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?ここでは、ウォーキングに不可欠な持ち物、あったら便利な持ち物をご紹介します。ウォーキングをする方は必読です。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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ウォーキングの持ち物を事前に確認!

健康のためのウォーキングは人気があります。散歩が趣味の方も多くて、さらに100kmウォークというイベントが各地で開催されていることからも、競技人口は多いといえます。特定の器具を必要とせず、体一つで気軽に楽しめるのがウォーキングの魅力です。とはいえ、必要な持ち物・あると便利な持ち物があります。

せっかくのウォーキング中に、「あ、あれ持ってくればよかった」などと気分が落ち込むことは避けたいですね。持ち物をバッチリ準備して万全の状態で臨めば、澄んだ空気や季節の移ろいを楽しむ余裕が生まれ、より楽しい時間を過ごせるでしょう。

では、具体的にはどんな持ち物が必要なのでしょうか?おすすめを以下でご紹介します。思いもよらない持ち物がバッグに入ることもあるため、ウォーキング・散歩初心者の方は必見です。

ウォーキングの持ち物【必需品編】

ウォーキングに限らず運動するときは、やはり可能な限り身軽なほうがよいでしょう。しかし外を歩くとなれば、どうしても必要な持ち物が出てきます。そのような、特に欠かせない持ち物4つをここで見ていきましょう。何を持っていこうか悩んだときは、まず以下の持ち物を検討するようにすれば、支度もスムーズに進みますよ。

水筒

ウォーキングは激しい運動ではないものの、汗をかくためこまめな水分補給が欠かせません。15分~20分に一度は水分摂取するよう心がけます。そのために、スポーツドリンクの入った水筒を持ちましょう。コンビニや自動販売機で売っているドリンクは500mlの物が多く、買っても邪魔になることがあるため、やや小さめの水筒を持っていくほうがいいです。

1時間あたりに飲むドリンクの量は400mlほどとされています。そのため、30分~1時間ほど歩くという方は、300ml~500ml弱の水筒を持てば十分です。

タオル

汗をかいたときに便利なのがタオルです。特に長距離を歩く人は、時間の経過とともに体が冷える可能性もあるため必携といえます。さらに、水で濡らして首に巻いたり、思わぬ怪我をしたときの止血にも使えます。

ウォーキング時におすすめのタオルは、マフラータオルやフェイスタオルです。こういった長めのタオルには、首にかけることで両手を空けられる、バッグの中身を減らせる、という利点があります。

小銭

ウォーキングの最中に急遽、お金を使う用事ができるかもしれません。近年はスマホを使った決済が普及してきていますが、念のために現金があったほうが安心、という思いもあるのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、硬貨を数枚持つことです。ちょっとした散歩のときでも、現金を持つ習慣をつけておきましょう。その際は、普段使いの財布とは別に小銭入れを用意しておくと、かさばらずに済みますよ。

スマートフォン

普段は何気なく持ち歩いているとは思いますが、ウォーキングにおいてもスマートフォンは必需品です。歩数計や地図のアプリを活用すれば、快適なウォーキングになります。

そして最も重要なのが、不測の事態の連絡手段としての用途です。怪我をしたり倒れてしまったとき、または何らかのトラブルに巻き込まれたとき、助けを求められるよう必ず持っておきましょう。

保険証・診察券

保険証や診察券もまた、怪我や病気など万が一の事態に備えて持っておくべきです。

特に妊婦の方には必需品といえます。ウォーキング、ちょっとした散歩をする際に、急な破水・陣痛が来ることも考えられるからです。妊婦の方は、母子手帳もセットで持つようにしてください。臨月を迎えているのなら尚更、入念なチェックが必要です。

ウェストポーチ

ここまで、ウォーキングには必需品といえる5つのアイテムをお伝えしてきました。これらのアイテムの持ち運びに便利なバッグが、ウェストポーチです。

このウェストポーチの利点として、両手が空いてウォーキングの邪魔にならないことです。腕をしっかり振れるうえ、転倒のときのリスクも軽減できます。さらに、リュックよりも持ち物を出し入れしやすいのも魅力です。

購入時のポイントは、必要最低限の容量にすること、通気性に優れたメッシュ素材、あるいは雨に強い撥水素材の物を選ぶことです。

ウォーキングの持ち物【あれば便利編】

ここからは、ウォーキング時にバッグに入れておくと便利な持ち物をご紹介します。これらは上でお伝えした物と比べると優先順位は低いです。しかし季節や時間帯によっては極めて重要な持ち物となるため、ぜひチェックしておきましょう。

懐中電灯

夜間や冬の朝のウォーキング時には、安全のために懐中電灯を携帯しましょう。懐中電灯には、足元を照らして安全確認をしたり、車や自転車に自分の存在を教えたりする役割があります。

購入の際は、両手を空けておける物を選ぶのが望ましいです。首からかけるタイプや好きな場所に巻きつけられるタイプ、ヘッドライト型の物をおすすめします。さらに点滅するタイプであれば、より相手に認識されやすくなります。

反射材アイテム

懐中電灯と同じく夜間の安全を確保するのに有効なのが、光を反射するアイテムです。車などが発するライトを反射することで、自分の存在を相手に知らせます。

反射バンドをはじめ、バッグやシューズにつける物、反射板つきのウェアなどを取り入れるようにしてください。自分だけでなく、相手の安全安心にもつながるので、夜間は反射材を使用したアイテムを持って出かけましょう。

防犯ブザー

防犯ブザーもまた、夜間のウォーキングで一段と重要度が高くなる持ち物です。慣れた道だとつい油断してしまいがちですが、予想もしない被害にあう事態もあります。特に10代~30代の若い方は、こうした防犯アイテムを持っておきましょう。

防犯ブザーを選ぶうえで注意しておきたいのが音量です。音の大きさは、dB(デシベル)という値で判断されます。防犯ブザーは、飛行機のエンジン音と同程度の120dBの物が理想的です。音量の他にも、使用電池や耐水性の有無といった違いがあるため、よく検討してみてください。

懐中電灯、反射材とともに夜間でおおいに役立ちます。

雨具

急な雨のときに慌てずに済むため、レインコートやポンチョの携帯をおすすめします。また、梅雨時でもウォーキングの習慣を継続するのにも一役買ってくれるでしょう。さらに寒い時は、体温を下げないための羽織としても活用できます。

小さくたたんでバッグに仕舞えるタイプの物を選ぶと、雨具はかさばらずに済みます。アウトドア用品店などで買う場合、「耐水圧(防水性の指標)」と「浸湿性(通気性の指標)」をチェックしましょう。ウォーキングには、耐水圧は低め、浸湿性は高めの物を選びます。

帽子

帽子をしてウォーキングや散歩をする人をよく見かけませんか?紫外線、熱中症、汗が顔に垂れてくることへの対策として、帽子は重宝されているのです。

帽子をかぶるにあたって、まず大事なのはサイズ感です。そのため、細かな調整ができるベルト式の物をおすすめします。機能面では、汗対策の吸汗速乾素材、寒い冬を乗り切るニット素材、日焼けを抑えるつば・メッシュの日よけつきの物など、多種多様です。その都度自分に適した物を選ぶようにしましょう。

サングラス

天気がいい日のウォーキングは気持ちいいものですが、同時に紫外線が気になってきますよね?紫外線は日焼けを引き起こすだけでなく、目のタンパク質を傷つけ炎症を引き起こします。そのためサングラスで目を保護してあげるべきです。

新しく購入するなら、UVカット99%以上の物をおすすめします。また、サングラスのレンズは多種多様であり、用途に応じて使い分けが可能です。例えば、日中に歩くなら偏光レンズやミラーレンズ、夜間に歩くならイエローレンズといった具合に、自分が使う時間帯に合わせて選ぶことができるのです。

救急セット

疲れてくると集中力が切れてくるため、思わぬところで怪我をすることがあります。転倒して擦りむく、草で足を切ってしまう、というようなことがあるかもしれません。そのような負傷に備えて救急セットを持つと安心です。

具体的には絆創膏、包帯、消毒薬、抗ヒスタミン剤を含む副腎皮質ホルモン(ステロイド)軟膏、ガーゼがあるといいでしょう。「ポーチに全部は入らない」という場合は、絆創膏だけでも持っていくようにするといいですよ。

音楽プレーヤー

好きな音楽を聴きながらだと、ウォーキングのやる気が持続します。アップテンポの曲であれば気分が高揚し早歩きになるため、運動効果の向上も期待できますよ。スマートフォンでも音楽は聴けますが、大きさや重さのことを考慮すると、音楽プレーヤーの方がウォーキングに向いています。

ウォーキング用の音楽プレーヤーは、軽量で小さい物を選ぶようにします。機種によって異なる連続使用時間も要チェックです。そして、どれくらいの曲が入るかメモリ容量も忘れずに見ておきましょう。4GBなら約860曲、64GBなら15000曲、といった具合に、内蔵メモリによって性能は変わってきます。


イヤホンコードが邪魔になるのが気になる方は、コードレスのBluetoothイヤホンと、それに対応する音楽プレーヤーを持つといいです。

日焼け止め

出典:https://www.jcia.org/user/public/uv/prevent

紫外線対策の定番として日焼け止めがあります。特に春から夏は紫外線量が多く、しっかり使っていきたいものですね。おすすめは、汗をかいても落ちにくいクリームタイプです。

日焼け止めを選ぶときは、「SPF(Sun Protection Factor)」と「PA(Protection Grade of UVA)」という2つの数値が指標になります。SPFは肌の表面から刺激するUVB(紫外線B波)から肌を保護する力、PAは肌の奥深くまで届いてしまうUVA(紫外線A波)から肌を保護する力のことです。

SPFとPAを基準とした日焼け止め選びの目安は上記図表の通りです。ちょっとした散歩ならSPF10~20でPA+~++、しっかりウォーキングするならSPF40~50+でPA++~++++というように使い分けてください。

虫よけスプレー

ウォーキングや散歩のとき、蚊をはじめとする虫との遭遇はどうしてもありますよね?虫対策として、虫よけスプレーがあると便利です。散歩デートのときにも、バッグからサッと出せるようにしておくとカッコいいですね。

虫よけスプレーには、有効成分における3つの違いがあります。1つ目は「ディート」。さまざまな虫に効果がある定番の成分で、効果が長時間持続します。2つ目は「イカリジン」です。肌への負担が少ないのが特徴で、虫よけスプレー特有の臭いも抑えられています。そして3つ目は「ハーブ系」です。効果は低めですが、天然由来成分で出来ており肌に優しいです。

ウォーキングの持ち物に関する口コミ

ここまで様々なアイテムをご紹介してきました。では実際のところ、ウォーキングに取り組む方々は持ち物についてどのように感じているのでしょうか?

ボトル収納可のウェストポーチがあると便利



水分補給のための水筒・ペットボトルですが、ずっと手で持つのは辛いものです。やはりバッグに入れておおくのが得策です。そんなときの頼もしい味方が、歩くのに邪魔にならないウェストポーチといえます。

マフラータオルとウォーキングは相性抜群!



こちらの方は、マフラータオルを握ることでフォームを安定させているようです。腕の振り方が変わってしまわないよう、こうした工夫もしていきましょう。

万一の事態に備えた持ち物



緊急連絡先を書いたメモをウェストポーチに忍ばせておくと、思わぬ事態でも冷静に対処できます。近所でのウォーキングとはいえ、油断しないことが大切です。

雨天時にはレインウェアは欠かせない



傘をさすと歩くときに邪魔に感じるでしょう。それを見越して、雨具を購入しようと考える方が多いです。

夜間のウォーキングはヒヤリとするときも





夜間に歩いていると、怖い思いをすることがあります。事故や事件に巻き込まれないよう、懐中電灯や防犯ブザー、反射材アイテムの携帯は重要です。

サングラスを持ち物に加えて目を保護



紫外線は肌だけではなく、目にも悪影響を及ぼします。そのためサングラスは「必須」と考える方もいるようです。

音楽プレーヤーを持つとウォーキングが楽しくなる



音楽の力でテンションを上げることはとても有効です。すでにウォーキングに取り組んでいて、退屈に感じてきている方は導入してみてはいかがでしょうか?

夏は日焼け止め&虫よけスプレーが必須の持ち物



夏の厳しい気候のもとで、日焼け止めや虫よけスプレーの必要性が感じられているようです。



快適なウォーキングを実現するために、これらの持ち物をバッグに入れることも検討してみてください。

ウォーキングは持ち物のこだわりで効果UP!

ウォーキングや散歩を最大限楽しみたいならば、持ち物を入念に選ぶことが必要なようですね。この記事では、ウォーキングの際の持ち物として、必需品と、あったら便利な物に分けてお伝えしてきました。

水筒やタオル、ウェストポーチといった定番の持ち物から、懐中電灯や虫よけスプレーなど、時間帯や季節によって欲しくなる物もありました。自分の状況に合わせて持ち物を取捨選択し、ウォーキングを楽しんでいきましょう。