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フォームローラーによる筋膜リリースは痛いのが普通?
フォームローラーは初心者でも簡単に筋膜リリースができるマッサージアイテムです。筋膜リリースができることで筋肉痛の痛みを和らげたり、太ももや肩といった体の筋肉のコリがなくなり体の柔軟性が高まるという効果があることから、老若男女問わず幅広い年齢層から支持されています。
しかしこのフォームローラーを使用していると痛いと感じるユーザーの声があるのです。痛いと感じる原因はフォームローラー自体にあるのか、それとも使い方を間違えているのでしょうか。そこで今回はフォームローラーを使用して痛みを感じる理由について解説します。もしも痛みを感じている人はぜひ参考にしてフォームローラーを活用しましょう。
フォームローラーが痛い理由
ここからはフォームローラーを使用して痛いと感じる理由について解説していきます。この理由について以下の5つが考えられます。
①デコボコが大き過ぎる
②長時間使用している
③力任せに使用している
④たまにしか使用しない
⑤そもそも使い方を間違えている
正しく使えば肩や太ももといった体のコリが取れますが、痛みを感じながらの使用は辛さを感じてしまいます。早速①デコボコが大き過ぎるという理由から確認しましょう。
①デコボコが大き過ぎる
フォームローラーは効率よく肩・お尻・太ももといった体の筋膜リリースが効率よく行えるように、形状によってはデコボコの突起が大きなものがあります。デコボコが大きいと皮膚や筋肉への刺激が強くなる分、多少は痛みを感じてしまうことがあるでしょう。
しかしこの痛み自体を我慢して使用することはよくありません。人によってはある程度の痛みが心地よく感じることがありますが、痛すぎると思わず漏らすような我慢できない痛みを感じながら使用しても体には逆効果です。痛みを感じる場合は我慢せずに、初心者は特にデコボコが大きくないものを選ぶべきでしょう。
(太ももなど脚の筋トレにおすすめのレッグプレスについては以下の記事も参考にしてみてください)
レッグプレスの効果&やり方!平均重量、マシンの正しい使い方も!部位別にメニューを解説
出典:Slope[スロープ]
②長時間使用している
フォームローラーはトレーニングの前後や就寝前に使用することで、筋膜リリースにより体の筋肉がほぐれたり血流が良くなるといった効果があります。使用の時間の目安については、肩・背中・二の腕・太ももといった部位ごとに30秒~60秒程度とされています。
しかしこの目安の時間をオーバーして使用してしまうことが、フォームローラーを使用して痛いと感じる理由となってしまいます。始めは心地よさを感じていても、長時間使用していると同じ筋肉を圧迫し続けて痛いと感じるようになるのです。
(肩の筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください)
ミリタリープレスのやり方!肩をデカくする手幅・重量など逆三角形ボディへのコツを解説
出典:Slope[スロープ]
③力任せに使用している
フォームローラーの使い方は筋膜リリースをしたい、ほぐしたい筋肉や体の部位にフォームローラーを当てて転がすという、初心者でも簡単に使用できるいたってシンプルなものです。しかしより強い刺激を得ようとしてフォームローラーに必要以上に体重をかけるような力に任せた使い方をしてしまうのはよくありません。
フォームローラーにはデコボコの突起が付いているものが多く、力任せに使用すると筋肉を必要以上に圧迫してしまい筋線維を傷つけてしまうことに繋がります。また血管等が損傷してしまう危険があることも理解しておく必要があるのです。
④たまにしか使用しない
フォームローラーはデコボコした形状のため、圧力がかかったり体の部分によっては使用時に多少痛いと感じることは誰もがあることです。初心者でも最初はとても痛いと感じていたことが使用頻度が増えることによって体が慣れてきて、フォームローラーが上手に使えるようになります。
しかし使用頻度が少なくなっていき、1ヶ月に数回程度のようなたまにしか使わない状態になってしまうと痛いと感じることが多くなってしまうのです。フォームローラーは筋膜リリースのためにも毎日使用しても大丈夫ですので、使用頻度を多くして体に慣れさせることも必要と言えます。
⑤そもそも使い方を間違えている
フォームローラーを使用していて痛いと感じる理由は色々と考えられますが、そもそも使い方を間違えていないでしょうか。フォームローラーは難しい使い方をしなくても腕や太ももといった体の筋肉のコリが取れる初心者にもおすすめのマッサージアイテムです。
しかし簡単な使い方だけに自己流な使用方法に走ってしまい、正しい効果を得られずただ単に痛いと感じることが増えてしまっては残念です。そこでフォームローラーを正しく使用するためにも、続いてフォームローラーの正しい使い方を確認していきましょう。