目次
食後の血糖値上昇にはスクワットが効果的!?
血糖値は身体の健康を確認するための大事な指標で、日頃から気にしている人も多いのではないでしょうか。血糖値は空腹時と食後でも大きく異なり、健康な人でも食後には血糖値が上がっています。血糖値は血液中のブドウ糖の量を示す数値ですが、食後には血液中のブドウ糖が増えるため、血糖値が上がります。
一般的な血糖値の目標値は空腹時の場合110mg/dLですが、食後には健康な人でも血糖値が上がるので目標値は140mg/dLです。食後には140mg/dLを超えないように気を付けなければいけません。
そこで、血糖値を下げる効果があることで話題になっているのがスクワットです。血糖値が常に高いと糖尿病や心筋梗塞・肝硬変といった病気のリスクも高くなるので、血糖値を下げる効果があるスクワットは積極的に取り入れたいところです。まず、食後の血糖値を下げるためにスクワットが効果的な理由を説明します。
食後の血糖値向上にスクワットが効果的な理由
食後の血糖値の数値を良くするためには、スクワットなどの運動が効果的です。金スマでも話題になった血糖値を下げる運動の中にも、スクワットが含まれていました。スクワットが効果的な理由については、下記のとおりです。
・無酸素運動は糖を消費する
・消化機能が低下し吸収が緩やかになる
それでは、効果的な理由について、順番に見ていきましょう。
無酸素運動は糖を消費する
スクワットのような負荷の高い無酸素運動は、多くの糖を消費します。そのため、食後に上がってしまった血糖値を下げることができます。スクワットをすることによって、血液中のブドウ糖が筋肉で大量に消費され、血糖値が下がるという仕組みです。大阪府にある高瀬医院のホームページでも下記のとおり記載がありました。
運動によって、血液中のブドウ糖が筋肉にとり込まれやすくなり、ブドウ糖、脂肪酸の利用が促進され、血糖値が下がります
ウォーキングなどの有酸素運動でも糖は消費されますが、使う筋肉量が多い方がより糖を多く消費してくれます。無酸素運動であり使う筋肉量の多いスクワットは、負荷が高く糖質をより多く糖を消費できます。血糖値が急激に上がった状態が続くと健康に良くないので、食後にはスクワットのような無酸素運動で糖を消費し、血糖値を下げるよう意識しましょう。
消化機能が低下し吸収が緩やかになる
食後にすぐ運動をすると血液が筋肉に使われてしまって、消化が悪くなってしまいます。そのため、食後の運動を避けている人も多いのではないでしょうか。しかし、消化機能が低下するということは、血糖値を抑えることに繋がります。
消化機能が低下すれば消化が緩やかになるので、糖の吸収速度も遅くなります。食後の血糖値上昇を抑制できるという意味でも、「食事終了後5分以内」に運動することが効果的です。食後1時間経ってからでは血糖値が既に上がってしまっている状態なので、血糖値が上がる前の「食事終了後5分以内」にスクワットをしましょう。
食後に血糖値を下げる為にスクワットをしてる人の体験談
金スマでも話題になったことから、血糖値を下げるために食後にスクワットをしている人は多くいます。スクワットによって血糖値が本当に下がるのが気になる方のために、食後のスクワットの体験談について紹介します。
スクワット追加で血糖値が下がった
朝ご飯→15分筋トレ→食後1時間血糖値
— m.aki (@BreadAki) August 17, 2017
久々に食後1時間血糖値測定
103:flushed:って普通に起床時でもおかしくない:v:️
やっぱ筋トレの威力は偉大
メニューにスクワット追加したのも効いてそう:smile:#糖尿病#血糖測定 #糖質制限 pic.twitter.com/JYFt7Czjds
こちらは朝食を食べた後に、筋トレをしている人の体験談です。食後1時間でも血糖値は103mg/dLと非常に低くなっています。食後に上がった血糖値がしっかりと筋トレによって下がっていることがわかります。
特に筋トレメニューへスクワットを追加したことが、効果に繋がっていると実感しています。やはり、スクワットは食後の血糖値を下げるのに効果的な筋トレメニューです。