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デプスジャンプで瞬発力を爆上げ!短期間で効果の出るやり方のコツ&注意点を解説!

2020年08月05日

デプスジャンプは瞬発力UPに大きな期待ができるトレーニング。デプスジャンプの効率の良いトレーニングのやり方やコツ&注意点を動画付きで解説していきます。他にも、デプスジャンプのバリエーションも紹介しています。スポーツパフォーマンスを上げたい人は必見です。

【監修】パーソナルトレーナー 高津諭

トレーニング指導歴22年。大阪・兵庫を中心に活動するパーソナルトレーニングを提供しています。現在、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会のマスタートレーナーとして、またJOTスポーツトレーナー学院の校長として後進の育成、指導にも尽力している。HP / ブログ / Twitter

デプスジャンプとは?

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デプスジャンプは、筋トレと少し違い、プライオメトリクストレーニングという種目の1つです。台や箱などを使って行うジャンプトレーニングで、場所さえあれば誰でも実行可能です。箱に乗り、着地し反動を利用して大きくジャンプすることで、伸張反射や筋、腱を改善していきます。

デプスジャンプを長期間トレーニングすることで、スポーツに必須なジャンプ力と脚のバネ、瞬発力がある体を手に入れることが可能です。また、下半身の筋トレにもなり、大殿筋やハムストリング、下腿三頭筋をメインに鍛えることができます。

デプスジャンプを実践し、他のプレイヤーと差をつけ、瞬発力を発揮できる体を作りましょう。

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(瞬発力トレーニングについては以下の記事も参考にしてみてください)

デプスジャンプの効果は?

デプスジャンプの効果①:伸張反射と反動力を向上させる効果がある

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デプスジャンプは、伸張反射と反動力を向上させる効果が期待できます。伸張反射と反動力を鍛えると、最大限のパワーを瞬間的に出せる体、怪我しにくい肉体、バネのようにぴょんぴょんと飛べる筋肉・腱を持てるのです。ちなみに、伸張反射というのは、体が転ばないよう無意識に筋肉を収縮させ守ろうとする防衛機能です。

瞬発力を出すには、伸張反射が鍵を握ります。例えば、普通にジャンプした時と、腕を振ってしゃがんでジャンプする時ではジャンプ力が違います。後者は伸張反射の反動を大きく利用したジャンプです。筋肉が伸ばされその反動を利用し収縮させ、ジャンプに繋てげジャンプ力が上がるというわけです。

体のバネ、つまり腱を鍛えて瞬発力を上げられるのが、プライオメトリクストレーニングです。

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デプスジャンプの効果②:筋肉と神経の連動性がUP

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デプスジャンプは、下半身全体の筋肉を使って行うプライオメトリクストレーニングです。長期間継続していけば、神経と筋肉の連携が強くなっていきます。筋肉との連動性がUPすると、全身を上手に使うことができるようになり、スポーツパフォーマンスの向上が望めます。デプスジャンプでは、特に、下半身の連動性に効果が期待できます。

例えば、ボクシングの場合、腕の筋トレだけをしてパンチを打っても100%の力を発揮できません。下半身に力を入れ上半身に動きを連動させていくと、100%に近いパワーが出せるというわけです。伸張反射と連動性の2点が、デプスジャンプで鍛えられます。

デプスジャンプの効果③下半身全般に筋トレ効果がある

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デプスジャンプは伸張反射と連動性を鍛えますが、同時に下半身の筋肉も連動的に鍛えることができます。主に大殿筋やハムストリング、下腿三頭筋、ヒラメ筋、腓腹筋など下半身を重点的に鍛えられます。特にヒラメ筋や腓腹筋は自重トレーニングでは鍛えることが難しい部位です。デプスジャンプで、瞬発力を鍛え、下半身の筋トレ効果と連動性も高めましょう。