上腕筋とは、上腕二頭筋の裏側にある筋肉です。上腕筋は上腕二頭筋が被さった状態で付いているため、模型図などで見てもかなり見分けが難しい筋肉となります。
そして、上腕筋の作用は『肘を曲げる動作である肘関節の屈曲』であり、基本的には上腕二頭筋と一緒に働くのが特徴です。
(上腕筋の鍛え方については下記の記事も参考にしてみてください。)
上腕筋の鍛え方!極太の腕を作る筋トレのコツ〜ストレッチまで解説
出典:Slope[スロープ]
腕橈骨筋
腕橈骨筋は前腕部にあり、前腕筋群では最大の筋肉です。前腕の橈骨という骨に付いている筋肉のため、腕橈骨筋という名前が名付けられました。
そして、腕橈骨筋の作用は『手首の外転(橈屈)』となります。手首の外転(橈屈)とは、手首を親指方向に動作させることです。その他、上腕二頭筋と上腕筋と一緒に働くことで『肘関節の屈曲』『前腕の回内・回外』にも作用します。
(腕橈骨筋の筋トレメニューについては下記の記事も参考にしてみてください。)
腕橈骨筋の筋トレ&ストレッチメニュー!構造・作用〜鍛え方のコツまで徹底解説
出典:Slope[スロープ]
前腕屈筋群(手関節屈曲筋群)
前腕屈筋群は、文字通り前腕部にある筋肉です。前腕屈筋群は、下記細かな筋肉部位の総称として呼ばれています。
・橈側手根屈筋
・尺側手根屈筋
・浅指屈筋
・深指屈筋
・長母指屈筋
・長掌筋
・円回内筋
・方形回内筋
前腕屈筋群の作用は、主に手首と指を手前に曲げる(屈曲)動作です。日常では、握手をしたり、バッグを握ったり、スマホを支えたり文字絵を打ち込む動作の際に働きます。
前腕伸筋群(手関節伸展筋群)
前腕伸筋群も、文字通り前腕部にある筋肉です。前腕伸筋群は、下記細かな筋肉部位の総称として呼ばれています。
・総指伸筋
・長橈側手根伸筋
・短橈側手根伸筋
・尺側手根伸筋
・長母指伸筋
・短母指伸筋
・長母指外転筋
・示指伸筋
・回外筋
・小指伸筋
前腕伸筋群の作用は、主に手首と指を反らす(伸展)動作です。日常では前腕屈筋群とともに働くことが多く、スマホやPCで細かくタイピングをしたりする際に前腕伸筋群が使われます。
(前腕の鍛え方については下記の記事も参考にしてみてください。)
握力トレーニング15選!前腕の鍛え方のコツで効果倍増!平均・器具のおすすめも紹介
出典:Slope[スロープ]