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背中の筋肉の名前&作用!画像付きで解説!部位別の筋トレメニューも!

2020年08月12日

細かく分類されている背中の筋肉の名前や作用を知っていますか?この記事では、背中の筋肉を広背筋・僧帽筋・大円筋など細かく分類し、名前や作用を詳しく解説します。その他に、背中の筋肉の部位別に筋トレメニューまで紹介しているので必見です。

【監修】パーソナルトレーナー ずーみー(泉風雅)

【所属】早稲田大学スポーツ科学部、早稲田大学バーベルクラブ、パーソナルトレーナー
【経歴】JOC日本ジュニアボディビル優勝、2018全日本学生ボディビル準優勝、関東学生ボディビル優勝(2年生時での優勝は30年ぶりの快挙)
【SNS】Twitter / YouTube

肩甲挙筋とは頚部の後方側面にある深層筋で、後方では僧帽筋、前方では胸鎖乳頭筋に埋もれる形で付いている筋肉です。これら二つの筋肉に連動している為、弱ってしまうと肩こりや首こりの原因の一つともなります。

肩甲挙筋の作用は文字通り肩甲骨の挙上です。その他にも、僧帽筋が働く際に一緒に連動したり、小菱形筋と連動し肩甲骨の下方回旋をする際にも働きます。

前途した通り肩こりや首こりの原因にもなるので、しっかり鍛えること解消効果も期待できます。

大・小菱形筋(だい・しょうりょうけいきん)

出典:https://muscle-frame.com/dairyoukeikin/

大・小菱形筋とは背中の中部僧帽筋の奥にある菱形の筋肉です。基本的に作用も一緒なので分かりにくいですが、胸椎から肩甲骨に付いている筋肉を『大菱形筋』、頸椎から肩甲骨に付いている筋肉を『小菱形筋』といいます。

大・小菱形筋は主に下記3つの作用があります。

①肩甲骨の挙上
②肩甲骨の内転
③肩甲骨の下方回旋

大・小菱形筋が弱ると自然に肩甲骨の下方回旋ができなくなり、どんどん肩や背中が丸まってしまい猫背になります。

大円筋

出典:https://muscle-guide.info/teresmajor.html

大円筋とは脇下にあり肩甲骨の下側〜上腕骨に繋がる筋肉です。

大円筋は広背筋と作用が似ており、広背筋が動く際に連動して補助をする作用があるのが特徴です。具体例を上げると、懸垂のように腕を伸ばした状態で掴んだものを体に引き寄せる肩関節の内転の際に働きます。その他、腕を後ろ側に動かす肩関節の伸展、肩関節の内旋にも作用します。

小円筋のすぐ下に隣接しており名前も似ていますが、繋がっている筋肉が異なるので作用に関しては真逆の働きをする特徴があります。

(大円筋の筋トレ&ストレッチについては以下の記事も参考にしてみてください)

小円筋

出典:https://muscle-guide.info/teresminor.html

小円筋は大円筋の上に位置しており、肩甲骨の下外側〜上腕骨上部に繋がる筋肉です。

小円筋は主に肩関節の外旋に作用します。具体例を上げると、テニスのバックハンドや襖を開ける際の動きです。その他、腕を外側から脇腹に向けて動かす肩関節の内転の際にも作用します。

さらに、小円筋はローテーターカフ(回旋筋腱板)の一つでもあります。

(ローテーターカフについては下記記事を参考にしてください。)

棘下筋(きょっかきん)

出典:https://muscle-guide.info/infraspinatus.html

棘下筋は三角筋と僧帽筋に覆われていて、小円筋と隣接している筋肉です。棘下筋はローテーターカフ(回旋筋腱板)の一つでもあります。

棘下筋は小円筋と同様に肩関節の外旋や、肩関節を水平外転させる際に働きます。

(水平外転については下記画像を参照してください。)

出典:https://muscle-guide.info/kata_3.html

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

出典:https://kishiretch.com/stretch-erector-spinae-muscles/

脊柱起立筋とは体の背面で最も長く大きな筋肉で頸椎〜骨盤にかけて付いている筋肉です。さらに、脊柱起立筋は①外側にある腸肋筋群②内側にある最長筋群③深部にある棘筋群の3つに分類されています。

出典:https://kishiretch.com/stretch-erector-spinae-muscles/