ヘアスタイル

ヘアケア

朝シャンで『はげる』は嘘?薄毛に繋がる原因〜やめて治った体験談も!

2020年09月03日

「はげるからやめた方がいいよ」という噂の多い朝のシャンプー、通称朝シャン。果たして本当に朝シャンははげるのか?朝シャンのメリットとデメリットや、実際に朝シャンをやめたらどうなるのかなど、体験談も交えてご紹介!意外と知らない正しい朝シャン方法も徹底解説します。

【監修】美容師 横井拓徹

Amoute(アムティ)恵比寿店に勤務。21歳で専門学校卒業と同時にスタイリストデビュー。美容業界最速。学内ウィッグコンテストでは優勝。24歳で店長に就任。インスタグラムでは100人以上の芸能人ものまねセットを投稿し、話題性を呼んでいる。Instagram(本垢) / Instagram(芸能人ものまねヘアセット垢)

朝は時間がなく急いでいる人が多いと思いますが、朝シャンをする場合は時間をしっかり確保することが大切です。朝シャンの時間をしっかり確保することで、頭皮へのダメージの原因になるすすぎ残しを防ぐことができたり、きちんと髪を乾かす時間を確保できます。とにかく焦らず、一つひとつを丁寧に、作業の手間を怠ることのないよう意識しましょう。 最後に頭皮用ローションを塗布し、頭皮を保湿しておくのもおすすめです。

さらに、時間に余裕をもつことで朝食もきちんととることができます。正しい栄養バランスの食事は髪の毛の発育にも欠かせないポイントです。特に髪の主成分であるタンパク質、育毛に欠かせない鉄分や亜鉛を意識的に摂るようにしましょう。朝昼晩とバランスのいい食事をとることで結果的にハリコシのある健康的な髪に育ちますよ。

アイコン

鈴木 真奈

シャワーは体の血行が良くなり、交感神経が一気に働き始めます。また、交感神経のスイッチが一オンになることで、体だけでなく脳も動き出すため、午前中に大事な仕事がある人は朝シャンを取り入れてみてもいいでしょう。

アイコン

鈴木 真奈

髪の主成分の8割はタンパク質です。朝忙しくてもできるだけ食事を摂るよう心掛けましょう。特に肉や魚、卵、ソーセージや乳製品など髪の成分となる栄養を毎食摂り入れることが大切です。髪は余った栄養が最後に辿り着くパーツ。栄養不足は薄毛を招きます。

シャンプーを使わずに洗う【朝シャンの正しいやり方】

はげるリスクを減らす効果的なやり方の一つに、シャンプーを使わずお湯だけで洗う方法があります。いわゆる”湯シャン”と呼ばれる方法です。夜に続いて朝もシャンプーで髪の毛を洗ってしまうと大切な皮脂まで洗い流してしまい、結果的に頭皮へのダメージを増やしてしまうので、極力避けるようにしましょう。

シャンプーを使わず水だけでも十分に寝癖は直せるし、汗などのベタベタ汚れも綺麗に洗い流せます。そのため、夜はシャンプーでしっかり入浴し、朝は湯シャンでさっぱりするというルーティーンが効果的でおすすめです。また、どうしてもシャンプーをしたいという方には朝だけ洗浄成分の優しいアミノ酸系シャンプーを使うという手もあるので、ぜひ試してみてくださいね。

アイコン

鈴木 真奈

オーガニックシャンプーは薄毛の改善とは関係がありません。朝どうしてもシャンプーがしたい場合は、洗浄力のおだやかなアミノ酸系のシャンプーを使うようにしましょう。石油系の界面活性剤は脱脂力が強いので薄毛を心配する人は使わないほうがいいです。

(湯シャンについては下記の記事も参考にしてみてください)

髪をきちんと乾かす【朝シャンの正しいやり方】

髪の毛をきちんと乾かさずに濡れたままで放置することは、ダメージを与える原因となります。さらに、ドライヤーの熱も髪のダメージに繋がるポイントです。まず、髪の毛を乾かすときは事前にタオルドライをしっかり行いましょう。ある程度脱水しておくことでドライヤーの時間も短縮できます。

ドライヤーは髪から20㎝離し、左右に動かしながら熱が一点に集中しないように注意します。また、髪の毛は100%乾かし最後は冷風で仕上げるのがポイントです。そうすることでキューティクルが閉じ艶が現れます。髪の内部もしっかり守ることができダメージしにくい髪になります。

プラスアルファで保湿にも気を配るとよりダメージを減らすことができます。洗い流さないトリートメントやヘアオイルなど、保湿力の高いアイテムをドライヤー前またはスタイリング時につけるとより効果的なのでおすすめです。

アイコン

鈴木 真奈

ドライヤーの熱が頭皮のダメージになるというのは間違いです。ドライヤーの熱は髪のダメージを加速させます。使用する際は髪から20センチ離し、左右に振りながら熱が一点に集中しないように気をつけましょう。また、ドライヤーの前後にアウトバストリートメントを塗布する際は髪の根元や地肌に塗布することはNGです。中間部から毛先に少量つけるだけで十分です。

お湯の温度に気をつける【朝シャンの正しいやり方】

シャンプーを使わない場合でも、お湯の温度には注意が必要です。熱すぎる温度のお湯は頭皮が乾燥してしまうので、髪の毛にダメージを与えてしまいます。38度前後のぬるま湯が理想とされているので、高い温度で朝シャンすることは避けるようにしましょう。ぬるま湯でも8割の汚れは落ちると言われていますので試してみてください。

アイコン

鈴木 真奈

湯シャンで汚れの8割が落ちると言われています。お湯でしっかり洗い流せていればシャンプーを沢山使う必要もなく薄毛のリスクを下げられます。

(湯シャンについては下記の記事も参考にしてみてください)

朝シャンをやめたらはげるのが止まった人も?

実際に朝シャンをやめたことで効果があらわれた人も多数いるようです!