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今話題の『湯シャン』とは?
今話題の『湯シャン』とは、髪・頭皮を洗う際にシャンプーを使用せずにお湯のみで洗うことです。巷では、湯シャンにフケ・抜け毛・白髪改善など多数の効果があると言われています。
「シャンプーを使用しないで汚れが落ちるなんて嘘じゃない?絶対にかゆいし臭い。」と思う方が多いでしょう。そこで今回は、湯シャンで得られる効果〜デメリットまで詳しく解説していきます。
それでは、湯シャンで期待できる効果から確認していきましょう。
(湯シャンが逆効果かどうかについては以下の記事も参考にしてみてください)
湯シャンは逆効果?良い効果なし?NGなやり方〜不向きだった体験談まで紹介!
出典:Slope[スロープ]
湯シャンで期待できる効果
①頭皮環境の改善(フケ・抜け毛・臭い・かゆみなど)
市販のシャンプーは洗浄力が強いため、頭皮にある皮脂が必要以上に除去されてしまいます。頭皮の皮脂は皮脂がたりない分を補おうと自ら皮脂を分泌する働きがあり、この繰り返しにより結果皮脂が過剰分泌された状態になってしまうのです。
こういったことから毎日シャンプーで頭を洗っていると、必要以上の皮脂によってフケや抜け毛、臭い、かゆみの原因となってしまいます。そこで、毎日シャンプーを使用するのではなく適度に湯シャンの日を設けることで、皮脂の分泌量を調整できフケや抜け毛、臭い、かゆみの根本の原因を改善してくれる効果を期待できるのです。
最初はむしろ髪や頭皮がベタベタしてしまい「逆効果なんじゃないか」と思うかもしれませんが、湯シャンは根本の原因を改善するため気長に継続することが必要です。シャンプーは一時的な爽快感であり長期的に見ると悪化させてしまうと言うことを理解しましょう。
②シャンプーの『すすぎ残し』によるトラブルを改善
先ほどは皮脂によるトラブルについて解説しましたが、頭皮トラブルを抱えている大半がシャンプーのすすぎ残しによるものです。シャンプーやトリートメントのすすぎ残しが毛穴に詰まった状態だと、頭皮がオイリーになり湿疹・フケなどが増えて抜け毛、臭い、かゆになどの原因となってしまいます。
そこで、湯シャンを使用することによりシャンプーのすすぎ残しが無い期間ができ、頭皮のダメージを回復できる効果を期待できるのです。髪や頭皮の汚れの8割はお湯のみで洗い流すことができるので、シャンプーを使用すると洗い過ぎているということになります。
したがって、頭皮のかゆみや臭いで悩んでいる方がやりがちな1日でのシャンプーの複数回使用は、気づかぬうちに頭皮環境を悪化させていて逆効果だったということがわかるでしょう。
③髪の毛にツヤが出る
いくら保湿性が高く値段も高いシャンプーを使用しても、髪の毛がパサパサでまとまらないといった悩みをお持ちの方も少なくないでしょう。このような髪の毛のパサつきは、せっかく購入したシャンプーの洗浄成分や添加物が原因となることが多いです。
前途しましたが、シャンプーは洗浄力が強いため必要以上に皮脂を除去してしまいます。このことにより頭皮だけでなく髪の毛も乾燥してしまいパサパサな状態となってしまうのです。
そこで、湯シャンを継続していくと次第に髪の毛にも自然なツヤが戻り綺麗な髪になります。頭皮だけでなく髪の毛自体にも良い効果をもたらしてくれるのも湯シャンのメリットの一つです。
④白髪の改善
これはシャンプーのすすぎ残しが毛穴に詰まって腐敗していくことにより、髪の色素を作る組織を壊し白髪ができるといった理由から言われている効果です。
ただ、現状医学的なデータは見つからず上記の白髪ができる原因の一つを裏取って、湯シャンに白髪改善の効果があると噂が広がったに過ぎません。しかし、シャンプーが白髪を生やす原因の一つであるということは間違いでは無いので、他の効果を重点的に期待しながら試してみるのはいいでしょう。
どんな効果もそうですが、白髪改善効果は特に即効性はないということだけは肝に銘じて気長に継続してみてください。
(湯シャンの白髪改善効果については以下の記事も参考にしてみてください)
湯シャンに『白髪改善』の効果がある?理由〜体験談も!正しいやり方&注意点まで解説!
出典:Slope[スロープ]
⑤生活費の節約
湯シャンを頻繁に取り入れれば、おのずとシャンプーやトリートメントの使用量も少なくなります。今まで、1日にシャンプーを複数回使用していたという方にとっては、かなりの削減になるでしょう。
シャンプーは一回に出す量がそこまで多く無いので、誤差のように感じるかもしれませんが適度に湯シャンを取り入れて1年間で見てみるとかなり節約の効果があります。さらに、髪の毛・頭皮の悩み改善効果も期待できるので、試さない理由はありませんね。
湯シャンで起こるトラブル&デメリット
湯シャンで得られる効果について解説してきましたが、 湯シャンにはデメリットもあります。このデメリットの感じ方によっては湯シャンに向いていない可能性もあるので、試す前にしっかりと把握しておきましょう。
それでは、湯シャンで起こるトラブル&デメリットを解説していきます。