目次
①しっかりブラッシングをする【湯シャンの正しいやり方】
髪を洗う前に必ずするべきことが、しっかりとブラッシングをすることです。髪のからまりをとかし、同時に頭皮の皮脂汚れや髪についたホコリなどを浮き上がらせるためです。そうすることで、湯シャンでもしっかりと頭皮や髪の汚れを取り除くことができます。
また、髪の毛だけでなく頭皮に軽く当てるようにブラッシングすることで、頭皮の血行促進にも効果があります。
ブラッシングの際は、頭皮を傷つけることのないように優しく行うことを意識しましょう。柔らかいブラシを選ぶことも大切です。
②お湯の温度は40度以下に設定する【湯シャンの正しいやり方】
ブラッシングを終えたらいよいよ髪を洗っていきますが、まずはお湯の温度設定がポイントです。36度~40度のぬるま湯に設定しておきましょう。
40度以上のお湯のほうが汚れが落ちてさっぱりする、と考えてしまうかもしれませんが、熱すぎると頭皮に負担がかかってしまうのです。また、皮脂が落ちすぎて頭皮が乾燥してしまったり、逆に皮脂の分泌が過剰になってしまったりといった頭皮トラブルにつながります。
③優しくマッサージをしながら洗う【湯シャンの正しいやり方】
髪を洗う際は、頭皮を指の腹でもむように優しくマッサージをしていきます。シャワーヘッドを頭につけながらマッサージを行うと、汚れがしっかりと落ちてくれます。このときも頭皮を傷つけないよう、強くごしごしと洗ったり爪を立てたりしてしまわないよう注意が必要です。
最初は皮脂が落ちにくいので、慣れるまでは丁寧に10分程度かけて洗ってください。しかし、髪を洗う時間が長すぎると頭皮に負荷がかかってしまう可能性もあるため、慣れてきたら3~5分程度で行うようにしましょう。
(頭皮マッサージについては下記の記事も参考にしてみてください)
頭皮の臭い対策はヘッドスパ!おすすめの理由〜セルフで行う方法まで解説!
出典: Sloop[スロープ]
④しっかりと乾かす【湯シャンの正しいやり方】
放っておいても乾くでしょ!と自然乾燥させるのは、あまりよくありません。濡れた髪はダメージを受けやすい状態であるため、早めに乾かしてあげることがヘアケアにとって大切です。また、濡れたまま放っておくと臭いの原因になってしまう可能性もあります。
髪を洗い終えたら、まずしっかりとタオルドライを行いましょう。このときタオルで擦るのではなく、タオルで髪をはさんで押さえるようにして、水分を吸収させます。
タオルドライのあとはドライヤーで根元からしっかりと乾かすようにしましょう。
湯シャンで白髪改善効果を図る際の注意点
次に、湯シャンを実践していく中で注意してほしい点を4つ挙げていきます。湯シャンに挑戦する前に頭に入れておいてください。
頭皮や髪の臭いに注意【湯シャンの注意点】
湯シャンをするうえで最も心配なのは、やはり頭皮や髪の「臭い」なのではないでしょうか。それまでシャンプーを使って頭を洗っていた人が湯シャンをはじめると、皮脂分泌のコントロールが乱れることにより臭いが気になってしまうことがあります。また、体質的に臭いが気になりやすい方もいるかと思います。
そんなときはシャンプーでの洗髪と湯シャンを併用し、徐々にシャンプーの使用頻度を落としていくのがおすすめです。このとき、頭皮を洗いすぎないオーガニックシャンプーを使用しましょう。オーガニックシャンプーは、頭皮環境を守りながら洗うことができる、頭皮に優しいヘアケア商品です。
身近な人に頭皮や髪を嗅いでもらうことで客観的な臭いを確認しながら、調整をしていくとよいでしょう。
(頭皮の臭いについては下記の記事も参考にしてみてください)
頭皮が臭いのは病気が原因?種類&見分け方〜対策、受診の目安まで解説
出典: Sloop[スロープ]
体質に合わない人もいる【湯シャンの注意点】
残念ながら、湯シャンは全員に適したものではありません。
例えば皮脂の分泌量が非常に多い人は、湯シャン直後に皮脂がたまりやすくなることが考えられます。その結果、薄毛の原因ともなる「脂漏性皮膚炎」などを発症する場合もあります。また、人によっては頭皮に強いかゆみや炎症が出てしまうこともあるので、注意が必要です。
自分の体質が湯シャンに合っているのか、しっかり確かめながら挑戦していきましょう。
(頭皮の臭いについては下記の記事も参考にしてみてください)