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①頭皮がベタベタでかゆい
湯シャンを試す方は、オイリーな頭皮やかゆみに悩んでいて洗浄力の高いシャンプーを使用している場合が多いでしょう。しかし、前途した通りこの状態だと皮脂が過剰分泌しておりシャンプーをするタイミングでは、頭皮がベタベタの状態です。
その状態を洗浄力の高いシャンプーで一時的な爽快感を得ていた方にとっては、湯シャンだと皮脂が残ってベタベタしている感覚があり不快に思えるでしょう。しかし、この皮脂が残って少しベタベタしている状態が正常であるため慣れる必要があるのです。
湯シャンを試す前までの頭皮は皮脂の過剰分泌の状態であり、湯シャンを数回行っただけでは効果を期待できません。最初の不快感は長期的な効果を得るためには我慢しなくてはいけないのです。ここで我慢をできずシャンプーを使用してしまうと、いつまでも不快の状態になってしまいます。この不快感がどうしても我慢できないという方は、湯シャンをやめてオーガニックシャンプーなどに切り替えることをおすすめします。
②頭皮の臭いがキツくなる
頭皮の皮脂が過剰分泌されていて、残った皮脂が酸化することにより臭いがキツくなります。しかし、香りの強いシャンプーを使用していると、1日の大半は髪の毛に付着したシャンプーの良い匂いによって頭皮の臭いをごまかせているのです。
ただ、シャンプーで一時的にごまかしていても汗を多くかいた時や、シャンプーをしてから時間が経つと次第に臭いがキツくなってきます。したがって、この場合にも湯シャンで頭皮の皮脂を過剰分泌させない環境を作れば、シャンプーの香りをより長持ちさせる効果も期待ができるのです。
何度もお伝えしている通り、湯シャンを試し始めた当初は不快感ばかり感じると思いますが、長期的に見ると良い効果を多数期待できるので我慢強く継続することが重要となります。臭いに関してもどうしても我慢できないという方は、湯シャンは週一回などからスタートして、オーガニックシャンプーと併用しながら進めていくと良いでしょう。
(湯シャンで頭皮の臭いガキツくなる原因については以下の記事も参考にしてみてください)
湯シャンの効果は嘘?臭いしフケが出てかゆい原因は?科学的根拠で解明!
出典:Slope[スロープ]
③皮脂が残り過ぎて逆効果になる
湯シャンは必要以上に皮脂を落とし過ぎないという効果がありますが、皮脂が残り過ぎてしまっても菌を増殖するエサとなってしまうため逆効果となってしまいます。このような状態では、湯シャンを正しいやり方でできていないケースがほとんどなので、しっかりとやり方を確認しましょう。
正しいやり方については、後段で詳しく解説していきます。
湯シャンの不向きをチェック!
これまで湯シャンのメリット・デメリットを解説してきましたが、湯シャンには向き不向きがあります。下記に向いている方・向いていない方の特徴をまとめましたので確認してみましょう。
向いている方の特徴
・皮脂の分泌量が少なく乾燥肌の方
・頭皮のかゆみや臭いに悩みがない方
・物事を継続できる方
・我慢強い方
・長期的な効果を期待できる方
上記の項目に多く該当する方は、湯シャンを積極的に試してみると良いでしょう。継続することで必ず効果を得ることができます。
(湯シャンをしている芸能人については以下の記事も参考にしてみてください)
湯シャンをしている芸能人一覧!モデル〜タレントなど有名人が多数実践!
出典:Slope[スロープ]
向いていない方の特徴
・皮脂の分泌がかなり多い方
・頭皮に強いかゆみ・臭いを感じる方
・毎日ワックスを使用する方
・物事を継続できない方
・短期間で得られる効果を期待する方
上記の項目に多く該当する方は、湯シャンを試してみても不快感や効果が実感できず「意味がない」と決めつけてやめてしまいがちです。そのようになってしまう前に、まずはオーガニックシャンプーに変更し週1回湯シャンの日を作って最低1ヶ月は続けてみるといいでしょう。次第に不快感がなくなってくるので、慣れてきたら湯シャンの頻度を増やしてみてください。
湯シャンの正しいやり方
前途した通り湯シャンのやり方を間違えてしまうと、デメリットの側面が多くなり頭皮トラブルを招いてしまいます。したがって、湯シャンの効果を最大限得るためには正しいやり方の理解が必要です。
それでは、湯シャンの正しいやり方を確認していきましょう。
①髪を洗う前にヘアブラシでゴミを落とす
髪を洗う前にブラッシングで落とせるゴミを落としておくと、湯シャンでの汚れ残りを回避できます。さらに、絡まった髪を解しておくことにより、泡がなくても髪や頭皮をしっかり洗えるようになるのです。
ブラッシングは頭皮から毛先方向に向かってゆっくり真っ直ぐとブラシを動かすことがポイントです。ブラッシングの際に頭皮を傷つけてしまったり、絡まった髪の毛に無理やりブラシを通して裂いてしまうと効果を半減してしまうので注意しましょう。数回適当にブラッシングをしても髪が絡まってゴミが残ったままなので、ゆっくり丁寧に複数回行うようにしてください。