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IFBBプロとは?種類&なる方法〜なった後の収入、日本人選手一覧も!

2020年10月13日

IFBBプロは、ボディビルやビキニなど様々なカテゴリがあり、それぞれのカテゴリでIFBBプロを取得することができます。日本人選手もIFBBプロを取得する選手が増えてきています。IFBBプロの種類やなる方法、日本人選手をチェックしましょう。

IFBBプロとは?

IFBBプロとは、「国際ボディビルダーズ連盟」の略称です。国際ボディビルダーズは、世界最大の由緒ある団体となります。1967年にIFBBの最初のコンテストが開催され、1971年には国際スポーツ連盟機構のメンバーにもなりました。

日本ではボディビルを職業とすることは難しいですが、IFBBプロを取得すると収入も違い、海外の大会にも出場しやすくなります。IFBBプロの種類や収入、日本人選手についてチェックしましょう。

(IFBBプロの日本人カテゴリ別一覧については以下の記事も参考にしてみてください)

『IFBBプロ』『IFBBエリートプロ』の違い

「IFBBプロ」と「IFBBエリートプロ」は、元々IFBBの団体の中で2つのカテゴリに分かれていました。しかし2017年に考え方やコンセプトの違いから、完全に分裂しています。IFBBプロとIFBBエリートプロは、全く違う団体となりましたが、日本でプロカードを発行している大きな団体です。

(ボディビルポーズの種類&一覧については以下の記事も参考にしてみてください)

IFBBプロの特徴

「IFBBプロ」の特徴として、「エンターテインメント性が高く、ボディビルを興行の一環と考えている」というコンセプトです。筋肉をショーとして見せるという考え方があります。

IFBBのプロになるためには、地方大会から出場し、大きな大会で入賞する必要があります。1度だけではなく、様々な大会で勝ち抜かなくてはいけないため、IFBBのプロになるには一筋縄ではいきません。

IFBBエリートプロの特徴

「IFBBエリートプロ」の特徴として、「ボディビルをオリンピック競技にする」というコンセプトがあります。ボディビルをオリンピック競技にするためには、ステロイドなどは使用しないことが条件です。IFBBプロは黙認されているのに対し、IFBBエリートプロはドーピングチェックなどをしっかりと行っています。

またIFBBエリートプロは、2017年にIFBBプロが分裂して出来たばかりの団体のため、IFBBプロと比較すると人数が少ないのが特徴です。

さらにIFBBエリートプロは、他団体が主催する大会への出場を禁止しています。実際に他団体に出場した選手が、2年間の出場停止処分を受けています。

IFBBプロのカテゴリ

IFBBプロのカテゴリは、8つのカテゴリに分かれているのが特徴です。女性限定のカテゴリもあるので、自分の身体に合ったカテゴリに挑戦することができます。8つのカテゴリは下記の通りです。

・オープンボディビル
・212ボディビル
・クラシックフィジーク
・メンズフィジーク
・ウィメンズフィジーク
・フィギュア
・ビキニ
・フィットネス

(ボディビルの掛け声60選については以下の記事も参考にしてみてください)

IFBBプロの男性カテゴリ

出典:https://lineblog.me/bakimiyaki23/archives/1664399.html

IFBBプロの「オープンボディビル」は、鍛え上げた筋肉の大きさや筋肉の輪郭、筋肉の付き方などを審査するカテゴリです。「212ボディビル」は、サイズが小さいボディビルダーのために新設したカテゴリとなります。元々202ポンドクラスのカテゴリでしたが、注目される機会が少ないため212ポンドクラスにサイズアップしています。

IFBBプロの「クラシックフィジーク」は、筋肉の輪郭や皮下脂肪の少なさ、筋肉のバランスがポイントとなります。「メンズフィジーク」カテゴリは引き締まった肉体はもちろん、立ち振る舞いまで審査に入るカテゴリです。ポイントとして、ビーチで注目されるようなカッコよさが審査基準となります。

IFBBプロの女性カテゴリ