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鈴木 真奈
坊主頭であっても洗髪後はしっかり乾かすことが鉄則です。湿った状態で放置しておくと雑菌繁殖の原因にもなります。また、乾かした後は角層の乾燥を防ぐためにも頭皮用ローションでしっかり保湿するようにしましょう。
(頭皮ケアについては以下の記事も参考にしてみてください)
坊主にするなら頭皮ケアは必須!薄毛・抜け毛対策にも!臭いやフケの改善法も解説
出典:Slope[スロープ]
頭皮の臭いを気にするべし
坊主にしたら頭皮の臭いにも気を付ける必要があります。坊主は髪が短い分、整髪料を使用しません。そのため、整髪料の香りがしないことで、頭皮の臭いが際立ってしまうのです。
また、皮脂は毛穴から分泌され、髪や頭皮の潤いを保ちます。しかし、しっかりと頭皮が洗浄できず、毛穴に詰まった状態で放置されると臭いやニキビ、抜け毛などのトラブルの原因となってしまいます。
皮脂は本来、毛先までいきわたるものです。坊主にして髪が短くなったことで、それまで分泌されていた皮脂が余ってしまい、頭皮に皮脂が留まりやすくなってしまう可能性があります。
鈴木 真奈
頭皮の毛穴の数はおよそ5万個、毛穴の大きさは顔の5倍と言われ、皮脂の分泌量も最も多い場所です。例えば坊主頭でも、シャンプーを使ってその日に溜まった汗や皮脂の汚れをしっかり落とすようにしましょう。汚れが落としきれていないとニオイの原因になります。
(頭皮の臭いについては以下の記事も参考にしてみてください)
頭皮の臭いが治らない…。原因は生活習慣?短期間で改善する対策&アイテムを紹介!
出典:Slope[スロープ]
フケが出ないように頭皮をケアすべし
坊主にしたらフケが出ないように頭皮をケアする必要があります。フケは白いため、肩に落ちた際、洋服の色によってはかなり目立ってしまいます。また意外にも、坊主の人の悩みで多いのがこのフケなのです。
坊主は髪の毛が短い分、頭皮の状態が目に入りやすいです。特にスキンヘッドにしている場合はさらに目立つでしょう。フケがでないように、頭皮をしっかりとケアしておくことが大切です。
鈴木 真奈
フケにも2種類のタイプがあります。パラパラとした細かい乾性のフケと、脂性肌の人に見られる大きな膜状のフケです。いずれも、自分の肌にあったシャンプー選びをすること、そして洗浄後の保湿が大切です。フケがなかなか治まらない人は皮膚科を受診するようにしてください。
(坊主なのにフケについては以下の記事も参考にしてみてください)
坊主なのにフケが…。髪が無くても出る?原因〜絶対に治る対策まで解説
出典:Slope[スロープ]
フケが出ないようにするには?
元々フケが多く、坊主にしたことで余計目立つ人もいれば、坊主してからフケに悩み始める人も多いです。見た目にも不潔な印象を与えてしまうフケは、どうして出てしまうのでしょうか。フケが出る原因や対策についてご紹介します。
坊主でもフケが出る理由
頭皮は皮脂の分泌が多く、環境や生活習慣などの影響を受けやすい個所でもあります。また、この皮脂がフケやかゆみを引き起こす原因となりうるのです。頭皮には汗や皮脂を栄養にするマラセチア菌がおり、この菌のバランスが崩れてしまうと角質がフケとして大量に剥がれ落ちてしまいます。
粉っぽくサラサラとした乾性フケは、皮脂が足りない場合に発生します。原因としては洗浄力の強いシャンプーなどによって皮脂が減少してしまうことなどが挙げられます。坊主、特にスキンヘッドの人は頭皮が乾燥しやすいです。そのため、これまでのシャンプーが強すぎてしまったり、部屋の空調で頭皮が乾燥してしまったりすることが要因として考えられます。
油のようにベタっとした脂性フケは、皮脂が過剰に分泌されている場合に発生します。原因としては頭髪の洗浄不足や、脂っこい食事が多いことなどが挙げられます。皮脂が頭皮に残るとマラセチア菌が増加。皮脂が過剰分泌状態となり、ベタっとしたフケが増えるのです。
フケが出ないようにするケア方法を紹介
粉っぽくサラサラとした乾性フケの場合、頭皮の乾燥が原因であることが考えられます。シャンプーを何度もしている場合は回数を減らし、洗浄力の強いシャンプーを使用している場合にはノンシリコン、無添加、アミノ酸配合などといった低刺激のシャンプーに変更してみましょう。
また、頭皮に化粧水や頭皮用のローションを使用することもおすすめです。特にスキンヘッドの場合は頭皮が乾燥しやすいため、フケ対策としてぜひ取り入れましょう。
油のようにベタっとした脂性フケの場合、食生活を見直します。ファーストフードやスナック菓子などといった脂っぽい食事は避け、皮脂の過剰分泌を抑制するといわれるビタミンBの摂取を心がけましょう。ビタミンBは、ほうれん草・小松菜・レバー・納豆に多く含まれます。さらに、シャンプーの際は地肌をしっかりと意識することが大切です。