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エアロバイクでおしりが痛くならない漕ぎ方
エアロバイクによるおしりの痛みを防ぐには、どのような漕ぎ方をするとよいのでしょうか。ここではエアロバイクの正しい漕ぎ方について詳しくみていきましょう。
サドルに体重を集中させない
サドルばかりに比重をかけずにペダルやハンドルにも体重を分散させて漕ぎましょう。背筋を伸ばして前傾姿勢で漕ぐとハンドルにかかる比重が大きくなり、おしりにかかる比重を減らせます。
サドルにしっかり座って漕ぐのはよくありません。おしりを軽くサドルに乗せるくらいの感覚で漕ぎましょう。適度に立ち漕ぎを取り入れて、サドルからおしりを時折浮かせるのも痛みを防ぐのに効果的です。
またサドルが低すぎるとおしりにかかる比重が大きくなり、おしりが痛くなりがちです。サドルに座り、かかとをペダルに載せたときに膝が軽く曲がる程度が、適切なサドルの高さとされています。サドルの高さも漕ぐ前にチェックしておきましょう。
ペダルの負荷を強める
ペダルの負荷を重くするとエアロバイクを漕ぐときに強い踏み込みが必要になり、ペダルにかかる比重を大きくして、おしりへの負担を減らせます。ただしペダルの負荷を重くすると、より強い脚力や肺活量などが必要になります。無理のないように徐々に負荷を強めていくとよいでしょう。
(エアロバイクの筋トレ効果については以下の記事も参考にしてみてください)
エアロバイクは筋トレ効果も!鍛えられる筋肉部位〜使い方まで解説!
出典:Slope[スロープ]
ハンドルを握って漕ぐ
ハンドルから手を放してスマホを弄ったり本を読んだりしながらエアロバイクを漕ぐと、ハンドルで身体を支えることができません。サドルにばかり体重が乗ってしまいおしりが痛くなりやすいといえます。スマホやタブレットを見たい場合は、エアロバイク用のホルダーを活用するのが好ましいでしょう。
適度に休みをとる
いくらサドルカバーを被せていても、1時間もおしりの位置を変えずにエアロバイクを漕ぎ続けるとおしりに痛みが発生するでしょう。10分漕いだら30秒ほどおしりを浮かせる、またはおしりの位置をずらして漕ぐことも必要といえます。おしりが痛いときは漕ぐのをやめて、休憩を挟むことも考えましょう。
(エアロバイクの使用時間については以下の記事を参考にしてください)
エアロバイクの連続使用時間30分は足りない?オーバーはNG?目的別の選び方も解説!
出典:Slope[スロープ]
エアロバイクでおしりが痛いと同時に黒ずむ?
おしりの黒ずみは摩擦や蒸れなどの外部からの刺激が主な原因です。肌は外部から刺激を受けると、刺激を吸収する働きのあるメラニン色素を生成します。
通常、メラニン色素は垢や老廃物といっしょに排出されますが、メラニン色素が過剰に生成されると一部が排出されず皮膚内に蓄積され黒ずみの原因になるのです。痛みを我慢してエアロバイクを漕ぎ続けるとメラニン色素が過剰に生成され、おしりが黒ずむ可能性があります。
エアロバイクでおしりが痛い時は対策をしよう
エアロバイクでおしりが痛いときは、硬いサドルや漕ぎ方、姿勢などに問題があるかもしれません。おしりが痛いまま続けると黒ずみの原因になることもあります。サドルにカバーをかぶせたり、漕ぎ方を見直したりしてみましょう。適度に休憩をとることも大切ですね。