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まずはフケの原因を確認しよう
フケとは、古くなった頭皮の角質です。体の皮膚から垢が出るように、頭皮からでる垢がフケになります。誰でも古くなった角質は剥がれ落ちるので、健康な人でもフケが出るわけです。フケ症と言われるフケは、頭皮の状態の違いで乾燥フケと脂性フケの2種類にわかれます。乾燥性の頭皮のフケは軽くて細かいのが特徴です。
脂性の頭皮のフケは、皮脂でしっとりしています。乾燥性のフケよりも大きいのが特徴です。頭皮やフケの状態にあわせて、フケ症の原因と絶対に治る対策を紹介します。
鈴木 真奈
フケは皮膚のアカと同じで正常の頭皮には肉眼では認められません。フケが見えている時点で病的です。サラサラした細かいフケを乾性フケ、湿った薄い模様のフケを脂性フケと言います。脱毛症の初期症状である可能性もあるので、早めに皮膚科を受診しましょう。
(フケの原因については以下の記事も参考にしてみてください)
湯シャンの効果は嘘?臭いしフケが出てかゆい原因は?科学的根拠で解明!
出典:Slope[スロープ]
坊主にしたらフケが治るって本当?
坊主やスキンヘッドの人よりも、長い髪の人は頭皮が蒸れやすくなります。長い髪では頭皮が蒸れてフケが出やすくなりますが、坊主やスキンヘッドにしてもフケが治るわけではありません。頭皮の蒸れはフケの原因になりますが、フケの原因は他にもあるからです。生活習慣や頭皮ケアの対策と、絶対にフケが治る解決方法を紹介します。
鈴木 真奈
汗でムレた頭皮をそのままにしておくと、頭皮の冷えによる血行不足や痒みの原因になります。また、髪の長い人は洗髪時の洗い残しに気をつけましょう。逆にゴシゴシと強く洗うこともNGです。
(坊主・スキンヘッドの頭皮ケアについては以下の記事も参考にしてみてください)
坊主にするなら頭皮ケアは必須!薄毛・抜け毛対策にも!臭いやフケの改善法も解説
出典:Slope[スロープ]
坊主のフケが治る解決方法を伝授[生活習慣編]!
フケの原因は様々ですが、生活習慣もその1つになります。睡眠で気を付けたいことは、体の修復ホルモンが充分に使えないことが原因の体調不良です。食事では、摂取を抑えたい食品と積極的に摂りたい食品の違いに気を付けて下さい。ストレスに、良いことは1つもありません。1つ1つの生活習慣を見直しながら、フケが治る解決方法を紹介します。
鈴木 真奈
健康な髪や頭皮環境のためには規則正しい生活習慣が何より大切です。バランスのいい食事と良質な睡眠によって、髪の成長に欠かせない成長ホルモンの放出を高めることができます。
睡眠時間を意識
睡眠は、何時間寝たかよりも寝る時間帯を意識して下さい。夜10時過ぎから夜中2時位の時間帯は、体の細胞を修復するホルモンが一番活発になる時間帯です。夜の10時から夜中の2時の時間帯に、熟睡できるように意識して下さい。夜の10時から夜中の2時に熟睡できないと、傷んだ体が修復されません。
1日や2日は平気ですが、何日も続くと体に支障が出るので注意が必要です。支障が皮脂の異常な分泌の原因になるからです。頭皮の分泌が増えれば脂性フケで、分泌が減れば乾燥フケになります。体を休めながら、傷んだ体の修復もしているので夜間の睡眠は大切です。休息と修復のバランスを、崩さないように気を付けましょう。
バランスが崩れると、髪の毛も細くなり抜け毛も増えてしまいます。長い髪なら目立つから気になりますが、坊主やスキンヘッドではわかりづらいです。髪の毛を作る細胞は、なくなったら再生されません。傷口から毛が出ないのは、細胞が破壊されてしまったからです。寝る時間帯の意識することで、髪の毛を作る細胞を守れます。
鈴木 真奈
以前は22時から2時までの時間帯を体の修復や成長を促すゴールデンタイムと呼んでいましたが、今は違います。人は朝、お日様の光を浴びると体内時計がリセットされ、14時間〜15時間後に再び体内の信号により睡眠を促します。そして眠りはじめてから3時間の間に成長ホルモンの分泌がピークになるのです。また、食事は寝る4時間前には済ませ、成長ホルモンの原料となるタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。