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ケトジェニックダイエットでもチートデイは効果的?
そもそも、ケトジェニックダイエットでもチートデイは効果的なのでしょうか?答えは、イエスです。主にブドウ糖をエネルギー源にしている状態から、主にケトン体をエネルギー源にしている状態のを指すケトーシスになった際、ダイエットをしていても体重が落ちないということがあります。
特にこのように体がケトーシスに陥り、体重が減りにくくダイエット停滞期にチートデイを取り入れると、体の状態に変化を起こすことが可能となり、体重が落ちやすくなると言われています。チートデイと聞くと、単にカロリー摂取量を上げるためと思いがちですが、実はそうではありません。
ケトジェニックダイエット中にケトーシスに陥った体の状態に変化を起こし、それ以降のダイエット効果に影響を与えるという役割も果たすのです。
(チートデイについては以下の記事も参考にしてみてください)
チートデイのやり方を誤ると頑張りが無駄に!減量・ダイエットが成功する正しい知識を解説
出典:Slope[スロープ]
ケトジェニックダイエット中にチートデイを行える条件
ケトジェニックダイエット中の停滞期にも効果が望まれるチートデイですが、実は行える条件がいくつかあります。まず、ケトジェニックダイエット中にチートデイを行うには、体が先述したケトーシスという状態になっている必要があります。このケトーシスという状態にするには、糖質を1食5g、1日20g以下に抑えます。
また、体重に大きな変動がなく、体温が0.2℃下がったタイミングという条件もあります。これらの条件を満たすには、まずは日々どれぐらいの糖質を毎食摂取しているのかを記録する必要があります。加えて、体温の測定と記録もしっかり行いましょう。
以上の条件を満たさないまま、やみくもにダイエットの更なる効果だけを見込んでチートデイを行うのは危険です。しっかりと自分の体調やダイエットの進捗を把握し、自己責任で行うようにしてください。
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【低糖質・低脂質】プロテインバーのおすすめはコレ!痩せた体験談も!
出典:Slope[スロープ]
ケトジェニックダイエットでのチートデイのやり方
ケトジェニックダイエット中のチートデイの効果と条件の内容を確認した上で、次に具体的なチートデイのやり方をご紹介していきます。
もちろん、人それぞれの体には個体差というものがあるので、これらの方法が絶対有効であるとは言い切れませんが、ほとんどが巷で実際に実践され、効果が確認されたものです。取り入れられるものは、ぜひ自分のチートデイの方法にも取り入れてみてください。
糖質摂取量の管理
まず、ケトジェニックダイエット中のチートデイでは、糖質摂取量の管理を行います。具体的には、糖質を体重の6倍の量を摂取すると良いとされています。例を挙げると、例えば体重が70kgの場合、糖質の摂取量はその6倍の420gです。
特に、ケトジェニックダイエットは糖質をできるだけ制限するダイエットなため、この摂取量に驚く方も多いでしょう。しかし、ケトジェニックダイエット中のチートデイは、体がケトーシスの状態から抜け出すものを助けるもの。無理のない範囲で毎回の食事で摂る糖質量を増やしていきましょう。
取り組みやすいのは、お米やパンなどの炭水化物・カーボの量を増やすやり方です。これなら、食事の内容を劇的に変化させなくても、炭水化物・カーボの量に気を配るだけで済むので、気軽に取り組めます。ぜひ工夫してみてください。
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出典:Slope[スロープ]
実施日数の調整
次に、ケトジェニックダイエット中のチートデイの実施日数の調整に取り組みましょう。チートデイは、可能であれば1日で終わらせてしまうのが理想です。しかし、体のその時の状態によっては、急な糖質摂取量の増加に体が対応できないということも可能性としてあるでしょう。
このような場合、実施日数を2日に調整し、先に挙げた目標糖質摂取量を摂るようにしましょう。繰り返しになりますが、今までケトジェニックダイエットで脂質・タンパク質中心だった体が、糖質中心の体に変化するのは、体の状態によってはかなりの負担になります。
あくまでもチートデイの内容を行う中で出てくる自分の体の状態に従い、実施日数も柔軟に調整していくのがおすすめです。食事の頻度も柔軟に調整しましょう。焦らず、体の状態に合わせたやり方がベストです。
脂質・タンパク質の摂取制限
ケトジェニックダイエット中のチートデイでは、糖質の制限に加えて脂質・タンパク質の摂取制限も行います。厳密に言うと、チートデイ中は、脂質・タンパク質の摂取を控えます。特にこのやり方は、今までケトジェニックダイエットを実践してきた方には慣れないかもしれませんが、取り入れると効果的です。
ただ、脂質の摂取については、何らかの理由で糖質の摂取が難しい場合のみ、摂取可能とされています。それ以外は、基本的には脂質・タンパク質共に摂取しないようにしてみてください。ケトーシスの状態になった体にとっては少々厳しい条件かもしれませんが、毎食の食事で少しずつ慣らしていきましょう。
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