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サッカーが上手くなる筋トレメニュー!必要な筋肉&役割〜キレを落とさないコツも!

2020年12月17日

サッカーが上手くなるにはボールを使った練習だけでなく、スピード向上や体幹を強くしたりする筋トレを行う必要もあります。今回はそんなサッカー上達のための筋トレメニューを紹介します。器具なしでできる自重の筋トレも紹介するので、中学生や高校生もぜひ参考にしてください。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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サッカーは体幹トレーニングも重要

ここまでサッカー上達のために筋トレで鍛えておきたい代表的な筋肉とそれぞれの役割について解説しました。ただ、サッカーではこれらの筋肉に加えて体幹トレーニングを実施するのも非常に重要です。

体幹とはこれまで紹介したように外側から目で見えるようなアウターマッスルではなく、体の内側にあるインナーマッスルを指します。このインナーマッスルを主とする体幹を鍛えると軸が安定し、あらゆる動作のパフォーマンスアップにつながるのです。

日本代表のプロサッカー選手の長友佑都が本を出しているほど、体幹トレーニングは効果があります。後ほど詳しい体幹トレーニングの方法を紹介するので、ぜひその方法を参考に目に見えない体幹の筋肉もしっかりと鍛えておきましょう。

(体幹トレーニングについては以下の記事も参考にしてみてください)

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サッカー選手が筋トレで筋肉をつける際の注意点

筋トレで必要な筋肉を鍛えると、サッカー選手としてのパフォーマンス向上を期待できます。ただ、サッカー選手が筋トレで筋肉をつける際にはいくつかの注意点があるのです。これからその注意点について解説するので、筋トレによる努力を少しでも無駄にしないためにも一通りチェックしておきましょう。

通常の練習とのバランスを考えて鍛える

サッカー選手の中には筋トレを始めるとその楽しさに魅了され、サッカーの時間を減らしてまで筋トレをする人がいます。またサッカーの練習に影響が出るほど筋トレを高頻度・高強度で行ってしまう人も少なくありません。

しかし、サッカーのパフォーマンスはフィールドでの練習も含めたうえで初めて向上するのです。また無理をして筋トレをして過剰な疲労が溜まると怪我の原因にもなります。そのためサッカー選手が筋トレで筋肉をつける時には、必ず通常の練習とのバランスを考えて行うようにしましょう。

偏った鍛え方をしない

サッカー選手に限った話ではありませんが、スポーツのために筋トレをして筋肉をつけるのなら偏りが出ないように鍛えましょう。なぜなら偏った鍛え方では悪い影響が多く出るからです。

例えば、先ほども説明したように大腿四頭筋とハムストリングスは筋力に差が出たりするとそれが原因で肉離れを起こす可能性があります。その他にもサッカーは足を使うからと下半身だけを鍛えていては、せっかくの下半身のパワーを上半身に伝えられなくなったりもするのです。

このような悪影響をなくし、本来の筋トレの効果を引き出すためにもサッカーのための筋トレでは、全身のバランスを考えてメニューを組むようにしてください。

【自宅編】サッカーの能力を向上させる筋トレメニュー

それではここからはサッカーの能力を向上させる自宅でできる筋トレメニューを紹介します。自重による器具を使わないトレーニングを紹介しますので、まだ筋力が低い人などはぜひ参考にしてください。

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