目次
筋膜リリースで『セルライト』撃退!太もも・お尻に効果的なやり方を解説!
出典:Slope[スロープ]
筋膜リリースのメリット
筋膜リリースのメリットについて説明します。筋膜リリースには主に下記の3つの効果が得られます。
①関節の可動域が広がる
②疲労回復効果や炎症、怪我の予防
③老廃物が流れやすくなる
フォームローラーなど筋膜リリースのアイテムを使うとコリや疲れを感じて入り場所を広範囲でほぐすことができます。血行が良くなり、筋肉の緊張も緩み、ガチガチになった場所も動きやすくなるでしょう。コリが解消され疲労回復だけでなく、運動前に行うことにより、ケガ予防になるメリットもあります。
また、筋膜をほぐすと老廃物が排出しやすくなり、リンパの流れがよくなります。代謝が上がることで痩せるという嬉しい効果も期待できるのです。
(筋膜リリースの効果については以下の記事も参考にしてみてください)
筋膜リリースの効果とは?効果が出る期間は?肩こり解消・脚痩せなどの体験談も!
出典:Slope[スロープ]
筋膜リリースのデメリット
筋膜リリースを安全に効果的に行うために注意点もあります。筋膜リリースのデメリットについても考えてみましょう。デメリットを知ることで、より効果的に筋膜リリースを行うことができます。
①圧をかけすぎると筋肉、筋膜を痛める
②ケガをしている、骨に異常がある場合は逆効果
筋膜リリースは「痛きもちいい」くらいの程よい力のほぐしで十分な効果を得られます。セルフでやる際は、一生懸命強い力でやりがちですが、ゴリゴリとほぐそうとするとかえって筋肉や筋膜を痛めてしまうので気を付けましょう。
また、健康な人が筋膜リリースをするのは問題ありませんが、体調がすぐれない時やケガをしているときは控えてください。マッサージ同様に、やりすぎは禁物です。
(筋膜リリースが『効果なし』って本当?については以下の記事も参考にしてみてください)
筋膜リリースが『効果なし』って本当?フォームローラーが意味なし?エビデンスを調査!
出典:Slope[スロープ]
筋膜リリースとマッサージの違いまとめ
筋膜リリースとマッサージのそれぞれメリット、デメリットを解説しました。これらをまとめると、筋膜リリースは筋膜を面で捉え広範囲をほぐすことができ、マッサージは筋肉に対してピンポイントで揉む、ほぐすということがわかります。「ほぐす」というのは同じですが、範囲が異なるのです。
筋膜リリースは、体を動かして筋膜の癒着、ねじれを解きほぐすもの、マッサージは、過剰に緊張した筋肉をリラックスさせるものと覚えておくと良いでしょう。筋膜リリース、マッサージそれぞれ良さがあるので、うまく組み合わせていくのがポイントです。
筋膜リリース・マッサージを行うポイント
ここからは筋膜リリースとマッサージを行うポイントを詳しく解説します。筋膜リリースは、慣れるまでは痛いと感じることがあるかもしれませんが、継続することた大切です。続けているうちにほぐれていく感覚が気持ちよくなってきます。
正しく筋膜リリース、マッサージをして、辛い症状の改善を目指しましょう。尚、強い痛みを感じた時は一旦中止し、病院へ行くことをお勧めします。
両方行う際の順番
筋膜リリース、マッサージの両方を行う際、どっちからすればいいのでしょうか。これについては特に決まりはありません。まず筋膜リリースで、筋肉と関節が温められ可動域を広げてから、筋トレなどのトレーニングを行い、トレーニング後の筋肉のメンテナンスでマッサージを行うのもよいでしょう。
マッサージをすると血管が拡張されて、血行が良くなります。疲労のもとを効果的に減らすことができるので、体を動かしたあとに行うのが一般的です。筋膜も筋肉も疲労を貯めないことが大切ですので、どっちもメンテナンスが必要になります。体調に合わせて行うことをおすすめします。
タイミング
筋膜リリース、マッサージを行うタイミングについて説明します。こちらも特に決まりはありません。筋膜リリースについては、体の捻じれを治す効果もあるので、こまめに行うことをおすすめします。午前中、午後に1回ずつ、入浴後の体が温まった状態で1回、合計3回リリースすると効果的です。マッサージはリラックスしたい時に行うとよいでしょう。
なお、筋膜リリース後に水分を摂取すると、体内に溜まってしまった有害物質や老廃物を排出しやすくなります。筋膜リリースとセットで常温の水をコップ1~2杯飲むことを心がけてください。
頻度
続いては筋膜リリース、マッサージを行う頻度について説明します。筋膜リリースについては、ゆっくり時間をかけてほぐしていくのが理想です。少なくとも1分半はゴリゴリとほぐしていきましょう。凝り固まっているところや慣れるまでは痛いかもしれませんが、無理はせず「痛気持ちいい」くらいの圧力で1分半~3分行いましょう。
マッサージについては、治療院やマッサージ店で行う場合は、週1回が目安です。しかし、人それぞれなので、スタッフと相談しましょう。マッサージをやりすぎると筋肉が硬くなりやすいデメリットもあるからです。
セルフで行う場合は、毎日行っても問題ありません。1日5分くらいできる簡単なマッサージから始めるのもよいでしょう。リラックスすることがポイントなので、無理のない範囲で続けてみてください。
(筋膜リリースの頻度については以下の記事も参考にしてみてください)
筋膜リリースは『毎日』やるべき?やりすぎはNG?効果的な頻度を解説!
出典:Slope[スロープ]