バーベルスクワットのフォーム!種類別のコツ&効果!重量・回数などもプロが徹底解説
バーベルスクワットは、大腿四頭筋やハムストリングスなどを鍛える種目です。この記事ではバーベルスクワットの正しいフォームや効果を解説します。足幅や重心の置き方に加え、呼吸法や適切な回数及び重量、頻度のほか、他の種類のスクワットも紹介するので、参考にしてください。
目次
- バーベルスクワットは下半身に効果絶大な筋トレ
- ハーフスクワットとフルスクワットの違い
- バーベルスクワットで鍛えられる筋肉部位、得られる効果
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- バックバーベルスクワットの効果的なやり方&注意点
- ①スタートポジション
- ②胸を張ってしゃがみ込む
- ③元の位置に戻る
- 腰が曲がってしまうときは
- 膝が内側に入ってしまうときは
- 膝が痛くなってしまうときは
- フロントバーベルスクワットの効果的なやり方&注意点
- ①スタートポジション
- ②上半身を真っ直ぐにしてしゃがみ込む
- ③元の位置に戻る
- カカトが浮いてしまうときは
- バーベルスクワットの最適な頻度・回数・重量・セット数
- 【応用編】バーベルスクワットの種類
- ①オーバーヘッドスクワット
- ②ワイドスクワット
- ③フロントランジ
- ④サイドランジ
- バーベルスクワットの効果を高める為のポイント
- 膝や腰に痛みを感じたら中止する
- 無理な重量で行わない
- 休息をしっかり取る
- バーベルスクワットを行う際の呼吸法
- バーベルスクワットで効果的に下半身を強化しよう
バーベルスクワットを行う大半の人は、バーベルを上げる時に息を止める「ヴァルサルバ法」という呼吸法を採用しています。息を止めて動作したほうが、腹圧が上がり体幹部の安定性も向上するため、安全に行えるのです。
しかし、ヴァルサルバ法は血圧が上がりやすいため、心血管系に不安がある方は行わないでください。その場合は、「息を吐きながら上げる、息を吸いながら下ろす」という呼吸法がおすすめです。
ただし、上記の方法では体幹の固定力が弱いため、高重量を扱うスクワットやデッドリフトを行う際に腰が曲がり、ケガをするリスクが高まります。心血管に問題のない健康な方は、バーベルスクワットはヴァルサルバ法で行うと良いでしょう。
ずーみー
(泉風雅)
体幹部を柔軟に使う必要がある種目では「上げながら吐く、下ろしながら吸う」といった形に近いものを推奨しますが、大きな力を出したり、体幹を固定したりする必要があるレジスタンストレーニング種目ではヴァルサルヴァ法がおすすめです。
バーベルスクワットではヴァルサルヴァ法を推奨しますが、肩甲骨をさらに柔軟に使いたい方は「上げながら吐く、下ろしながら吸う」を採用してみてもいいでしょう。ただし、いずれの場合もご自身の体調と相談し、不安があれば必ず医師に相談してから行ってください。
バーベルスクワットで効果的に下半身を強化しよう
バーベルスクワットは、大腿四頭筋、ハムストリングス、腸腰筋、臀筋群など、下半身を効果的に強化できる種目です。また、筋肉が多く集まる下半身を鍛えることで基礎代謝もアップするため、太りにくい体作りが可能です。そのため、ダイエットを目指す方や女性にもおすすめです。
なお、初心者は筋力や筋肉が足りないため、無理をせずにバーベルなしから始めましょう。慣れてきたら徐々に負荷を高くし、筋肥大や筋力アップを目指してください。