朝シャンで『はげる』は嘘？薄毛に繋がる原因〜やめて治った体験談も！

「朝シャンをするとはげる」という噂がありますが、実はそんなことはありません。朝シャンのやり方さえ気をつければ、ダメージから頭皮を守ることができて、はげるのを防ぐことができます。デメリットが多い様に感じる朝シャンですが、大切なのは正しい洗髪方法と洗髪後のケアなのです。

（朝シャンについては下記の記事も参考にしてみてください）

皮脂は紫外線を含めた外部のダメージから髪の毛を守ってくれるバリア機能が備わった天然の美容液と言われています。一方、時間の経過と共に酸化した皮脂は雑菌の繁殖や頭皮のべた付きの原因になるのでしっかり洗浄しなければなりません。つまり、皮脂は頭皮に必要な成分であると同時に、毎日リセットをしなければならないものなのです。

朝シャンをすることによって、寝ている間に分泌された頭皮が洗い流されます。この時、頭皮が皮脂の不足を感知すると、今度は皮脂の過剰分泌を始めるのです。これはインナードライと呼ばれ頭皮は皮脂でベタついているのに、角層の水分量は不足していて乾燥している状態です。

皮脂が少ないと頭皮ダメージのリスクが高まり、逆に多すぎると雑菌の繁殖やべた付きに繋がるので、どちらもはげる要因となってしまいます。皮脂量は髪の毛にとって、デメリットとなりやすい大事なポイントとなるので覚えておきましょう。

（朝シャンについては下記の記事も参考にしてみてください）

朝の出かける前の時間帯は、忙しくてなかなかゆっくりシャンプーをする時間をとれませんよね。夜の入浴に比べて朝シャンは手間を省いてしまいがちになります。これも、朝シャンがはげると言われている理由の一つです。きちんとシャンプーをしてすすぎをすることが大事なのですが、朝シャンはそれを怠ってしまいやすくなります。

すすぎが十分にできないと洗浄成分が頭皮に付着したままになり、頭皮の炎症が起きたり雑菌が繁殖したり、結果として髪の毛へのダメージも大きくなります。これは、かゆみのもとにも繋がるので要注意。そして最終的には抜け毛や切れ毛の原因にもなってしまうのです。

朝シャンのデメリットであるゆったりした時間がとれないこともダイレクトに頭皮のトラブルの原因に繋がってしまいます。

頭皮や髪の毛を濡れた状態で放置すると、頭皮や髪の毛が傷みやすくなります。濡れたままというのは雑菌の繁殖はもちろん、冷えやすくなることで血行や血流が悪くなり、抜け毛や薄毛を促進させてしまうのです。さらにいうと、シャンプーをしたあとは髪の毛のキューティクルが開きっぱなしになってしまうため、外部からの刺激に弱くなり、傷つきやすくなってしまいます。

朝シャンのデメリットは全体的なシャワーに使える時間の短さです。どうしても朝シャンをしたい、という場合は髪の毛を乾かす時間も考慮した上で、時間に余裕を持って、入浴できるように心がけましょう。