メンズの白髪の疑問を解決!女子の印象〜原因&対策、染めるカラーのおすすめも!
10代の若者から40代・50代の方まで、白髪に悩むメンズは多いのではないでしょうか。今回は、メンズの白髪が女子にどのような印象を持たれているのか、また、白髪の原因や対策を紹介します。白髪を染める際のおすすめカラーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
メンズの白髪はどんな印象を持たれる?
年齢とともに気になってくる白髪。また、20代や30代から白髪が気になり始める、いわゆる若白髪が生えてきてしまうメンズもいます。特に若いうちから生えてきてしまうと、周囲の目が気になったり危機感を覚えたりするのではないでしょうか。そんなメンズの白髪に対して、女性はどんな印象を持っているのかを見てみましょう。
最近若白髪の男性多い気がするけど黒染めしたりしないのかな、、、
— どんぐり (@shibaya15) October 1, 2019
圧倒的に見た目で損してると思うんだけど
若白髪の男性、婚活中だけでも髪黒く染めた方がいい気するなー老けて見えちゃうし、体質なんだろうけど、苦労したのかなとかストレス溜めやすいのかなって気になってしまう
— あき@ (@akikonkatsu) September 12, 2019
ヤフー知恵袋
女性
白髪も手入れをしないと黄ばんだりしますし、ボサボサ頭の白髪は嫌です。
白髪のある歳になっても、素敵な髪型をしていて、年相応のおしゃれをしていて、清潔感があると、男の色気を感じます。
30代で白髪が多いなら気にする人もいるかもしれませんが、逆に40代、50代にもなってたかが白髪で染めるだなんだって騒ぐ男性の方が情けなくて嫌です。
ある程度年齢のいった男性の白髪に対する、否定的な意見はあまり見られませんでした。むしろ、年相応の白髪はダンディでカッコいい、という意見も多いです。しかし、若い男性の白髪に対するマイナスイメージが多く見受けられました。「見た目で損してる」「老けて見える」「苦労してそう」といった印象を与えてしまっていることがわかりました。
また、清潔感があるかどうかが重要であるとの意見もありました。少しでも長く健康的な黒髪を維持して、女性からの印象を良くしたいものですね。それでは、白髪の原因や対策を見ていきましょう。
(白髪の薬については以下の記事も参考にしてみてください)
メンズの白髪の原因は?
白髪を予防するためにも、まずは白髪の原因を知ることが大切です。メンズの白髪はなぜ生えてしまうのでしょうか。まずは髪が黒くなる仕組みを説明し、その後なぜ白髪が生えてしまうのか、その具体的な原因を紹介していきます。
黒髪が生える仕組みと白髪の原因
実は、毛根で作られたばかりの髪はもともと白髪です。髪は成長するときに、メラノサイトと呼ばれる色素細胞からメラニン色素を内部に取り込み、黒髪として生えてきます。しかし、さまざまな原因によりメラノサイトの機能が低下すると、メラニン色素がうまく作られなくなってしまいます。その結果、色素が入っていない状態で髪が生えてきてしまうのです。
また、メラニン色素の生成には「チロシナーゼ」という酵素が必要です。チロシナーゼの不足もメラニン色素が生成されなくなる原因となります。
以上が白髪が生えてしまうメカニズムですが、具体的にどのような原因によって白髪が生えてきてしまうのでしょうか。
原因①栄養不足
白髪の原因の一つとして考えられるのが、栄養不足です。体の健康と同じく、髪の健康のためにも栄養が必要不可欠なのです。メラノサイトでメラニン色素を正常に生成するためには、下記のような栄養素が必要とされています。
・タンパク質
・ミネラル
・ビタミン
・ヨード
・チロシン
以上の栄養素が不足することにより、メラニン色素がうまく作られなくなってしまうことが考えられます。メンズは仕事が忙しく、コンビニ弁当などの栄養の偏った食事になってしまうことも多いのではないでしょうか。
(白髪を予防する食べ物については以下の記事も参考にしてみてください)
原因②精神ストレス
次にストレスです。ストレスを感じると交感神経が活性化して血管が収縮し、血行不良が生じてしまいます。結果、メラニン色素生成に必要な栄養素が毛根の細胞に届きにくくなり、髪に色が着かなくなってしまうのです。
また、ストレスによる交感神経の活性化により多く発生する活性酸素も、白髪の発生に影響しています。活性酸素はウイルスの攻撃から体を守ってくれるものですが、発生しすぎると正常な細胞まで攻撃してしまいます。その為、メラノサイト細胞を破壊することがあり、白髪発生につながってしまうのです。
特にメンズは仕事上でプレッシャーがかかることも多く、ストレスが溜まってしまっているかもしれません。
(ストレスと白髪との関係については以下の記事も参考にしてみてください)
原因③睡眠不足
睡眠不足も白髪の原因として考えられます。睡眠不足の白髪への影響は2つあり、1つ目は血行不良、2つ目は成長ホルモンの減少です。血行不良による白髪への影響は、ストレスの部分で説明した通りです。
寝ている間には、細胞分裂の促進と細胞のダメージの修復を担う成長ホルモンが分泌されます。睡眠不足で成長ホルモンの分泌が減少することにより、メラノサイトの働きが弱まり、メラニン色素がうまく生成されなくなってしまうのです。仕事が忙しくて睡眠時間が足りていないメンズも多いでしょう。
(若白髪の原因については以下の記事も参考にしてみてください)
原因④紫外線
紫外線を髪や頭皮に当てすぎると、白髪が生えてくる原因となります。ストレスと同じく、紫外線も活性酸素の発生を活発化させる要因の1つです。その為、紫外線を浴びすぎることでメラノサイトの働きが悪くなり、白髪が増えることにつながります。メンズは女性に比べて日に当たることを気にしない人が多く、紫外線の影響を強く受けているかもしれません。
原因⑤遺伝
白髪が発生する原因には上記の他に、遺伝的要素も考えられます。統計上白髪になりやすい体質・なりにくい体質があることが判明しているようです。特に両親のどちらかが若いときから白髪が多かった場合、白髪になりやすい体質が遺伝している可能性が高いでしょう。
しかし、白髪は遺伝だけでなく様々な要素が関係して発生します。「どうせ遺伝だから」といって諦めるのではなく、しっかりと対策を行って、白髪の発生を抑えるようにしていきましょう。
メンズの白髪はどう対策すべき?

女性からの印象を左右する白髪。まずは、白髪が生えにくくなるように体の内から根本的に改善していきましょう。ここでは、メンズの白髪の対策をいくつか紹介します。
白髪対策①質のよい睡眠をとる
人の細胞は日々、新しい細胞が生まれて古い細胞と入れ替わる「ターンオーバー」を繰り返しています。このターンオーバーに必要なのが成長ホルモン。この成長ホルモンが多く分泌されるのが、副交感神経が優位に働き体がリラックス状態になっている睡眠時なのです。
しかし、ただ眠ればいいのではなく、睡眠の質が重要です。休める日はしっかりと休むようにしましょう。成長ホルモンが活性化するゴールデンタイムは22時から2時頃なので、できる日はこの時間に眠れるとよいですね。
白髪対策②栄養バランスのとれた食事をする
健康的な髪を育てるためにも、栄養バランスはとても大切です。タンパク質、ミネラル、ビタミン、ヨード、チロシンといった栄養素をバランスよく摂るようにしましょう。
髪の毛はタンパク質から作られているため、まずは良質なタンパク質を摂ることが大切です。また、白髪改善にはミネラルの摂取が欠かせません。チロシナーゼを活性化させる銅や、髪を作るケラチンの合成に必要な亜鉛、メラノサイトを活性化させるカルシウムなどを積極的に摂取しましょう。
ヨードは細胞の成長と新陳代謝を促進する栄養素で、海藻類に含まれています。メラニン色素の素になるチロシンは、チーズなどの乳製品に多く含まれる栄養素です。
白髪対策③紫外線を避ける
白髪の原因となる活性酸素の発生を活発化させる紫外線。紫外線の強い日は帽子をかぶるなどして、頭皮に紫外線を当てすぎないよう注意しましょう。
白髪対策④ストレスを発散する

ストレスを溜めると白髪発生の原因に。少しでもストレスを感じたら、自分なりの方法でストレス解消をするようにしましょう。美味しいものを食べる、カラオケで思いっきり歌う、スポーツをして汗をかくなど、自分の好きなことでストレスを発散できることを見つけてみてください。
白髪対策⑤頭皮マッサージをする
白髪の原因の一つとなるのが、メラニン色素生成に必要な栄養分が、血行不良により毛根の細胞に届きにくくなること。その為、マッサージによって血行をよくしてあげることも、白髪予防に効果的です。
入浴前のブラッシング中にマッサージをしたり、お風呂でシャンプー中にマッサージを行ったりと、毎日の習慣に頭皮マッサージを取り入れてみてください。
(頭皮マッサージの方法の動画はこちら)
白髪対策⑥適度な運動をする

運動をすることも、白髪改善に効果が見込める対策方法の1つといえます。運動による効果は2つあり、1つ目は血流改善効果です。頭皮マッサージで頭皮の血流をよくするだけでなく、運動によって全身の血流をよくすることも、頭皮に栄養を運ぶためには重要となります。
効果の2つ目は成長ホルモン分泌効果です。運動することでも、成長ホルモンを分泌させることができます。筋トレや有酸素運動など、できる範囲で運動する習慣をつけるようにしましょう。
白髪対策⑦ヘアカラーをする
充分に予防策を行っても、どうしても白髪が生えてきてしまうこともあるでしょう。そんな時、そのまま放っておくと女性からの印象はよくありません。即効性を求めて、ヘアカラーをして白髪を目立たなくするのもおすすめです。
しかし、自宅でのセルフヘアカラーはあまりオススメできません。思い通りの色合いにならなかったり、ムラができたり、頭皮へのダメージが大きかったりといった難点があるからです。なるべく美容院で染めてもらうようにしましょう。
白髪対策⑧白髪染めシャンプーを使う
「白髪を隠したい、でも明らかに染めたことがばれるのは抵抗がある」「カラー剤を使うのは頭皮への刺激が心配」という方は、白髪染めシャンプーを使うという方法があります。
白髪染めシャンプーは、日々シャンプーを続けることで徐々に髪が染まります。不器用な人でも手軽に染めることができ、自然な仕上がりになります。頭皮へのダメージを抑えられることもメリットです。しかし、即効性のあるものではない点に注意が必要です。
(白髪染めシャンプーについては以下の記事も参考にしてみてください)
白髪を染めるならこのメンズヘアカラーがおすすめ
ここでは、白髪の対策として髪を染めることを考えている方のために、おすすめのメンズヘアカラーを紹介します。
アッシュブラック
アッシュとは「くすんだ色」を指します。アッシュブラックは地毛の黒髪に特有の赤みを消してくれる為、透明感のある黒髪になります。ただのブラックで染めると不自然で重くなってしまいがちですが、アッシュを入れることで自然な仕上がりに。ブリーチをしなくても作れるへアカラーのため、髪が傷みにくいのも嬉しいポイントです。
色素の抜けてしまった髪も染まりやすいヘアカラーで、白髪染めに最適です。黒髪に近い髪色のため、髪色を大きく変えられないビジネスマンにもぴったりでしょう。
ナチュラルブラウン
ナチュラルブラウンは定番のカラーです。ブリーチをしなくても作れるカラーで、白髪を染めるために初めてカラーをするという方でも取り入れやすいでしょう。また、白髪もしっかりと染めることができるので、白髪を他の髪と均一に染めたい場合に相性の良いカラーです。
金髪ハイライト
ベースは黒髪を残して、部分的に明るくハイライトを入れています。細かく部分的にブリーチをして明るくすることで白髪が目立たなくなる、白髪を活かすヘアスタイルです。ハイライトは女性がするものというイメージもあるでしょうが、メンズのハイライトもおしゃれです。
また、全体的にブリーチをするものではないので、比較的ダメージが少なく済みます。全部を染めると髪が伸びてきた際に根元が気になりますが、ハイライトを施すことにより、境目をぼかしてナチュラルに見せられます。
ミルクティベージュ
その名の通り、ミルクティを思わせるようなまろやかな色味のミルクティベージュ。柔らかくこなれた印象を作り出してくれるカラーです。
ベージュは少し黄味がかった白髪を活かして目立たなくしてくれます。ブリーチをした後にミルクティベージュを入れることで明るく透明感のあるカラーとなり、白髪が伸びてきてしまっても目立ちにくくなります。しかし、ブリーチで髪が傷みやすくなってしまうため注意が必要です。
グレーカラー
大人の男性には、白髪を活かしたグレーカラーもおすすめです。白髪をグレーに染めることで黒髪となじみ、自然な雰囲気にまとまります。あえて黒く染めずに白髪を活かすことで、大人らしくダンディなカッコ良さを引き出してくれるヘアカラーです。
メンズの白髪は早めに適切に対処しよう
メンズの白髪に対する女性からの印象、そして白髪の原因や対策まで紹介してきました。若い内からの白髪は女性受けがあまりよくありません。まずは白髪を作らない、そして増やさないように、日々の生活を見直して体の内から白髪の生えにくい体作りをしていきましょう。
対策を行ってもどうしても白髪が目立ってきてしまったという場合には、自然に染めて整えましょう。この記事を参考に、ぜひ女性に好印象を与えられるメンズを目指してください。