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筋トレは記録を取ると効果的?
筋トレの記録をつけることは筋肉を成長させることにとってとても効果的な方法です。前回の筋トレはどの部位を行ったか、どんなボリュームでどんな種目をしたかが記録をつけることで見返すこともできます。さらに自分の成長度合いや改善するべき点が見えてくるので効果的に筋トレを行う事ができます。
ノートやアプリで記録する方法がありますがノートは自分でカスタマイズできるのがメリット。アプリは手軽に記録できるのがメリットです。この記事では筋トレの記録の付け方などについて詳しく解説していきます。
筋トレで記録を取るべき理由
筋トレの記録をとるメリットはいくつかあります。筋肉を効果的に鍛えるためにはとてもおすすめです。記録を取る方法はノートやアプリがありますがここでは記録を取るべき理由を紹介していきます。
筋トレの効果を高める
トレーニングの原則には漸進性(ぜんしんせい)の原則があります。この原則は負荷を少しずつ高めていかなければ筋肉が成長しないという理論です。少しずつ負荷を上げていくということは自分で前回どれだけの重量で何回行ったかを覚えておかなければいけません。
このように自分の筋トレの記録を記憶力に頼って行うよりも記録をつけることで効率的に筋肉を成長させることができるのでとてもおすすめです。
(トレーニングの3原理・5原則については以下の記事も参考にしてみてください)
筋トレ効率UP『トレーニングの3原理・5原則』とは?語呂合わせでの覚え方まで紹介!
出典:slope【スロープ】
モチベーションを維持することができる
モチベーションを維持できなければトレーニングを続けていくことは難しいものです。優秀なトレーニングでもある程度継続しないと効果が現れません。これを継続性の原則といいとても重要な原則です。記録をつけることでいつどのような筋トレを行ったかが一目でわかるようになり、継続して行えているかどうかも管理がしやすくなるのでおすすめです。
こうすることで自分が頑張っているのかそうでないのかを客観的に判断できるようになります。頑張って続けていることでもっと頑張ろうという気持ちにもなりますね。
筋トレのモチベーションUPはコレ!やる気をなくした際に絶対に継続できる方法を紹介!
出典:Slope[スロープ]
自分の成長を確認できる
記録をつけることで自分が行ったトレーニングを見返すことができ、それを確認することで自分が成長してるかどうかがすぐに分かります。逆に自分が成長していないとなれば過去のトレーニングを見返すことで改善点が見えてくるでしょう。
自分の体は他の人と全く同じということはあり得ませんのでメニューも他の人の真似ばかりしていてはどこかで停滞期が来てしまいます。それを乗り越えるためにも過去のトレーニングを見返すことがとても重要になります。
久しぶりにトレーニングを行っても効果的に行える
習慣的にトレーニングを行なっている人でも何らかの原因でトレーニングをしばらく休んでしまうと以前行なっていた内容を忘れてしまいます。筋トレの記録を行えば一目瞭然なので効率的にトレーニングを再開できます。筋トレを休む前の目標にもなりますのでおすすめです。
自分のトレーニング内容を他の人に見てもらうことができる
一人でトレーニングを行なっていると筋肉の成長が止まる時があります。そんな時でも記録をつけておくことで他の人にトレーニングを見てもらうことができます。そうすることで自分のトレーニングを客観的に見てもらうことができるのでより効果的に筋トレを行うためのアドバイスをもらうことができます。
筋トレの記録は何をどこまで取るべき?
筋トレの記録をする上での必須項目は「実施した日」「トレーニング種目」「重量とセット数」です。ここではノートに書く場合の書き方を紹介していきます。4つの必須項目に加えておすすめの記入項目も紹介します。
実施した日
実施した日を記入することで前回のトレーニングからどれだけの時間が空いたかが一目瞭然です。トレーニングの感覚が長すぎても短すぎても効率が悪いので実施した日は必ずノートに記入しましょう。加えてその日はどの部位を鍛える日なのかをに記入するとより見やすくなります。
トレーニング種目
自分がどんなふうにトレーニングを行なったかを確認するためにはトレーニング種目の記入は必須です。行った順番通りに書くことも重要です。ノートを見返すことで自分にとって効果的な種目や適性な順番などがわかるので効率的に筋肉を鍛えることができます。
重量とセット数
筋トレは少しずつ負荷を上げていかなければなりません。重量を記入しておけば次の筋トレの時にどれくらいの重量で行えばいいのかが一目でわかるので必ずノートに記入しましょう。少しずつ扱える重量が上がっていくことも見ることができるので効率的に鍛えることができますしモチベーションも上がります。
同じ重量でもセット数が違えば筋肉にかかる負荷が変わってくるのでセット数も必ずノートに記入しましょう。
その日の感覚や体調
日によって同じ重量でも重く感じたり軽く感じたりします。軽く感じたのであれば次回は重量をあげる判断材料にもなります。逆に重く感じる場合はオーバーワークの可能性が考えられますので休息を入れることができます。体調の良し悪しもパフォーマンスに影響がでますのでノートに記入することをおすすめします。
具体的な記入例
ここまで紹介してきた項目をもとに記入例を紹介したいと思います。
▼記入例
○月○日 「肩・三頭筋の日」
ダンベルショルダープレス 30kg×10回×3set
サイドレイズ 10kg×15回×3set
リバースバタフライ 30kg×15回×3set
ナローグリップベンチプレス 60kg×10回×3set
トライセップスプッシュダウン 30kg×10回×3set
体調:寝不足なのであまり力が入らなかった
感覚:ショルダープレスはいつもより軽く感じたので次回重量アップ
このように記入しましょう。
筋トレの記録はノート・アプリどっち?
筋トレの記録方法は大きく分けてノートで取る方法とアプリで取る方法があります。ノートもアプリもそれぞれメリット・デメリットがあるので注意しましょう。
ノートのメリット・デメリット
ノートで記録する場合、アプリとは違って自分のオリジナルの項目を作ることができます。自分のその時の体調や感じたことなども詳しく書くことができるのでとてもおすすめです。ペンやノートをジムに持ち込むことや書くことが面倒な部分はデメリットになります。
アプリのメリット・デメリット
スマホは筋トレ中でも常に持ち歩いているものなので忘れる心配がありません。アプリの場合は簡単に操作ができますし、ノートと違い文字を書く煩わしさがありません。データの詳細も見ることができるのでおすすめです。アプリの場合はスマホを紛失したり壊れたりするとデータが消えてしまうことがあるのでこまめにバックアップをしておきましょう。
どっちが向いている?
ノートに向いている人は自分のオリジナルの項目を作ったりその日の体調などを細かく記載したいこだわり派の方が向いています。アプリに向いている人は手軽に操作したり自分の筋トレをデータ化したい人やペンやノートをジムに持ち込むことが面倒な人に向いています。自分の目的にあった使い方を実践しましょう。
筋トレの記録が簡単にできるおすすめアプリ
筋トレの記録が簡単にできるアプリをいくつか紹介しますので参考にしてください。
Fitness Point Pro
このアプリは数百種類ものエクササイズが収録されていますのでとても便利です。エクササイズをアニメーションで見ることができるので視覚的にもみやすいのも嬉しいポイント。オリジナルのテンプレートを自作できるのでより効率的に筋トレができます。無料版もありますがエクササイズの数が全く違うので、本格的なエクササイズをしたい人は有料版をおすすめします。
Google Playレビュー★★★★★
重量やレップ数をグラフで見ることもできて良い:thumbsup:
出典:App Store
出典:Google Play
Nike Training Club
このアプリは筋トレやランニングなどとても豊富なメニューが収録されています。無料だとは思えないようなボリュームです。長時間のメニューの他に忙しい方にもできる短い時間のメニューもあるのでおすすめです。女子の方でもやりやすいメニューもあるので試してみてください。
Google Playレビュー★★★★☆
過去にやったワークアウトの記録が残ってたり、トロフィーが貰えたりすることでモチベーションが上がる。私も自分に甘く、トレーニングは長続きしないタイプの人間でしたが、このアプリを使うことで最低週3回のワークアウトを続けることが出来てます。
出典:App Store
出典:Google Play
GymGoal
このアプリには280種類ものエクササイズが収録されているのでとても便利です。初心者から上級者までに分けて詳しく説明されているところもおすすめです。エクササイズは一つひとつアニメーションで見ることができます。腕まわりのサイズなど体の各部や体脂肪率、BMIなどたくさんの項目を記録することが出来るのでおすすめです。
トレーニングの記録の詳細を見返したいという方におすすめです。
App Storeレビュー★★★★★
ダンベルを用いて一通りのトレーニングが出来る優秀なアプリ。
これのおかげでジムでも家でもiPhoneが手放せない。
各トレーニング内容は動画もあり親切丁寧。初心者にも安心。バランスもいいです。
ただし日本語表記がおかしい部分があるので、基礎知識はWEBでも調べましょう。
示されたスケジュールをまもれば、初心者にありがちなオーバートレーニングに陥る事もありません。
スケジュールやトレーニング内容を決めるのが少し判りづらいかな?最初だけですが。
・マナーモードで起動した後、マナー解除してもアラームがならない?
・BGMのシャッフル機能がうまく作動していない?
無料とは思えないアプリです。ホームトレーニーの方もジム通いの方も、ワークアウトのお供にぜひ。
出典:App Store
筋トレの記録を取る際に最適なノートもチェック
筋トレの記録をするためのノートがありますのでいくつか紹介します。
1.ゴールドジム(GOLD’S GYM) トレーニングノートG9500 G9500
ゴールドジムのノートは筋トレの記録をつけるためのノートです。スーパーセットなどのトレーニング法も収録されています。分割法のやり方やトレーニングのテクニックが収録されていて初心者の方にもおすすめです。記録をつける欄は種目とセット数、回数が記録だけを記録するシンプルなものです。
とても簡単に記録をつけることができますし、見返した時に見やすいので初心者の方にもとてもおすすめです。時間に余裕があればノートに記録したデータをエクセルに写してデータ化すれば完璧です。
Amazon レビュー★★★★★★
GOLD’S GYM会員ではないですが、これはトレーニーは持っておくべきだと思う一冊!とくに初心者だと、なにを書いていいのか、どれくらいするべきなのか等わからない事があると思うので、これ一冊あれば、気軽に書き込めるし、情報もたくさんあるので、便利!そして安い!
2.トレーニングノート ダイアリーリングタイプ(A5サイズ/150日分)[sin marca] フィットネス市場オリジナル 筋トレ ジムトレ
このノートは筋トレをしている人の意見を参考にしているノートですが台紙が厚い作りなので手持ちでも書きやすいことが特徴です。ノートは筋トレ1回につき1ページを使用する構成になっていて150日分もの記録をつけることができます。種目やセット数の他、摂取したサプリメントやコンディションなども書くことが出来る仕様です。
色々な情報を書くことが出来るので後で見返した時により参考になります。拘って記録をつけたい人におすすめです。
筋トレの記録付けを習慣にして効率UPを図ろう
トレーニングの記録をつけることはとても重要です。記録を見返すことで自分の長所や短所、筋肉の成長度合いまでが分かるので効率的にトレーニングを行うことができます。記録をつける方法は主にノートとアプリがありますが自分にあった記録方法を選択しましょう。記録をつけることはメリットばかりなのでこれを機会に是非記録をつけてみましょう。