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筋トレは体脂肪が増える?体重も?その理由〜確実に減らすポイントまで解説

2020年11月13日

筋トレをしているのに体脂肪が増えたという経験をしたことはありませんか?見た目では筋肉が付いているのに、疑問に思ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、筋トレをしているのに体脂肪が増える理由から、体脂肪を減らす筋トレのポイントまで解説します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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筋トレをすると体脂肪が増えるって本当?

男性、女性ともにダイエット目的で筋トレをしている人は多いです。ですが、筋トレをしていても体脂肪が増えることがあります。「筋トレをしているのにどうして?」と疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では、筋トレをしても体脂肪や体重が増える理由や、体脂肪・体重を減らす筋トレを行う際のポイントについて解説していきます。ダイエットを成功させるためにも、ぜひチェックしてみてください。

筋トレをすると体脂肪が増える理由

まずは筋トレをしているのに体脂肪が増える理由について解説していきます。理由を知ることで、どうすれば改善できるのかがわかってきます。

体脂肪が増えるのは単純に食事が原因

単純に食べ過ぎということが考えられます。筋トレしているからと安心して気にせずに食べていると、体脂肪も体重も増えてしまいます。

筋トレは消費カロリーが少ないので要注意です。
体脂肪を減らすのであれば、摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多くなるようにする必要があります。食べ過ぎていると感じたら、一度食事内容を見直してみましょう。

しっかりと負荷をかけた筋トレをしていない

筋トレをしているのに、体脂肪・体重が減らないどころか増えるという方は、今一度筋トレのやり方をチェックする必要があります。筋トレのセット数、反復回数は適切かどうか見直してみてください。

しっかりと負荷をかけないと、筋肉が増えることはありません。筋肉が増えないと基礎代謝も上がらないので、どんどん体脂肪が増えてしまいます。

(適切な負荷調整については以下の記事も参考にしてみてください)

基礎代謝の低下

日々ストレスを多く感じることがあったり、忙しさから不規則な生活スタイルが続くと基礎代謝が低下してしまいます。基礎代謝が低下すると脂肪が落ちにくくなり、体脂肪・体重が増える原因になりかねません。

また、ストレスによりコルチゾールというホルモンも分泌されます。このコルチゾールというホルモンは、筋肉を分解したり慢性的な疲労を引き起こす場合もあり、筋トレにも影響を及ぼします。ダイエットを意識した筋トレをするなら、ストレスを溜め込まないことも大切です。

(筋トレによるストレス解消の効果については以下の記事も参考にしてみてください)

体重計の体脂肪率は正確でない

市販の体重計は体に非常に弱い電流を流し、その抵抗値・体重・年齢などプログラムされているものから表示する値を算出しています。しかし、この抵抗値は水分を十分とっているかどうか、筋肉の量などによっても変わってきます。

計測時の水分量によって算出される体脂肪率は変動するので、翌日計ると増えていることもよくあるというのを頭に入れておきましょう。また、短い期間で体脂肪が増えるということもありません。参考程度にとどめておき、見た目で判断するのがいいでしょう。腕をつまんでみると、脂肪が減っているかわかりやすいのでおすすめです。

体脂肪・体重を減らす目的で筋トレを行う際のポイント

続いて、体脂肪・体重を減らすための筋トレをする際に気をつけるポイントについて見ていきましょう。

基礎代謝を上げられる部位の筋トレをする