エドックスの時計はダサい？ビジネスはNG？【結論→おしゃれで定番人気】

1884年にスイスで誕生したエドックスは、130年以上もの歴史がある老舗ブランドです。日本に上陸してからはまだ10年ほどなのであまり馴染みがなく、時計に興味がある人でなければ知らない人も多いかもしれません。しかしエドックスの腕時計はそのデザイン性や機能性の高さから、最近では徐々におしゃれなメンズや時計好きなメンズから注目が集まっています。

おしゃれでかっこいいと人気が高まる一方でエドックスの腕時計はダサいという評価もあるようで、購入を検討している人は気になってしまいますよね。そこでその真相を検証すべくSlope編集部では男女127人にアンケートをとってみました。

▼アンケート結果
・いいえ：109人
・はい：18人

アンケート結果では、127人のうち109人は「エドックスの腕時計はダサくない」と回答しています。エドックスの腕時計はおしゃれ・かっこいい・欲しいという人が大多数のようです。

しかし今回18人は「エドックスの腕時計はダサい」と回答しており、ダサい・恥ずかしいと思っている人が一定数いるというのも事実のようですね。ではどのようなところがダサいと思っているのか、それを知ることでダサいと思われない腕時計を選ぶ際の参考になるのではないでしょうか。

「エドックス」と検索すると関連するキーワードとして「時計 評価」や「ダサい」と出てきます。つまり多くの人がエドックスの評価やダサいかどうかを気にして検索しているということがわかりますね。ではなぜエドックスの腕時計はダサいと思われてしまうのでしょうか。口コミなどを見てみると以下の理由が挙げられることがわかりました。

①知名度が低すぎるから
②ビジネスシーンに合わないデザインも多いから
③デザインが派手なものが多いから
④安っぽいから

ではこれら4つの理由について詳しく見ていきましょう。

日本に上陸してからまだ10年ほどのエドックスの知名度はまだまだ低く、腕時計が好きでなければ知らない人がほとんどでしょう。そのためエドックスを知らない人にとってはその良さなどもわからないため、エドックスって何？エドックスの腕時計ってどうなの？となってしまうようです。

エドックスという名前から「江戸」を連想して国産と勘違いされたり、名前がダサいと思われたり、ロレックスのパクリだと勘違いされたという口コミも見られました。しかしエドックスはスイスの老舗メーカーであり、エドックスという言葉は古代ギリシャ語で「時間」を意味しています。エドックスのロゴも時間を表す砂時計をデザインしたものなのです。

エドックスはデカ厚といわれるメンズの腕時計の中でも特にビッグフェイスで厚みもあり、存在感が大きいデザインが多くなっています。また、スポーツウォッチタイプやダイバーズウォッチがメインのコレクションであるため普段のファッション向けで、スーツには合わないと感じる人が多いようです。

またその腕時計の存在感からオラついていると感じる人もいるようで、ファッション性が高くカジュアルすぎる、大きすぎるなどビジネスシーンにふさわしくないものをしているとダサいと思われてしまうようです。TPOをわきまえることが大事ということですね。

（ビジネスシーンにふさわしい髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

エドックスのメンズの腕時計は派手で個性的なデザインのものも多くあり、それをかっこいいと思う人もいればダサい・恥ずかしいと感じてしまう人もいるようです。しかしあくまでこれはファッションと同様に個人の好みの問題なので、一概にダサいということではありません。

エドックスのメンズの腕時計はスポーツウォッチタイプのものが多く、ラバーベルトを使用しているモデルも多いです。そのため、人によってはこのラバーベルトが安っぽいと感じてしまうこともあるようです。しかしこちらも好みの問題なので、必ずしも安っぽくてダサいというわけではありません。

見てきたようにエドックスの腕時計はダサい・恥ずかしいと思っている人もいます。しかしアンケート結果からもわかる通り大多数の人はエドックスの腕時計はおしゃれでかっこいいと思っているのです。ではどのようなところがエドックスの腕時計の魅力なのでしょうか。その特徴などを見ていきましょう。

創業者のクリスチャン・リュフリ・フルーリーはもともと技術のある時計職人で、妻ポーリーンの25歳の誕生日に自身でデザインし作った懐中時計をプレゼントしたのだそうです。そしてこれを喜んだ妻ポーリーンから勧められたことがきっかけでエドックスが設立されることになりました。妻への愛から生まれたエドックス、素敵ですよね。

エドックスの工房はスイスのレ・ジュネヴェという小さな町にあり、約100名ほどがここで企画やデザインや設計、組み立てなどの作業を行っています。そしてデザインはまずデザイナーの手描きなのだそうです。このことがユニークなデザインや機能性の細部に至るまでイメージの共有を可能にしているのだとか。

さらに時計は熟練の時計職人によってひとつひとつ手作業で組み立てられています。エドックスの腕時計は、すべてに時間と手間がかけられ丁寧に作られているのです。職人たちが誇りをもって作った時計は決してダサい・恥ずかしいものではありません。

（スイスの時計ブランド「テクノス」については以下の記事も参考にしてみてください）

エドックスはスポーツウォッチやダイバーズウォッチを多く手掛けており、その技術力の高さからこれまでにパワーボートレースやラリー、カーリングなど様々な競技の公式タイムキーパーを務めています。過酷なレース環境でも耐え得る防水性と耐衝撃性は、エドックスならではの特徴でしょう。

エドックスの腕時計は、通常なら3つのパーツからなるケース部分をその倍ほどのパーツを使うことでより複雑な構造に仕上げています。精密な加工技術を駆使してこの複雑なケースを作り上げることで、防水性と耐衝撃性に優れた時計を生み出しているのです。さらにどの角度から見ても美しい立体的なデザインを実現しています。

エドックスの腕時計の主要なパーツはすべて高品質の素材を使用しています。風防ガラスには傷のつきにくいサファイアクリスタルを使用し、他にも耐水性・耐食性の高い316Ｌステンレススティールケースや精度の高いスイス製ムーブメントを使用しています。これらを標準仕様とし、製品の検査や調査を行うことでエドックスの腕時計は高い品質を保っています。

エドックスには上の画像のようなベゼルとマイナスドライバーがセットになったツールが置かれている店舗があります。エドックスのクロノオフショア1やグランドオーシャンには傷のつきにくいセラミックベゼルが採用されており、実際にマイナスドライバーで試すことができるようになっているのです。エドックスの品質への自信が伺えます。

エドックスにはドレスウォッチもあり、スポーツウォッチのようなかっこいいものだけでなく上品でおしゃれなデザインまで豊富に揃っているのが魅力です。ベルトに関してもカーフやクロコダイルのレザータイプ、プレーンやスタッズパターンのラバー、ブレスレットタイプやデニムなど様々な種類があり、ファッションや好みに合わせて付け替えることができます。

またエドックスには手の届きやすいクォーツ式の時計と少し価格が上がる機械式があり、10万円ほどで購入できるものから50万円ほどするものまで価格帯も様々です。時計ブランドの格付けランキングなどでは中の下とされてしまうほどですが、先ほど紹介したように高品質・高性能であることには間違いなく、とてもコスパの良いブランドなのです。

ここではエドックスの腕時計を愛用している、または以前していた芸能人を紹介します。ここで挙げる芸能人がTV番組などでエドックスの腕時計を着用していたことが、エドックスの知名度を上げるきっかけにもなったのではないでしょうか。

哀川翔は2008年にラリージャパンに初参戦しており、2010年に参戦した際にはエドックスの「WRCクロノラリー クロノオートマチック」を着用していたようです。しかし残念ながらこちらのモデルは現在販売されていません。

また50歳の記念にエドックスとコラボし、「クラスワン クロノオフショア 01115 哀川翔モデル」が50本限定で発売されました。この腕時計にはシリアルナンバーが刻印されており、哀川翔の腕時計は00/50だったようです。2012年に放送された『ダウンタウンDX』の私服紹介のコーナーにおいて、この腕時計を着用しているところを紹介されています。

（哀川翔の髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

前出の哀川翔モデルの腕時計ですが、50本のうち1本は勝俣州和が所有しています。同じ「劇男一世風靡」の先輩である哀川翔からのプレゼントなのかと思いきや、買わされたものであるといわれています。しかし2017年には、出会って30年の記念として哀川翔が着用していたウブロの腕時計をもらったと『ダウンタウンDX』で明かしました。

（ウブロの腕時計については以下の記事も参考にしてみてください）

さまぁ〜ずの三村マサカズは芸能人の中でも時計好きで有名で、これまでに様々な時計を着用しています。以前はエドックスの「クラスワン クロノオフショア ビッグデイト 10012-3N-NIN」を愛用していました。こちらは腕時計好きの人から注目されかっこいいと話題になりましたが、残念ながら現在は同じモデルは製造されていないようです。

はんにゃの金田哲は2013年に『MENS CLUB』で、自身が購入したというエドックスの「クラスワン オフショアプロフェッショナル ref.80088-37N-NIN」を紹介しています。現在は違う腕時計をしているようですが、デザインとラバーベルト、そして防水性に優れているところが気に入っていたようです。

『スポーツマンNo.1決定戦』で運動神経の良さにも注目が集まった金子昇は、エドックスの「クロノラリー1 クロノグラフ」の限定モデルを愛用しています。大きめのサイズ感やシャープなデザインが気に入っているとインタビューで話していました。金子昇と同じ限定モデルは残念ながら現在は販売されていないようです。

ここで挙げた芸能人以外にも、フィギュアスケートの無良崇人や水泳の立石諒、ライフセーバーの飯沼誠司などのスポーツ業界の人から、メンズファッション情報誌の編集長やファッションブランドの社長、ディレクター、スタイリストなどファッション業界の人まで様々な人がエドックスを愛用しています。

おしゃれな芸能人も愛用しているエドックスの腕時計ですが、かっこいいといわれるものとダサい、恥ずかしいといわれるものにはどのような違いがあるのでしょうか。ここではダサいといわれてしまうエドックスの腕時計の特徴について見ていきたいと思います。

一般的にスケルトンの腕時計はダサい、安っぽい、恥ずかしいといわれてしまいがちです。しかしスケルトンの時計はただのファッションとしてのおしゃれではなくその技術を表現するものとしてあえてそのデザインにしていることもあるため、ゼニスやオリエントの腕時計などスケルトンでもかっこいいといわれるものもあります。

（オリエントの腕時計に関しては以下の記事も参考にしてみてください）

腕時計そのものはおしゃれでかっこよくても、合わせるファッションを間違えてしまうとダサいと思われてしまいます。エドックスの時計は大きくて目立つのでなおさら、合わせるコーデには注意した方がよさそうです。

エドックスの腕時計はビッグフェイスのモデルが多いため、特に手首の細い人がすると時計が大きすぎて似合わないと感じてしまうようです。その場合はエドックスの中でも比較的小さめのものを選んだり、デザインもあまりゴツゴツとしたものは避けるようにするとよいでしょう。

（腕時計の似合う手首になる筋トレについては以下の記事も参考にしてみてください）

ダサい、恥ずかしいといわれてしまうこともあるエドックスの腕時計ですが、ではどのようなものがおしゃれでかっこいい腕時計なのでしょうか。おすすめのメンズの腕時計を紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

知名度も低く格付けでも低く評価されてしまいがちなエドックスの腕時計ですが、決してダサい物ではありません。高品質・高性能でデザインもかっこいいものが揃っています。こだわりを持って作られたエドックスの腕時計を手に入れて、おしゃれなメンズを目指しましょう。