EAAは寝る前に飲むと効果UP!論文等でエビデンスを確認!体験談も

トレーニングと組み合わせることによって効果を発揮するEAAですが、寝る前に摂取することでも様々な効果が期待することができるのです。そこで、寝る前にEAAを摂取する際の注意点や体験談も紹介します。EAAに関する記事も多く紹介しているのでチェックしてみてください。

監修 |パーソナルトレーナー 高津 諭
トレーニング指導歴年 大阪・兵庫を中心に活動する「食べて、鍛えて、整えて」豊かな人生を創造するパーソナルトレーニングを提供しています。 業界のパイオニアとして専門誌にも取り上げられたこともあり、...
トレーニング指導歴22年 大阪・兵庫を中心に活動する「食べて、鍛えて、整えて」豊かな人生を創造するパーソナルトレーニングを提供しています。 業界のパイオニアとして専門誌にも取り上げられたこともあり、現在、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会のマスタートレーナーとして、またJOTスポーツトレーナー学院の校長として後進の育成、指導にも尽力している■HPブログTwitter

目次

  1. EAAは寝る前に摂取すると効果的?
  2. EAAを寝る前に摂取すると得られる効果
  3. 吸収率アップ
  4. 筋肥大を促進
  5. 疲労回復
  6. ダイエット効果
  7. EAAを寝る前に摂取する際のポイント
  8. 摂取量
  9. 食事
  10. EAAを寝る前に摂取している人の体験談
  11. 疲労感回復
  12. ダイエット効果
  13. 多くの効果を実感
  14. 脂肪減少
  15. 筋肥大しているかも?
  16. その他、EAAに関する記事もチェック
  17. EAAの飲み方
  18. EAAを飲むと下痢になる?
  19. タブレットタイプ?粉末タイプ?
  20. プロテインとの違い
  21. 寝る前にEAAを摂取してみよう

EAAは寝る前に摂取すると効果的?

人間の身体を構成している多くが水分であることはよく知られています。水分は身体の約60%を構成しています。残りの40%の過半数を占めているのはたんぱく質なのです。そのたんぱく質の構成元がアミノ酸と呼ばれているものです。

アミノ酸のうち、体内で合成することができない9種類のアミノ酸が、必須アミノ酸(EAA)と呼ばれています。筋トレやダイエットに大きな効果を期待できるこのEAAですが、プロテインとして寝る前に効率よく摂取することでさらなる効果を期待することができるのです。

EAAを寝る前に摂取すると得られる効果

EAAはとても吸収が速く、摂取してから約30分ほどで血中に吸収されます。しかし、摂取したEAAは、2~3時間ほどで血中濃度が低下してしまいます。その反面、寝る前に摂取することで得られる効果が存在することも事実です。EAAを寝る前に摂取することで、主に下記4つ効果を得ることができます。

①吸収率アップ
②筋肥大を促進
③疲労回復
④ダイエット効果

それでは①吸収率アップから確認していきましょう。

吸収率アップ

プロテインは、EAAと違い血中濃度を長い時間維持します。しかし、プロテインはEAAほど吸収スピードが速くなく、摂取してすぐに血中に吸収されることがわかっています。そこで、EAAとプロテインを併用することで、即吸収、血中濃度長時間維持をキープさせることが実現するのです。

筋肥大を促進

また、トレーニングで疲労が蓄積された身体をすぐに補修し、筋トレの効果の向上や、筋肥大を促すことも期待することができます。さらにたんぱく質の吸収促進により筋肉への栄養補給も同時に行うことができます。

疲労回復

必須アミノ酸(EAA)の一種である「トリプトファン」について知っていましたか。トリプトファンとは、セロトニンという神経伝達物質の合成を促進させてくれるものです。

このセロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれていて、自律神経を落ちつかせることによるメンタルの安定や血行改善を促す物質です。筋トレなどのトレーニングで披露した身体を休めるために、自律神経を調節して効率の良い休養をとることが大切なのです。

(トリプトファンとセロトニンについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください)

疲労の分子神経メカニズムと疲労克服

ダイエット効果

たんぱく質が十分に摂取されていないと基礎代謝が低下し、とても太りやすい身体になってしまいます。反対に、痩せづらい身体になってしまうのです。ダイエットで食事制限をしている方が気を付けるべきポイントです。

そこで、寝る前、EAAとプロテインを併用することで身体の機能を調節して、たんぱく質吸収を調節することで減量と両立することが可能なのです。

他にも、EAAの寝る前の摂取によって、肌や髪の質の向上、集中力、思考力の向上など期待できる効果はたくさんあります。

EAAを寝る前に摂取する際のポイント

筋トレやダイエットのためのトレーニングを行った日に、様々なメリットを実現するために、気を付けるべきポイントがいくつかあります。それを紹介します。

摂取量

EAAは前述したとおり、とても吸収が速い栄養素のひとつです。したがって、一度に多くの量を摂取してしまうと消化器系に負担がかかり、下痢や腹痛の原因になってしまいます。しっかり摂取量を守って摂取しましょう。

あるプロテインメーカーでは、一回の摂取目安量を6~9gを目安にしています。

しかし、おなかの弱い方や普段たんぱく質を取らない方は2~3gにするなど摂取量を調整しましょう。また、自信があってもメーカーの摂取量を決して超えないように気を付けましょう。大量摂取は逆効果になる可能性があります。

食事

EAAは普段の食事で十分な栄養を摂取していることを前提に効果を発揮します。例えば、食が細い方やビーガンの方は、EAAの摂取で逆に基礎代謝が低下してしまう恐れがあります。筋肉を育て筋肥大を促すためには、日頃の食事をしっかり管理してEAAを摂取するようにしましょう。

EAAを寝る前に摂取している人の体験談

最後にEAAを寝る前に摂取している方の体験談を紹介します。様々な人の感想を参考にしてみてください。

疲労感回復

こちらは、寝る前のEAA摂取によって疲労感が取れた方の体験談です。EAAの疲労回復効果をかなり実感しているようです。個人差はありますが、エナジードリンクを飲むことよりも寝る前のEAA摂取は効果があるのです。

ダイエット効果

こちらの返信では、EAAを寝る前に摂取することによって体重が減っていった方の体験談を紹介しています。EAAを摂取することによりたんぱく質の合成を促進したり、基礎代謝をアップさせることで体重が減っていったのでしょう。ダイエットを目的としている方にもEAAはお勧めなのです。

多くの効果を実感

こちらの方は、EAAを寝る前に摂取して多くの効果を実感しているようですね。この方の意見通り睡眠は最高の修復再生の時間なのです。その前にEAAを摂取して、たんぱく質の吸収促進、身体機能の調節によって傷ついた筋肉を効率よく修復しましょう。

脂肪減少

こちらの方は、寝る前の摂取するものをEAAに変えて効果を実感しています。脂肪が落ちた場所まで実感できるほど効果が現れたのですね。EAAは基礎代謝を向上させて脂肪燃焼してくれる効果があります。そのほかにたんぱく質の吸収も促進されているので筋肉ではなく脂肪の減少による体重減少でしょう。

筋肥大しているかも?

EAAをほかのサプリメント併用して摂取しているのですね。中でも、筋肉の筋肥大はEAAの効果でしょう。トレーニングをしていないにも関わらず筋肥大を実感できるのは凄いです。EAAに筋トレを組み合わることによって効率よく筋肉を鍛えることが可能になるでしょう。

その他、EAAに関する記事もチェック

EAAに関して、他にも知りたいことがある方がいるかもしれません。ここからは、EAAに関する他の記事を紹介していきます。

EAAの飲み方

こちらの記事では、EAAの正しい摂取方法やタイミングを詳しく解説してます。EAAをこれから摂取しようと考えている方は参考にしてみてください。

【EAAの飲み方】摂取量・タイミング〜プロテインなどとの併用方法まで解説!

EAAを飲むと下痢になる?

こちらの記事では、EAAの摂取により、腹痛や下痢が起こるメカニズムや改善方法を解説しています。おなかの弱い方など心当たりのある方は、参考にすること間違いなしです。

EAAを飲むと下痢になる…。その理由〜誰でも改善する飲み方を解説!

タブレットタイプ?粉末タイプ?

EAAのサプリメント様々な種類があります。その中でも、代表的な粉末タイプのほかにタブレットタイプもあります。こちらの記事では、タブレットタイプの有用性を解説する他、サプリメントの商品も紹介しています。何のEAAが良いのかわからない方はぜひ参考にしてみてください。

EAAは『タブレット』でも効果は同じ?粉の方がいい?おすすめ10選も合わせて紹介!

プロテインとの違い

こちらの記事では、EAAとプロテインの違いや、併用の効果など詳しく解説しています。プロテインやEAAの効果ををより発揮したい方におすすめの記事です。

EAA・プロテインの違いは?併用はいらない?混ぜると効果UPという情報の真相も!

寝る前にEAAを摂取してみよう

EAAを寝る前に摂取することによって得られる効果や、摂取時のポイントなどを解説しました。ダイエットや筋トレを行っている方で、EAAの摂取を考えている方はトレーニング中やトレーニング前後の摂取のほかに寝る前にも摂取して、効率よく筋肉を鍛えましょう。また、EAAの他の記事も参考にして、多くの知識を得ることもトレーニングにつながります。