小学生・中学生もプロテインは飲むべき?子供によくない?身長の伸びについても!

小学生・中学生の男女がプロテインを飲んでいたら成長が止まったり筋トレで筋肉がつきすぎたり、身長が伸びないなど噂されていますが実際はどうなのでしょうか。今回は、そんな噂と子供が大人用のプロテインを使っていいのかどうか紹介していきます。

監修 |パーソナルトレーナー Riku
instagramTwitterHPTRIGGER POINT Performance Therapy 認定トレーナー2ndpass認定トレーナーBODYBOSS認定トレーナー 法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。王様のブランチなどメディアにも複数出演。お客様のパートナーとして食事管理やトレーニングの指導はもちろんのこと日常生活や仕事での悩みなど身体&精神的な不調に関わることに対してサポート致します。

目次

  1. プロテインは小学生・中学生の子供にはよくない?
  2. プロテインは子供によくないと言われる噂の真相
  3. プロテインと子供の身長の関係性
  4. プロテインは飲むだけで筋肉がつきすぎてしまう?
  5. 子供の成長に必要なプロテイン(タンパク質)の摂取量
  6. プロテインは子供にいつから飲ませる?
  7. 小学生・中学生の子供に『大人用』のプロテインはOK?
  8. 小学生・中学生の子供の頃からプロテインを飲ませてた親の体験談
  9. 外見に変化が現れた
  10. 年齢によって種類を選べる
  11. さまざまな味があるので飲んでくれる
  12. 栄養不足解消に
  13. 体力のない子供にもプロテイン
  14. 小学生・中学生の子供でもプロテインは役立つ!

プロテインは小学生・中学生の子供にはよくない?

小学生・中学生の子供にプロテインを飲ませるのはよくないと言う人もいますが、そんなことはありません。むしろ成長期の子供には飲ませたほうが良いです。プロテインは成長期の男女に欠かせない栄養素の一つなのです。

栄養が不足した状態でいると自分の身を削ってしまい、成長するために必要な栄養まで削ってしまう可能性があります。プロテインは食事でまかないきれなかった栄養を補給するためにたいへん役立ちます。それでは、子供にプロテインはよいとされる理由を説明していきます。

プロテインは子供によくないと言われる噂の真相

子供にプロテインを飲ませると身長が伸びなくなったり、筋肉がつきすぎてしまったりするのではないかと噂されています。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。次はそんな噂の真相を紹介していきます。

プロテインと子供の身長の関係性

プロテインは主にタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素で出来ているため子供の成長を促してくれます。ジュニアプロテインはタンパク質以外にも「カルシウム」「鉄」などが含まれているので、食事で不足した栄養素を補うことができます。

しかし、プロテインで必ずしも背が伸びるというわけではありません。身長は遺伝やホルモンの影響があるため、プロテインが身長に直接的な効果はないと覚えておきましょう。あくまでも補助としてプロテインを飲みます。

(プロテインと身長の関係性についてはこちらの記事も参考にしてください)

プロテインで身長が伸びる・伸びないは嘘!中学生・高校生も関係なし?

プロテインは飲むだけで筋肉がつきすぎてしまう?

プロテインを飲むだけで筋肉がつきすぎてしまうと誤解されている人もいますがそんなことはありません。成長期の子供は身長が伸びることが優先されるため筋肉がつきづらい時期でもあります。

「筋トレで身長が伸びなくなるほどの筋肉がついてしまう」といった噂もありますが、こちらも間違いです。ボディビルダーのような筋肉は計画的な筋トレがあってこそなので、飲むだけでは筋肉がつきすぎるということはないのです。

(プロテインを飲むだけの方はこちらの記事も参考にしてください)

プロテインは『飲むだけ』で効果多数!でも痩せる・太るは嘘?運動しない人必見!

子供の成長に必要なプロテイン(タンパク質)の摂取量

子供もプロテインを摂るとよいと説明してきましたが、具体的な摂取量はどれくらいなのでしょうか。下記の厚生労働省日本人の食事摂取基準2015を元に見ていきます。栄養不足に悩んでいる方は参考にしてください。

男性女性
推奨量(g/日)推奨量(g/日)
1~2(歳)20 20
3~5(歳)2525
6~7(歳)3530
8~9(歳)4040
10~11(歳)5050
12~14(歳)6055
15~17(歳)6555
18~29(歳)6050
30~49(歳)6050
50~69(歳)6050
70以上(歳)6050

小学生・中学生になってくるとタンパク質の摂取量は男性の場合「50~60g」女性の場合「50~55g」が必要になってきます。成人の摂取量は男性「60g」女性「50g」です。子供のタンパク質摂取量は成人と比較しても、同じかそれ以上を摂取する必要があることがわかります。

(タンパク質摂取量についてはこちらも参考にしてください)

「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書を取りまとめました |報道発表資料|厚生労働省

プロテインは子供にいつから飲ませる?

プロテインは医薬品ではないので特に推奨年齢はありません。スポーツをしている子供は栄養不足にならないためにもタンパク質は多く必要となってきます。なので、激しい運動をするタイミングで飲み始めるといいです。

また、牛乳や乳製品が飲める年齢になれば問題ありません。基本的には食事から摂ることが一番ですが、アレルギーや偏食などで栄養が偏る子供に対して飲ませている方もいます。

(運動しない人でもプロテインを飲む理由についてはこちらの記事も参考にしてください)

プロテインは『運動しない人』でも必要!太るは嘘?必須な理由〜飲み方を解説!

小学生・中学生の子供に『大人用』のプロテインはOK?

子供が大人たちが使っているプロテインを飲んでも問題はありません。しかしジュニアプロテインはタンパク質以外の成長を促す栄養素がバランスよく配合されています。そのため成長に必要な栄養を摂る目的であれば、小学生・中学生はジュニアプロテインがよいとされています。

また、炭水化物が入っているジュニアプロテインもあるのでマイルドな味としても評価されています。チョコ味やストロベリー味など子供も飲みやすい味がたくさんあるのでオススメです。

小学生・中学生の子供の頃からプロテインを飲ませてた親の体験談

次は実際に子供にプロテインを飲ませている方たちの体験談を紹介していきます。子供たちがどのように変化しているのか、どのような使い方をしているのかなどさまざまな疑問が解消されるのでぜひ参考にしてください。

外見に変化が現れた

こちらの方の子供はムチムチからガチガチへ変化しています。プロテインを飲み栄養のバランスが整うことによって健全に成長している様子が伺えます。普段の食事に加えてプロテインを飲むだけで変わるのでお手軽です。

年齢によって種類を選べる

こちらの方は中学生になるということでジュニアプロテインから別のプロテインに変えています。最近ではさまざまなプロテインがあるので、年齢に合ったプロテインを選べるのも魅力の一つです。

さまざまな味があるので飲んでくれる

こちらの方の子供はさまざまな味があるので飲みやすいマスカット味を飲んでいます。子供にも飲みやすい味が豊富なので飲まず嫌いな子供にも安心です。色々な味を試してみましょう。

練習後すぐに飲めるような環境作りも非常に大切です。子供や大人、男性女性関係なく運動後すぐに栄養補給することは大切になってきます。

栄養不足解消に

こちらの方は子供がガリガリで、栄養不足だと思いプロテインを飲ませています。中学生という成長期真っ只中な時期ですので栄養はしっかり摂りたいです。そのため足りない分の補給ということでプロテインを飲んでいます。

たくさん食べるのが苦手で、どうしても痩せ型になってしまう子供にもプロテインはうってつけです。

体力のない子供にもプロテイン

こちらの方は体力が少ない娘さんにプロテインを飲ませています。体力の少ない子供に飲ませるのも有効です。積極的に飲んでもらいましょう。

小学生・中学生の子供でもプロテインは役立つ!

小学生・中学生の子供にもプロテインを飲むことは大事だとわかりました。スポーツや筋トレに打ち込んでいる子供や、たくさん食べるのが苦手な子供に非常に役立ちます。筋肉がつきすぎたり、身長が伸びないという噂は迷信ですので積極的に活用していきましょう。