ツーブロックで失敗…。直す方法〜未然に防ぐオーダーのコツを解説!
【美容師監修】定番のメンズヘアスタイルとして人気の高いツーブロックですが、時にはカッパやパイナップルヘア、タラちゃんのように失敗してしまうこともあります。ツーブロックが失敗してしまう原因と対策、1000円カットでも出来るオーダーのコツや直す方法を紹介します。
目次
- ツーブロックで失敗…。どうにかなるの?
- ツーブロックで失敗する原因&画像例
- 髪が浮いてしまう【ツーブロック失敗】
- 髪の毛が広がる【ツーブロック失敗】
- トップとサイドが不自然【ツーブロック失敗】
- ツーブロックでの失敗を未然に防ぐオーダーのコツ
- 髪質を理解する【ツーブロックのオーダー】
- 骨格に見合うヘアスタイルにしてもらう【ツーブロックのオーダー】
- イメージを共有する【ツーブロックのオーダー】
- ツーブロックで失敗された際に直す方法
- トップにボリュームを出し、サイドを潰す【ツーブロックの直し方】
- パーマをかける【ツーブロックの直し方】
- 根本矯正【ツーブロックの直し方】
- ベリーショートにする【ツーブロックの直し方】
- ハードなワックスを使う【ツーブロックの直し方】
- 自分の髪質を理解してツーブロックの失敗を防ごう
ツーブロックで失敗…。どうにかなるの?
メンズの人気ヘアスタイルとして知られているツーブロック。男らしさと清潔感を兼ね備えているのが魅力ですが、いざ挑戦してみると「思っていたのと違う…」という結果になってしまうこともあります。
そもそもツーブロックとは、サイドや襟足など重くなりやすい部分をバリカンなどで刈り込んで、刈り込んで短くした上から長い部分の髪の毛を下すような髪型です。特に生え際付近の重たくなりやすい部分は、ツーブロックスタイルにする事で軽い雰囲気へと一変します。
ツーブロックスタイルはサイドや襟足の短さとトップの長さにギャップのある髪型です。うまくセットしなければ、そのままでは違和感がある状態になりやすいところがあります。
「ツーブロックで失敗…」という時にどうにかする方法はあります。髪質や刈り込み方などの原因ごとに、メンズツーブロックショートの1000円カットでも失敗しないオーダーの仕方や、失敗してしまった時のセットの工夫やパーマ、対策を紹介します。
(ツーブロックの髪型の悩みについては以下の記事も参考にしてみてください)
ツーブロックで失敗する原因&画像例
髪が浮いてしまう【ツーブロック失敗】
髪の毛が浮いてしまったメンズツーブロックショートの失敗例です。髪の毛が地面と平行に平べったくなり、カッパのようなヘアスタイルになってしまっています。
髪の毛が浮いてしまう原因は、ハチのはった骨格や直毛・剛毛な髪質、刈り上げたサイドに対しておろす毛が短いことです。
ツーブロックのヘアスタイルでは刈り上げたサイドに髪の毛を被せます。それが短かったり、髪の毛がかたかったりすると、根本の毛が逆立ってしまいます。その結果、頭から髪の毛が浮いてしまうことになります。
(ツーブロックの髪の長さについては以下の記事も参考にしてみてくださ
髪の毛が広がる【ツーブロック失敗】
こちらは髪の毛が広がったために爆発したようになってしまったメンズツーブロックショートの失敗例です。サイドや襟足がすっきりするはずのツーブロックにも関わらず、サイドに広がってしまい、パイナップルのような髪型になってしまっています。
髪の毛が広がってしまう原因は、剛毛な髪質や刈り込みのブロックの上げすぎです。
髪質がかたい男性や刈り込みを上げすぎると、髪の毛が立ちやすくなってしまいます。その上でトップが長めだったり伸びてくると、髪の毛がピンとはねて広がってしまいます。
トップとサイドが不自然【ツーブロック失敗】
こちらは短く刈り上げたサイドと重ためのトップが不自然なほどはっきり分かれてしまっています。まるで国民的アニメに登場するタラちゃんのようになってしまったメンズツーブロックショートの失敗例です。
トップが浮いてかぶさってしまう原因は、刈り上げすぎや美容師とのイメージの違いがあります。刈り込みのブロックの入れ方が真っ直ぐ、高い場所にあると、刈り上げ部分とそれ以外ではっきり分かれてしまい、このように被さった形になってしまいます。
ツーブロックの形がはっきり見えるのが良いか、ナチュラルなヘアスタイルが望ましいのか、好みや認識の違いも出てきます。美容師とイメージがずれていたことも原因のひとつでしょう。