目次
懸垂の平均回数ってどれくらい?
懸垂は背中の筋肉を鍛える代表的な筋トレメニューなので、一切筋トレに興味がない方でも知らないという方はいないでしょう。しかし、実際に懸垂をやってみると1回もできなかったりと思っているよりできなかったという方が少なくありません。運動をしている方で数回しかできなかった方は、ガッカリすると同時に平均回数が気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、年齢や男性・女性別の体重で変わる平均回数を解説して行きます。
(懸垂に役立つリアデルトフライのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)
リアデルトフライの効果&やり方!三角筋後部に効かせるコツ〜マシンなどの種類も紹介!
出典:Slope[スロープ]
年齢別の懸垂の平均回数
年齢 | 平均回数 |
---|---|
13歳 | 3回 |
14歳 | 5回 |
15歳 | 7回 |
18歳〜30歳 | 8回 |
男性の年齢別で平均回数を見てみると、成人男性の懸垂の平均回数は8回ほどということがわかります。15歳あたりまでは体格差が激しいので厳密な数値は出せませんが、一般的に13歳あたりから急激に筋肉の成長が始まり懸垂だけでなく様々な運動の記録が伸びて行きます。逆に、30歳を超えてくると日頃から運動をしていなければどんどん回数が落ちて行くでしょう。
懸垂を筋トレメニューに取り込もうと考えている方は、まずは8回を目指してトレーニングを継続してみてください。
まずは理解しやすい水準として年齢をもとに解説しましたが、懸垂は自分の体を持ち上げることから体重との関係性が深くなります。男性・女性別の懸垂の平均回数については、次の見出しで詳しく解説して行きます。
懸垂の体重別の平均回数【男性・女性別】
懸垂の平均重量は、男性・女性別の体重や筋トレのレベル(=経験値)によって分類することが可能です。レベルに関しては、男女共に下記の基準で定義しています。
・一般初心者:日頃から運動をしていない。
・筋トレ初心者:筋トレ歴1〜2ヶ月ほど。なんとなく背中に効いてるのがわかる。
・中級者:筋トレ歴半年ほど。正しいフォームでしっかり効かせたい部位に効かせられる。
・上級者:継続的に筋トレを2年以上続けている。重い重量でも正しいフォームが崩れない。
・アスリート:プロスポーツ選手や、本格的な筋トレ歴3年以上の熟練者。
それでは、男性・女性別に懸垂の平均重量を確認して行きましょう。
懸垂の体重別の平均回数【男性編】
体重 | 一般初心者 | 筋トレ初心者 | 中級者 | 上級者 | アスリート |
---|---|---|---|---|---|
50kg | 1回〜5回 | 5回 | 14回 | 26回 | 39回 |
65kg | 1回〜5回 | 5回 | 14回 | 25回 | 38回 |
60kg | 1回〜5回 | 6回 | 14回 | 25回 | 36回 |
65kg | 1回〜5回 | 6回 | 14回 | 24回 | 35回 |
70kg | 1回〜5回 | 6回 | 14回 | 24回 | 34回 |
75kg | 1回〜5回 | 6回 | 13回 | 23回 | 33回 |
80kg | 1回〜5回 | 6回 | 13回 | 23回 | 32回 |
85kg | 1回〜5回 | 6回 | 12回 | 21回 | 31回 |
90kg | 1回〜5回 | 5回 | 12回 | 21回 | 30回 |
95kg | 1回〜5回 | 5回 | 12回 | 20回 | 29回 |
100kg | 1回〜5回 | 5回 | 11回 | 19回 | 28回 |
男性の平均体重は60kgなので、一般男性の平均は5回〜8回ほどになることがわかります。しかし、懸垂を全くやったことがない場合は1回もできないという方が少なくありません。ただ、懸垂や背筋の筋トレを継続的に行えば、直ぐに筋トレ初心者の回数までは成長できるでしょう。
懸垂は正しいフォームを習得するだけで一気に回数が増えることもあります。したがって、現状の回数が少なくても焦らずに正しいフォームの習得に比重をおいてトレーニングをすることが成長の秘訣です。
(背中を効果的に鍛えることができるハーフデッドリフトについては以下の記事も参考にしてみてください)
ハーフデッドリフトのやり方!腰を痛めず背中に高負荷を与えるコツをプロが解説
出典:Slope[スロープ]
懸垂の体重別の平均回数【女性編】
体重 | 一般初心者 | 筋トレ初心者 | 中級者 | 上級者 | アスリート |
---|---|---|---|---|---|
40kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 14回 | 24回 |
45kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 14回 | 24回 |
50kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 14回 | 23回 |
55kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 13回 | 22回 |
60kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 13回 | 21回 |
65kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 12回 | 21回 |
70kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 6回 | 12回 | 20回 |
75kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 5回 | 11回 | 19回 |
80kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 5回 | 10回 | 18回 |
85kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 5回 | 10回 | 17回 |
90kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 4回 | 9回 | 16回 |
95kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 4回 | 9回 | 15回 |
100kg | 1回〜3回 | 1回〜3回 | 4回 | 9回 | 15回 |
女性の平均体重おおよそ50kgなので、女性の懸垂の平均回数は3回ほどになります。しかし、女性に関しては筋トレを数ヶ月やっていても1回もできない人も少なくありません。6回もできれば周りから一目置かれて筋トレ女子の称号が手に入るでしょう。
女性も同じく正しいフォームを習得すれば、一気に懸垂の回数が増えることがあります。女性は男性より比較的に肩甲骨周りの筋肉が柔軟ということもあり、短期間で成果が出るでしょう。男性と同様ですが、初めは回数をこなせないのは通常のことなので焦らずに正しいフォームの習得に比重を置いてトレーニングすることが重要です。
(懸垂の効果的な回数についてはこちらの記事を参考にしてください。)
懸垂の効果的な回数は?目的・レベル別に最適なセット&頻度を解説!
出典:Slope[スロープ]
懸垂の平均回数に関する豆知識
年齢や男性・女性別の平均回数について詳しく解説してきました。しかし、何十回も懸垂をこなしている人が多くいるジムに通っている場合、平均回数の低さが嘘に感じる方もいるのでは無いでしょうか?
そこで、平均回数の妥当性がわかるエピソードや豆知識を紹介して行きます。