目次
フォーム編【ブルースリーのトレーニングに関する言動】
「最善のフォームとは、無用に消費される動きと労力を最低限にし、パフォーマンスを手に入れるためのもっとも効率的な手段である」
リラクゼーション編【ブルースリーのトレーニングに関する言動】
「リラックスとは身体のコンディションであるが、それをコントロールするのは精神的なコンディションだ。肉体的な反復トレーニングと同じように、頭の中のイメージを意図的にコントロールする連連たる努力によってもたらされる」
「無益な筋肉のストレスは動きを邪魔するブレーキになってしまい、逆にスピードとパワーを失わせる」
「優秀な運動選手の真の価値は、全力を出さなくてはいけない場面において、いかに負荷なく動けるかどうかにある」
日常編【ブルースリーのトレーニングに関する言動】
「できる限り歩くようにしなさい。例をあげると、目的地から数区画離れた所に車を止めるように。エレベーターを使わないで、階段を登りなさい」
ブルースリーのトレーニング方法
ブルース・リーはスピード・柔軟性・パワーすべてにおいてハイレベルの武道家でした。そのトレーニング方法はただ鍛えていたのではありません。運動学やトレーニングの本を読みあさり、知識を吸収し実践したうえで余分なものは排除していきました。そうしてブルースリー独自のトレーニング理論が作り上げられたのです。
ブルースリーのトレーニングはパワーアップだけではなく、実践の武道に役立つことに重点を置いたウエイトトレーニング、柔軟性を強化するためのストレッチ、心肺機能を高めるための有酸素運動の3種をメインにしていました。トレーニングメニューは度々変更し筋肉のつき方に大変気を使っていたようです。
ウェイトトレーニングのやり方で特徴的なのは高重量ではなく軽重量で何百回と限界までトレーニングをくりかえすことです。ジムだけなく、居間や寝室、浴室、トイレットにもダンベルを置いて、どこにいてもトレーニングが出来るような生活をしていたことがうかがえます。
(ダンベルレッグカールのやり方については以下の記事も参考にしてみてください)
ダンベルレッグカールのやり方!自宅で効果UPするコツ〜重量設定など解説!
出典:Slope[スロープ]
ブルースリーが行っていた筋トレメニュー
ブルースリーが行っていた筋トレメニューとしては、基本的なウェイトトレーニングになりますが、第1には腹筋に重点を置いているというのが特徴でしょう。筋トレ中級者なら大抵の場合は最後に行うことの多い腹筋をはじめの方で入れます。そして前腕、広背筋をターゲットにした筋トレ、アイソメトリックも取り入れています。
ブルースリーは自分で作ったトレーニングメニューを頻繁に変更しながら、週3回のペースでトレーニングしていました。ブルースリーが実践していたメニューの中でも代表的な物を紹介します。ブルースリーのトレーニングの中にはすぐに実践できるものから上級者向けまであるので、行うときは自分にあったペースで行いましょう。
シットアップ
シットアップは腹直筋に刺激を与えるトレーニングメニューです。ブルースリーは角度をつけたベンチを使って実践していたようです。ブルースリーのやり方はシットアップにツイストを加えるシットアップツイストで、これは腹直筋以外に腹斜筋も鍛えられるトレーニングです。
ベンチを使わなくても床に横になって行うこともできるので初心者が自宅でも取り入れやすい筋トレメニューです。体育やクラブ活動などでも馴染みのあるトレーニングですね。
(シットアップのやり方を詳しく知りたい方はこちら)
クランチ&シットアップのやり方!腹筋への効果の違い&種類別のコツ!腰痛対策も
出典:Slope[スロープ]