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抜け毛の原因は?すぐ防止できる5つの対策〜危険なサインの見分け方も!

2020年09月05日

男性にも女性にも多い髪の悩みといえば抜け毛!抜け毛の原因や今すぐ実践できる対策をチェック!食事やシャンプーの正しいやり方もみていきましょう。また病気を原因とする抜け毛についても紹介。10代からできる抜け毛対策のセルフケアを特集します。

【監修】美容師 横井拓徹

Amoute(アムティ)恵比寿店に勤務。21歳で専門学校卒業と同時にスタイリストデビュー。美容業界最速。学内ウィッグコンテストでは優勝。24歳で店長に就任。インスタグラムでは100人以上の芸能人ものまねセットを投稿し、話題性を呼んでいる。Instagram(本垢) / Instagram(芸能人ものまねヘアセット垢)

メタボリック症候群の男性には、髪の毛が薄くなっている人が多く見受けられます。これは、脂質や糖分の摂りすぎは太るだけでなく、髪も抜け落ちやすくなるということです。つまり、食事の改善は、薄毛予防に最適なのです。

引用元:https://mainichigahakken.net/health/article/post-970.php

抜け毛の原因⑤ストレス

ストレスのない生活は現代日本ではほぼ不可能でしょう。しかしこのストレスも、過度になると抜け毛の原因になることも。

ストレスを感じると血液中に活性酸素が作られます。この活性酸素は肌や内臓、そして髪の老化を進行させる作用があるのです。前述のジヒドロテストステロンも、ストレスによる活性酸素で生成量が増加するという研究結果もあります。

AGAのメカニズムは、男性ホルモンであるT(テストステロン)が5a-リダクターゼという還元酵素によって活性型男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変化させられ、このDHTが毛髪を作る毛乳頭に作用することにより脱毛が引き起こされます。この様にAGAを引き起こしているのはDHTという男性ホルモンです。nnストレスを受けると、内分泌(ホルモン)系に異常をきたし、それが原因でAGAになることもあります。また、ストレスを受けると血管が萎縮し血行が悪くなり、毛髪に栄養がいきわたりにくくもなりますので毛髪にとってよい影響を与えません。

引用元:https://men.libraclinic.com/sp/aga/stress.html

抜け毛の原因⑥紫外線

出典:https://www.pinterest.jp/pin/12033123989108010/

夏に抜け毛が多くなるという方が多いのは、この紫外線が脱毛の原因になっているからです。頭は全身の中で一番紫外線を浴びる部位です。紫外線によって毛母細胞が傷つけば抜け毛や薄毛へと進行します。

また紫外線を浴び続けると、毛母細胞の製造元である毛包幹細胞が破壊されます。これは破壊されると再生ができない細胞なので、もう毛が生えることがありません。

紫外線を多く浴びていると毛母細胞や毛包幹細胞が損傷する恐れがあります。nn毛母細胞は髪の毛が成長する上で欠かせない細胞です。そのため紫外線によって毛母細胞が損傷した場合は髪の毛が十分に育つことができなくなり抜け毛や薄毛に繋がることが考えられます。

引用元:https://agatimes.com/care/article_002401

(抜け毛の原因が季節かどうかについては以下の記事も参考にしてみてください)

抜け毛には「自然」「異常」の種類がある?

自然な抜け毛とは?

自然な抜け毛とは、ヘアサイクルによって寿命を迎えた毛が抜け落ちるものを指します。自然脱毛の見分け方の特徴としては、ブラッシングやシャンプーをしたときに抜けるもの。髪に何らかの刺激を与えた時に抜けるのが自然な抜け毛といえます。本数にすると1日50本~100本程度です。抜け毛が増える夏や秋でも、多くて150本ほどと言われています。

見分け方の特徴としては、抜けた毛の毛根の方に丸いふくらみがあり、マッチ棒のようになっているものが自然な抜け毛です。抜けた毛が太く、ピンとしているのも自然脱毛した抜け毛の特徴です。

(毛根で抜け毛の危険度を判断する方法については以下の記事も参考にしてみてください)

異常な抜け毛とは?

異常な抜け毛というのは、自然なヘアサイクル以外で抜けてしまった髪を指します。異常脱毛を見分けるための特徴は、自然脱毛の毛の根元がマッチ棒様なのに対して、先細りのような形状になっていること。きちんと発育しきる前に抜けてしまった毛である証拠です。

また、ヘアスタイルにもよりますが、髪全体の長さから考えても短めの髪は異常脱毛の証。さらに、細い毛、柔らかい毛、黒が薄れて赤茶けている毛も異常な抜け毛の特徴です。

抜け毛が止まらない場合は病気がかくれていることも。AGAも脱毛性の病気といえますが、ほかにも自己免疫疾患、甲状腺の異常、皮膚炎、鉄欠乏性貧血でも抜け毛が起こります。ただこれらの病気の場合は、体に他の不調も出ます。抜け毛がひどいから病気!というわけはありません。特に抜け毛のイメージがある白血病やがんも、抜け毛は抗がん剤使用時の副作用です。

(抜け毛が病気かどうかの見分け方については以下の記事も参考にしてみてください)