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ランニングのモチベーション維持は簡単!波がでるNG例〜体験談まで紹介!

2020年11月08日

ランニング自体は嫌いではないけどモチベーションが続かない、マラソン大会に近々出場する予定で有酸素運動を続けられるか不安であるといったような経験をしたことはありませんか?そこで今回は、ランニングのモチベーション維持の秘訣について紹介していきます。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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ランニングのモチベーション維持ができない…

マラソン大会を控えているのにモチベーションが上がらない人や、ダイエットの為に運動しているけれど続けることが難しいと感じている人は多いのではないでしょうか。

ランニングへのモチベーションが上下してしまう理由は様々です。夏は暑くてジョギングすらする気になれない、冬は逆に寒くて気分が上がらない時や、モチベーションはあるのに雨が降ってしまって走ることが出来ない等、多岐にわたります。この記事では、モチベーションを維持する方法について解説していきます。

ランニングのモチベーション低下にありがちな理由

モチベーション低下は様々な理由があると考えられます。どのような要因があるのか一緒に見てみましょう。

仕事の疲労が蓄積している

平日は仕事をしていて、家に帰った後にランニングをする気持ちになれないケースは多いのではないでしょうか。そして休日は溜まった疲労を回復に充てたい為に運動を敬遠してしまい、続けることが出来なくなってしまいます。出社前にジョギングでも行って、目の覚めた状態で仕事をしたいと思っても、朝から満員電車に乗ることを考えると気分が上がらないですよね。

モチベーションが下がり、ついつい後回しにしてしまう

今日は絶対ランニングをしようと決意するものの、YouTubeを見てから始めようと思って最終的に走らなかった、そんなこともあるかもしれません。走りたくない理由を並べて後回しにすることで、モチベーションの低下にも繋がってしまいます。

明日頑張ればいいやと思って、次の日以降ランニングを辞めた人も多いでしょう。重い腰を上げるのは相当の労力がいるので、ウェアに着替えて走る行為を億劫に感じてしまうのは仕方ありません。

飲みの予定や週末に遊ぶ予定が入ってしまって継続出来ない

例えば毎週水曜日と土曜日にジョギングから始めて、三ヶ月後のマラソン大会で走り切る予定を立てたとしましょう。ジョギングからランニングに強度を上げて取り組んでいたところに、飲み会やゴルフに誘われることが増え、ルーティーンが崩れてしまうこともあります。

立てていたプランが上手くいかないと、どうしても落ち込んでしまって走る気力にすらなりませんよね。

天候に左右される

快晴の日はとても気持ちよくランニングをすることが出来ますが、残念ながら毎日が晴れになるわけではありません。6月だと梅雨であったり、夏から初秋にかけては台風が発生して、ランニングを続けることが難しくなってしまいます。一週間雨が降ってしまうと、モチベーションを保つのは至難の業になりますね。

ランニングのモチベーションを波なく維持するコツ

ここまでランキングのモチベーションが低下してしまう理由を上げてきましたが、維持するコツが実はあるのです。コツさえ掴めてしまえば、ランニングをすることが楽しみに変わっていきますので紹介していきます。上下するモチベーションを上手くコントロールしていきましょう。

長期的な目標を定める

哲学者アリストテレスも言っているように、我々は目標を定めて行動する生き物です。目標が無いとモチベーションを維持することは困難です。目標は人それぞれで構いません。マラソン大会に出場する、〇kg痩せる、このような目標がやる気を奮い立たせます。

ただし実現可能な目標にしましょう。無謀な目標は却ってモチベーションの低下を引き起こしてしまいますので要注意です。

短期的な目標を定める

長期的な目標が立てられたら、次は短期的に考えていきましょう。目標を達成する為に最低週2回走る、毎週週末のどちらかで最低〇km走るといった小さな目標を立てることで、運動への意欲が高まります。

ここで重要なのは、短期的に立てた目標数値を必ず達成する必要はないということです。多少上下してしまっても全く問題ありません。あくまで続けることに焦点を置いているので、無理をしない程度で楽しくランニングをしましょう。

モチベーションに左右されずに習慣化する

習慣化するのはとても大切なことです。仮に初日に20km以上走れたとしても、それ以降継続しなければ、再びランニングしようと思うことは難しくなるかもしれません。ダイエットと同じ原理ですね。一日に長い距離を走るよりも、毎日数キロランニングする方が確実にモチベーションの低下を防ぎます。

日常生活の中で当たり前に行っている習慣にランニングも組み込んで、運動しないと落ち着かないと思えるようになったら、その時は習慣化出来ている証拠です。

ランキングウェアをオシャレに着こなす

モチベーションがないと、ランニングする前はどうしても憂鬱です。そんな時こそ自分のお気に入りのウェアを着てテンションを上げていきましょう。ランニングシューズからシャツまで全身同じブランドにしたり、自分自身が走り始める前から楽しめるような工夫をしてみましょう。

最低でもランニングウェアは2着あると好ましいです。オシャレに着こなすことに自信の無い人は上下セットを購入してみると良いでしょう。勿論上下セットアップではなく、単品で購入も可能です。マラソン大会に出場する人は、使用するシューズをよく吟味してから購入しないと、怪我に繋がるので要注意です。

ランニングをコースを複数作る

自分のお気に入りのコースを複数作りましょう。同じコースを毎回走るのは少々飽きてしまうからです。複数作ることで、その日の気分で好きなコースを走ることが出来る、それもモチベーションを維持するコツの一つです。

オススメは走行距離の違うコースを二つ以上作ることです。理由としては、頑張れそうな日に少し長めの距離を走り、逆に気分が上がらない日は短い距離を走る、といったように使い分けをすることが出来るからです。

走った距離を記録する

IT技術の革新により、走行距離が自動的に記録できる時代になりました。ランニングは自己満足感を得にくい有酸素運動かもしれませんが、走行距離やタイムを記録することでモチベーションアップに繋げていきましょう。一日あたりの走行距離のグラフは上下に変動するかもしれませんが、着実にタイムが伸びていくのが目に見えて分かるようになります。

ランキングしながら別の楽しさを見つける

ただひたすら走るだけでも勿論良いのですが、折角なので楽しくランニングが出来たら更に幸福度が増します。自分だけのオリジナル音楽プレイリストを作成し、それを聴きながらランニングをすると、気分が乗らない時でもあとひと踏ん張り頑張ろうと思うことが出来ます。

その他に、一日の歩数をスタンプに変え、スタンプが貯まるとコカ・コーラ一本と交換できるチケットを貰えるといったユニークなサービスを提供しているアプリもあるのでオススメです。

休息をしっかり取る

毎日ランニングやジョギングをし続ける必要はありません。肉体的な負担になってしまい、やる気がそがれてしまう危険性があります。休息日を適宜設けて、体を休ませましょう。気分が上がらない場合も、無理せずリフレッシュをして下さい。

ランニングのモチベーションに関する体験談

運動する気持ちになれない、気分が上がらない人へコツを説明してきました。次は、モチベーション維持を実際にどのように行っている人がいるのか紹介します。

体重を記録する



体重計を使用して、体重の上下を把握するのはモチベーション維持にとても良いことです。体重計によってはBluetoothでスマホアプリと連動する商品もあるので、管理が容易になっています。ランニング後に毎回計測して、自分の体重が減っていたら運動することが楽しくなりますね。

理想像を目指して努力し続ける



以前は着ることが出来た服をもう一度着たいと思って、自分を奮い立たせることは長期的な目標に当てはまります。自分がなりたい理想像に向けて努力を行うと決意したならば、生半可な気持ちで挫折することは無いでしょう。

ランニングコースの新規開拓



先程紹介したランニングコースを複数持つことで、楽しさが倍増します。今までに走ったことのないコースを新規開拓するのもとても楽しいので、是非やってみて下さい。ランニングコースを更に増やしたい方や、いつものコースだと気分が上がらない人にオススメです。

SNSで自分の努力を投稿する



ランニングはどうしても個人だけの運動になってしまいますが、SNSや友人の人から高評価を得ることが出来れば、自分の努力は間違っていないと確信することが出来ますね。それと同時に、更に頑張ろうというモチベーションも高まります。反対に低評価を受けたとしても、反骨心で目標に向かって努力することも出来ます。

クラブに参加する



一人だとどうしても途中で走ることを諦めてしまうけれども、クラブや同好会等に参加すれば、周囲が協力し合って完走することが出来ます。またランニングは楽しくないと思っている人でも、クラブに入ることで団体意識が生まれ、楽しさを見出すことが出来るかもしれません。

例えば、クラブのメンバーの有志でマラソン大会に参加する目標を立てるのも良いでしょう。お互いがマラソンに向けて切磋琢磨することで、運動意欲が高まります。

誰かの為に走る



ランニングを始めるきっかけは自分自身の目的だけではありません。誰かの為に走るということも立派なモチベーション維持に繋がります。人一倍頑張れる気持ちになれますね。

ランニングのモチベーションに関する解説動画

ここではモチベーションをどのように保っていくのか、他者からの意見を紹介します。参考になる箇所がありましたら、是非取り組んでみて下さい。

自分自身の成長に気づく

ランニングを久し振りに行うと息が切れて動機も早くなり、憔悴してしまいます。それでも目標に向かって諦めずに続けると、自分自身の体の変化に驚きます。始めは気分が上がらない人でも、楽しくて仕方なくなるでしょう。いきなり走るのが大変な方は、まずはジョギングからゆっくり始めていきましょう。

また動画で説明していますが、ランニングを続けることで眠気を感じなくなったり、肌の調子も良くなるといったように、体にポジティブな効果を生み出すことが出来ます。個人差はありますが、適度な運動は健康に良いことが分かりますね。

スタイル維持が出来る

美味しいご飯があるとついつい食べ過ぎてしまい太ってしまいますが、適切な運動を行っていればスタイルを維持することが出来ます。ランニングで脂肪を燃焼し、健康的な身体を常に維持していきましょう。ジョギングでも脂肪を燃焼することは可能ですが、ランニングの方が効率的です。

効率的な運動を心掛ける

自分自身のルーティーンを確立させることで、その日の感情に左右されずにランニングを継続することが出来ます。ウォーミングアップとしてジョギングを行い、ランニングした後に最後にスプリントをする等、自分に合った楽しい方法を探すことが大切です。

ランニングと同時に筋トレも行うと、効率的に痩せるようになるでしょう。尚、余談にはなりますがランニングをする時は、上下動を意識して走るとエネルギーを無駄に消費する必要がないので、参考にして下さい。

ランニングのモチベーションは早めに波を無くそう

今回はモチベーションを維持するコツを紹介してきました。早めに波を無くすことでランニングを続けることが容易になり、そこから好循環が生まれていきます。ランニングは健康にも良いので、無理をせず楽しくやっていきましょう。楽しく思えてきたら、是非マラソン大会を申し込んでチャレンジしてみて下さい。